以前「AWS認定資格 2024年変更点を紹介」という記事を書きましたが、あれから1年半ほどで、AWS認定資格の世界はさらに大きく動きました。
結論から言うと、2025年後半〜2026年の変化は一言で表せます。
「Specialty(専門知識)資格の実質的な解体」と「生成AI資格へのシフト」です。
2024年3月〜10月の変化点(DEA新設、AIF・MLAベータ追加など)を“AI/ML資格ラインナップの土台づくり”だったとすると、2025〜2026年はその土台の上に本格的な建物が建ったフェーズと言えそうです。しかもその裏で、Data Analytics・Database・SAP on AWSに続き、Machine LearningとAdvanced Networkingという伝統的なSpecialty資格までもが姿を消しつつあります。
本記事では、公式情報をベースに変更点を整理しつつ、AWS資格を10種類以上取得してきた筆者自身の実感や、実際に生成AI案件にアサインされた経験も交えて解説します。年表的な事実を並べるだけでなく、「なぜAWSはこう動いたのか」「エンジニアとしてどう向き合うべきか」まで踏み込んで書いています。
変更点の全体像(早見表)
まずは2025年後半〜2026年の主要な変更点を時系列でざっとまとめます。
| 時期 | 変更内容 |
|---|---|
| 2025年9月30日 | SysOps Administrator – Associate → CloudOps Engineer – Associate(SOA-C03) に名称変更・試験更新 |
| 2025年11月18日 | Generative AI Developer – Professional(AIP-C01) ベータ試験の登録開始 |
| 2025年12月2日 | Security – Specialty が SCS-C02 → SCS-C03 にアップデート(生成AIセキュリティ強化) |
| 2025年12月〜2026年1月 | Data Engineer – Associate(DEA-C01)の試験ガイドがv1.1に改訂(LLM・ベクトルDB関連を追加) |
| 2026年3月31日 | Machine Learning – Specialty(MLS-C01)廃止(最終受験日) |
| 2026年4月1日 | AIP-C01が正式版(GA)へ移行 |
| 2026年4月30日 | AI Practitioner(AIF-C01)がv1.1に改訂(エージェンティックAI関連を追加) |
| 2026年6月23日 | 新しい再認定制度「Maintain」が発表(試験なしで資格を1年延長) |
| 2026年8月25日 | Advanced Networking – Specialty(ANS-C01)廃止予定(後継試験なし) |
| 2026年9月〜 | Machine Learning Engineer – Associate(MLA-C01)のMLA-C02への刷新が開始(ベータ登録) |
この一覧を見るだけでも、「Specialtyの廃止ラッシュ」と「AI関連資格・改訂の集中砲火」という2つの大きな流れが見えてきます。以下、それぞれ詳しく見ていきます。
廃止された資格:Specialty資格がついに1つだけに

AWS Certified Machine Learning – Specialty(MLS-C01)廃止
2026年3月31日を最終受験日として、Machine Learning – Specialtyが廃止されました。AWSの公式ブログでは、廃止の理由として「AI Practitioner」「Machine Learning Engineer – Associate」「Data Engineer – Associate」「Generative AI Developer – Professional」という拡張されたAI/ML資格ポートフォリオへの統合が挙げられています。
すでに取得している方の資格は有効期限まで問題なく有効です。
参考:AWS Certified Machine Learning – Specialty
筆者も機械学習の予備知識がほぼゼロの状態からMLS-C01に挑戦し、合格した経験があります。学習過程の詳細は「機械学習素人が合格 MLS-C01 AWS Machine Learning Specialty勉強方法」にまとめていますが、廃止が決まった今となっては「あの内容を今から一から勉強する人はもういない」という、少し寂しい記録になってしまいました。
AWS Certified Advanced Networking – Specialty(ANS-C01)廃止予定
2026年8月25日を最終受験日として、Advanced Networking – Specialtyの廃止が発表されました。しかも今回は後継試験のアナウンスなしという点が、これまでのSpecialty廃止(DAS→DEA、MLS→MLA/AIPのような明確な移行先)と大きく異なります。
【筆者の視点】自分の記事とニアミスした廃止発表
実はこのANS-C01、筆者も2026年6月30日に「ANS-C01合格後の専門人材としての市場価値」という記事を公開したばかりでした。廃止の公式発表がその1週間前(2026年6月23日前後)だったので、記事を書いている時点ではまだ現役資格として紹介していたのですが、蓋を開けてみればまさかの廃止発表とニアミス……という苦い経験をしました。
AWS資格の情報は本当に賞味期限が短いです。「半年前の記事だから」と油断せず、必ず公式ページの最新状態を確認してから受験計画を立てることを強くおすすめします。
海外の技術者コミュニティでは、「2024年4月〜2026年8月の約28ヶ月間で、Database・Data Analytics・SAP on AWS・Machine Learning・Advanced Networkingという5つのSpecialty資格が姿を消し、Specialty階層が事実上解体された」という指摘もあります(jrodrigues.substack.com)。2026年8月25日以降、Specialtyとして残るのはSecurity – Specialty(SCS-C03)ただ1つになります。
これは筆者も同感で、AWSは「Foundational・Associate・Professionalの3階層を厚くし、ニッチな専門領域は役割ベース資格やSkill Builderの学習コンテンツに寄せる」という方針にシフトしているように見えます。ネットワーク専門人材の証明手段としてANS-C01を評価してきた採用担当者にとっては、地味に痛手のある変更でしょう。
名称変更:SysOps Administrator → CloudOps Engineer(SOA-C03)
2025年9月30日から、AWS Certified SysOps Administrator – AssociateがAWS Certified CloudOps Engineer – Associate(SOA-C03)という名称に変わりました。名称変更だけでなく、以下のような試験範囲のアップデートも伴っています。
- コンテナ関連サービスが新たに出題範囲に追加
- マルチアカウント・マルチリージョン構成の比重が増加
- 自動化・IaC(Infrastructure as Code)関連の出題が強化
試験形式は65問・130分・150 USD(Associateレベル共通)で変わりません。名称変更は「クラウド運用(CloudOps)」という業界の呼称トレンドに合わせたもので、SOA-C02で合格した方の資格が無効になるわけではなく、資格名自体は取得時点のまま維持されます。
参考:Register now: Exam update and new name for cloud operations certification
筆者自身もSOA-C02からSOA-C03への切り替わりのタイミングでC03を受験し、952点で一発合格できました。C02とC03の詳細な違いは「AWS SysOps試験が大幅リニューアル!SOA-C02からC03への変更点を徹底解説」に、実際の勉強方法は「AWS Certified CloudOps Engineer – Associate(SOA-C03)合格記:952点で一発合格した勉強方法と学習戦略」にまとめているので、これから受験する方はあわせてご覧ください。ラボ試験が完全廃止された一方でコンテナ関連の出題が増えており、SOA-C02時代の対策だけでは足りない点に注意が必要です。
新設:AWS Certified Generative AI Developer – Professional(AIP-C01)
2025〜2026年の変更点の中で、最も注目すべきはこのAIP-C01の新設です。AI Practitioner(基礎)、Machine Learning Engineer – Associate(中級)に続く、Professionalレベルの生成AI資格として位置づけられています。
試験概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験コード | AIP-C01 |
| レベル | Professional |
| 問題数 | 75問(採点対象65問+非採点10問) |
| 試験時間 | 180分 |
| 合格スコア | 750/1000 |
| 受験料 | 300 USD(40,000円) |
| ベータ試験登録開始 | 2025年11月18日 |
| 正式版(GA)移行 | 2026年4月1日 |
| 受験形式 | Pearson VUEテストセンター/オンライン受験 |
出題ドメイン

- Foundation Model Integration, Data Management, and Compliance(31%)
- Implementation and Integration(26%)
- AI Safety, Security, and Governance(20%)
- Operational Efficiency and Optimization(12%)
- Testing, Validation, and Troubleshooting(11%)
Amazon Bedrockを中心に、RAG(検索拡張生成)アーキテクチャ、ベクトルデータベース、Bedrock AgentCoreを使ったエージェント実装、ガードレールによる安全性確保など、「PoCで終わらせず本番運用に持っていく」実践力を問う内容になっています。APIの叩き方だけでなく、コスト最適化・監視・トラブルシューティングまでカバーしている点が特徴です。
【筆者の視点】この資格に救われた実体験
筆者は2026年前半にAIP-C01を取得したのですが、これが実際のキャリアに直結しました。詳しくは「AIP-C01合格後のキャリア:生成AI開発の最前線に立つ」に書いた通り、上司に生成AI活用プロジェクトの提案概要を聞かされた際、AIP-C01の学習で身につけた用語や考え方を踏まえて議論できたことが、7月から始まる生成AIシステム開発プロジェクトへの参画の後押しになりました。
新設資格ゆえに保有者がまだ少なく、「取得した」という事実そのものよりも、「学習過程で得た会話の土台」が実務での信頼につながった、というのが正直な感想です。資格を取ることよりも、そこで得た知識を使って会話に参加できることの方が大事なのだと痛感しました。
参考:AWS Certified Generative AI Developer – Professional
具体的な学習ステップは「AIP-C01(AWS Generative AI Developer Professional)の勉強方法を合格者が解説」で詳しく解説しているので、これから受験を検討している方はあわせてご覧ください。
既存試験の大型アップデート
新設・廃止ほど目立ちませんが、既存試験の中身が大きく書き換わったケースも複数あります。ここを見落とすと「past tenseの情報で対策してしまう」事故につながるので要注意です。
Security – Specialty:SCS-C02 → SCS-C03(2025年12月2日〜)
唯一生き残ったSpecialty資格であるSecurity – Specialtyも、無傷ではありませんでした。ドメイン構成が5→6に再編され、生成AI・LLMのセキュリティが正式に出題範囲へ加わっています。
| ドメイン | SCS-C02 | SCS-C03 |
|---|---|---|
| 検知(Detection) | 脅威検出とインシデント対応:14% | Detection:16% |
| インシデント対応 | セキュリティロギングとモニタリング:18% | Incident Response:14% |
| インフラセキュリティ | 20% | 18% |
| IDとアクセス管理(IAM) | 16% | 20%(+4pt) |
| データ保護 | 18% | 18% |
| セキュリティ基盤・ガバナンス | 管理とセキュリティガバナンス:14% | Security Foundations and Governance:14% |
主な追加トピックは以下の通りです。

- 生成AIアプリケーションのガードレール実装(GenAI OWASP Top 10 for LLM Applications への対応)
- OCSF(Open Cybersecurity Schema Framework)形式でのログ統合
- Resource Control Policies(RCP):SCPが「プリンシパルの権限」を制限するのに対し、RCPは「リソース側の最大権限」を制限する新しいAWS Organizationsの仕組み
- 宣言的ポリシー(Declarative Policies)による組織全体への自動適用
筆者はこのアップデート内容についてすでに別記事「AWS Security Specialty試験がリニューアル!SCS-C02からC03への変更点を徹底解説」で詳しく解説しているので、SCS受験予定の方はあわせてご覧ください。
【筆者の視点】セキュリティは「間違えられない」領域だからこそ資格の価値が上がる
筆者は設計・アーキテクチャの中でもセキュリティを最も重視しています。理由は単純で、セキュリティの設計ミスは後から手戻りするコストが桁違いに大きいからです。今回のSCS-C03改訂で生成AIセキュリティが正式に組み込まれたのは、「Bedrockを使ったシステムでもプロンプトインジェクションやデータ漏洩のリスクを設計段階で潰せる人材」への需要を、AWS自身も肌で感じているのでしょう。セキュリティ専門人材の希少性は今後さらに上がるはずです。
AI Practitioner(AIF-C01)v1.1改訂(2026年4月30日)
基礎レベルの入門資格であるAIF-C01も、2026年3月26日にガイドがバージョン1.0として整理され、続く4月30日のv1.1で以下のトピックが追加されました。
- エージェンティックAI(Agentic AI)
- Amazon Bedrock AgentCore
- Kiro、Strands Agents
- Amazon Q
- トークンベースの課金モデル
ドメイン構成・配点自体(Fundamentals of AI and ML 20%、Fundamentals of GenAI 24%、Applications of Foundation Models 28%、Guidelines for Responsible AI 14%、Security, Compliance, and Governance for AI Solutions 14%)は変わっていませんが、「入門資格」であるAIFにまでエージェント関連の用語が入ってきたのは象徴的です。2026年が「エージェンティックAI元年」と呼ばれるのも納得できます。
Data Engineer – Associate(DEA-C01)v1.1改訂(2025年12月公開・2026年1月適用)
2024年3月に新設されたDEA-C01も、2025年12月12日公開のv1.1で以下が追加されました。
- LLMをデータ処理に統合するスキル
- Apache Icebergなどのオープンテーブルフォーマットの管理
- HNSW・IVFといったベクトルインデックスの理解
- Amazon SageMaker Catalog・SageMaker Unified Studioを使ったデータガバナンス
【筆者の視点】データエンジニアリングの需要は「生成AIの下支え」としてさらに伸びる
筆者は以前から「データ活用はベンダー各社共通の悩みであり、データエンジニアリング領域は社内でも急速にキャリアアップしやすい」と考えていますが(DEA-C01合格後のキャリア:データエンジニア転向の現実にも書いた通りです)、今回のv1.1改訂はその見立てを裏付けるものだと感じています。
生成AIやRAGを本番導入しようとすると、結局ボトルネックになるのは「モデルではなくデータの整備」であるケースがほとんどです。ベクトルDBやLLM統合がDEA-C01の出題範囲に入ったのは、AWSが「データエンジニアはAI基盤を支える職種である」と明確に位置づけ直したことの表れでしょう。
Machine Learning Engineer – Associate:MLA-C01 → MLA-C02(2026年9月〜)
MLA-C01も刷新が予告されています。
- 2026年9月1日:MLA-C02のベータ登録開始(英語版)
- 2026年9月28日:MLA-C01(英語版)の最終受験日
- 2026年9月29日:MLA-C02ベータ試験開始
- 日本語・韓国語・簡体字中国語版のMLA-C01はベータ期間中も継続提供
- MLA-C02の正式版(全言語)は2027年初頭を予定
ドメイン構成自体は変わりませんが、生成AIの実装、エージェンティックAIのオーケストレーション、基盤モデル/LLMの選定・カスタマイズ・運用、Amazon Bedrockの拡張カバレッジなど、「従来型MLエンジニア」から「GenAI時代のMLエンジニア」への役割拡張が反映される見込みです。
これでDEA・MLA・AIF・AIPのすべてに生成AI関連の要素が入ったことになり、データエンジニア・MLエンジニア・生成AI開発者という3つの職種の境界が、AWS資格の上でもどんどん曖昧になっていることが分かります。
地味だけど見逃せない変更点
出題形式の多様化:ただの4択ではなくなった
2024年から段階的に導入されてきた「順序付け(Ordering)」「マッチング(Matching)」という新しい出題形式が、2025〜2026年にかけてSCS-C03・AIF-C01・ANS-C01・AIP-C01など主要試験に定着しました。
- Ordering:3〜5個の選択肢を正しい順序に並べる
- Matching:3〜7個のプロンプトに対して選択肢を正しく対応付ける
どちらも「部分点なし・全問正解でようやく得点」という厳しい採点方式です。単語や選択肢を丸暗記する勉強法では太刀打ちできなくなってきており、「手順の意味」「なぜその順番になるのか」を理解しているかが問われるようになっています。個人的には、これは良い方向性の変化だと感じています。小手先の暗記対策で合格してしまう資格は、結局現場で役に立たないからです。
また、65問中50問が採点対象、15問が非採点(将来の出題候補の検証用)という構成もほぼ標準化されました。どの問題が非採点かは分からないため、全問を真剣に解く以外の攻略法はありません。
受験料は据え置き:値上げラッシュは一段落
2024年4月に円安を理由とした大幅値上げ(Foundational 11,000円→15,000円、Specialty 30,000円→40,000円など)がありましたが、2026年7月時点でも料金は据え置きのままです。
| レベル | USD | 日本円(現在) |
|---|---|---|
| Foundational(基礎) | $100 | 15,000円 |
| Associate(中級) | $150 | 20,000円 |
| Professional(上級) | $300 | 40,000円 |
| Specialty(専門) | $300 | 40,000円 |
AWSは為替レートに応じて少なくとも年1回(5月頃)料金を見直すとしていますが、2024年4月の値上げ以降、円ベースの価格は2年以上変動していません。値上げの波はいったん落ち着いたと見てよさそうです。ただし為替変動によっては最短30日前の通知で改定される可能性があるため、複数資格をまとめて受ける予定がある方は、公式の試験料金ページを都度確認することをおすすめします。
新しい再認定制度「Maintain」:試験なしで1年延長(2026年6月23日発表)

2025〜2026年の変更の中で、実務的に一番ありがたいと感じているのがこれです。
AWSは2026年6月23日、試験を受け直さなくてもAWS Skill Builder上の学習とハンズオンラボの完了だけで資格の有効期限を1年延長できる「Maintain」パス(オープンベータ)を発表しました。
- Associateレベル:500ポイント(実践的なハンズオンラボを最低1つ含む)
- Professionalレベル:700ポイント(実践的なハンズオンラボを最低2つ含む)
- 資格の有効期限まで90日以内であること、Skill Builderのアクティブなサブスクリプションを持っていることが条件
- 上位資格をMaintainすると、有効な下位資格の有効期限も連動して延長される(例:Solutions Architect – ProfessionalをMaintainすると、有効なSolutions Architect – Associateの期限も揃って延長)
従来の再認定は「同じ試験(または上位試験)に合格し直して3年延長する」一択でしたが、Maintainは「オンラインの学習+ラボで1年延長する」という、負荷の軽い選択肢を追加した形です。
参考:A new way to keep your AWS Certification current
2026年7月時点でのAWS認定資格一覧(12種類)
ANS-C01が廃止される2026年8月25日までは、以下の12資格が現役です。
| レベル | 試験コード | 資格名 |
|---|---|---|
| 基礎 | CLF-C02 | Cloud Practitioner |
| 基礎 | AIF-C01 | AI Practitioner |
| アソシエイト | SAA-C03 | Solutions Architect – Associate |
| アソシエイト | DVA-C02 | Developer – Associate |
| アソシエイト | SOA-C03 | CloudOps Engineer – Associate |
| アソシエイト | DEA-C01 | Data Engineer – Associate |
| アソシエイト | MLA-C01 | Machine Learning Engineer – Associate |
| プロフェッショナル | SAP-C02 | Solutions Architect – Professional |
| プロフェッショナル | DOP-C02 | DevOps Engineer – Professional |
| プロフェッショナル | AIP-C01 | Generative AI Developer – Professional |
| 専門知識 | SCS-C03 | Security – Specialty |
| 専門知識 | ANS-C01 | Advanced Networking – Specialty(2026年8月25日廃止予定) |
2026年8月26日以降は11資格体制となり、SpecialtyはSCS-C03のみになります。基礎2・アソシエイト5・プロフェッショナル3・専門知識1という、かなりいびつな階層バランスになる点は覚えておいて損はありません。
まとめ:この2年でAWS認定資格が伝えたかったこと
- Machine Learning – Specialty(2026年3月31日)、Advanced Networking – Specialty(2026年8月25日)が廃止され、Specialtyは実質Security – Specialtyのみに
- SysOps Administrator – AssociateがCloudOps Engineer – Associate(SOA-C03)に名称変更(2025年9月30日〜)
- 新資格 Generative AI Developer – Professional(AIP-C01)が新設(2025年11月ベータ→2026年4月GA)
- Security – Specialty がSCS-C02からSCS-C03に刷新され、生成AIセキュリティが正式スコープ入り(2025年12月2日〜)
- AI Practitioner(v1.1)、Data Engineer – Associate(v1.1)にもエージェンティックAI・LLM関連スキルが追加
- Machine Learning Engineer – AssociateはMLA-C02へ刷新予告(2026年9月ベータ開始)
- 出題形式に「順序付け」「マッチング」が定着し、丸暗記では通用しにくくなった
- 受験料(日本円)は2024年4月の値上げ以降2年以上据え置き
- 試験なしで資格を1年延長できる新制度「Maintain」がオープンベータで開始(2026年6月23日)
2024年の変更点が「AI/ML資格のラインナップを整える」フェーズだったとすれば、2025〜2026年は「Specialtyという専門特化の枠組みを縮小してでも、AI関連の資格に人材を誘導する」というAWSの明確な意思表示だったと筆者は捉えています。
ネットワークやデータベースのような伝統的専門領域を突き詰めたい人にとっては少し寂しい流れですが、裏を返せば「今、生成AI領域の資格を取ることの先行者優位が大きい」ということでもあります。実際に筆者自身、AIP-C01の学習経験がそのまま実案件へのアサインにつながりました。資格そのものよりも、資格を取る過程で身につく「会話に参加できるだけの土台」に価値がある、というのが今回一番伝えたかったことです。
最新情報は必ず以下の公式ページで確認してください。
https://aws.amazon.com/jp/certification/coming-soon
なお、当ブログでは資格ごとの勉強方法・合格体験記も随時更新しています。全体像を確認したい方は「AWS認定資格一覧」もあわせてご覧ください。
以上です。
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システムエンジニア
AWSを中心としたクラウド案件に携わっています。
IoTシステムのバックエンド開発、Datadogを用いた監視開発など経験があります。
IT資格マニアでいろいろ取得しています。
AWS認定:SCS, ANS, AIP, SAP, DOP, SAA, DVA, SOA, CLF
Azure認定:AZ-104, AZ-300
ITIL Foundation
Oracle Master Bronze (DBA)
Oracle Master Silver (SQL)
Oracle Java Silver SE
■略歴
理系の大学院を卒業
IT企業に就職
AWSのシステム導入のプロジェクトを担当
