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「営業なのにAWSの資格を取れと言われた」「企画職の自分がクラウドプラクティショナーを取って、何か変わるのだろうか」。上司や人事から取得を勧められたものの、技術職向けの資格を自分が取る意味がどうにも腑に落ちない、という方は多いと思います。検索すると「AWS資格は意味ない」という記事も出てきて、なおさら迷ってしまいます。
一方で、お客様との打ち合わせでSEが話しているAWSの用語がわからず、その場で相づちを打つだけになってしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。資格を取れば、あの場でもう少し話に入れるようになるのか。それとも、資格は資格で終わってしまうのか。この記事はその疑問に答えるために書きました。
筆者は大手IT企業でSE・設計者を経て、現在はAWS案件のプロジェクトマネージャー(PM)をしています。営業と一緒にお客様への提案に同行する立場でもあり、社内の営業職が資格を取って変わった場面も、資格だけでは足りなかった場面も、どちらも見てきました。
この記事でわかること
- 営業・企画・PM補佐などの非技術職にとって、AWS資格が実際に効いた場面
- 資格を取っても変わらなかったこと、資格だけでは足りないこと
- 非技術職が取るなら、CLF→AIF または SAA という順番をすすめる理由
- 会社に取得を求められたときの、現実的な向き合い方
なお「AWS資格は意味ない」という一般論への反論や、SE職としてのキャリアの話は、以下の記事で書いています。この記事は営業・企画などの非技術職に絞って書きます。
▶ 【意味ないは誤解?】AWS資格でキャリアが変わった筆者のリアルな話
営業職・企画職にとってAWS資格の意味はどこにあるのか
最初に、非技術職にとってのAWS資格の位置づけを整理しておきます。技術職の場合、資格は「設計や構築ができる」ことの証明として見られます。非技術職の場合はそこが違い、証明する相手も内容も変わってきます。
提案の場では、AWSの用語が「共通言語」になっている
営業職にとってのAWS資格の価値は、まず「話が通じるようになること」にあります。
クラウドの提案やソリューション営業の現場では、お客様側の情報システム部門も、こちら側のSEも、AWSの用語を前提に会話をしています。EC2、S3、リージョン、可用性、従量課金、責任共有モデル。こうした言葉が説明なしに飛び交う場で、営業だけが用語を知らないと、会話の輪の外側に立つことになってしまいます。
筆者の勤務先では、営業職に対してもCLF(クラウドプラクティショナー)やSAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)の取得が推奨されていて、実際に多くの営業担当がCLFを取得しています。ソリューション提案の場ではAWSの専門用語が飛び交うため、基礎を押さえているかどうかで、お客様との信頼関係や提案の進み方が変わってきます。筆者が営業と提案に同行するときも、営業がAWSの基礎を知っていると、打ち合わせ後の作戦会議が「まず用語の説明から」という段階を飛ばして進みます。
CLFで学ぶのは「クラウドの考え方」であり、営業活動の下敷きになる
CLFは技術の資格というより、クラウドの考え方を学ぶ資格です。だからこそ、営業職に向いています。
CLF-C02の出題分野は「クラウドのコンセプト」24%、「セキュリティとコンプライアンス」30%、「クラウドテクノロジーとサービス」34%、「請求・料金・サポート」12%です。設計の細かい話はほとんど出ません。代わりに「なぜクラウドを使うのか」「初期投資と運用コストはどう変わるのか」「セキュリティの責任はどこまでAWS側で、どこからお客様側なのか」という、提案の根っこにあたる考え方を問われます。
筆者は、システム会社の営業として働くのであればCLFは意味があると考えています。CLFではクラウドに関する基礎の基礎も学ぶので、営業活動をする上での考え方の参考になるからです。お客様に「オンプレからクラウドに移すと何が良いのですか」と聞かれたときに、自分の言葉で答えられる土台がCLFの範囲に入っています。
技術職にとっては簡単すぎる。だから非技術職にとっては、ちょうどいい
同じCLFでも、SE職にとっての価値と営業職にとっての価値は別物です。
筆者自身は、AWS資格を12種類すべて取得する過程で、CLFを後から取りました。正直に言うと、資格コンプリートの目的が強かったです。SEのような技術職にとって、CLFは簡単すぎると感じています。技術職なら、せめてSAAくらいの資格を持っていると良いと思います。
ただ、これは裏返すと「非技術職にとってはちょうどいい難易度で、実務に直結する範囲を扱っている」ということでもあります。SEにとって物足りない資格が、営業にとっては提案の場で困らないための必要十分な知識になっている。この非対称さが、「AWS資格は意味ない」という声と「営業でも取るべき」という声が同時に存在する理由です。
筆者が見てきた「資格が効いた場面」
ここからは、筆者がPMとして提案や引き継ぎに関わる中で、資格の知識が実際に効いたと感じた場面を書きます。営業職の話だけでなく、筆者自身が「用語を知っていたから助かった」経験も含めます。非技術職の方が資格を取ったあとに何が起きるかの参考になると思います。
打ち合わせで「作業指示」や「相談」が短い言葉で済むようになる
AWSの用語を共有できていると、社内のやり取りにかかる時間が目に見えて減ります。
筆者は新入社員から「身につけておいた方がいいスキルはありますか」と聞かれたときに、AWSの勉強をすすめました。AWSを知っている人であれば、作業の指示をAWSの用語で簡潔にやり取りできます。逆にAWSを全く知らない場合は、サービスの内容から説明して理解してもらったうえで指示を出す必要があり、コミュニケーションのロスが発生します。
これは営業とSEの間でもまったく同じです。営業がお客様から「バックアップは別リージョンに置きたいと言われた」と持ち帰ってくれれば、SEはその場で構成案を考え始められます。用語がわからないまま「なんか別の場所にコピーしたいらしい」という伝言になると、SEがもう一度お客様に聞き直すことになり、提案のスピードが落ちます。
お客様から出る「観点」を拾えるようになる
資格の勉強では、用語に加えて「お客様が何を気にするか」の感覚も身につきます。
CLFの問題文には、「コストを最適化したい」「可用性を高めたい」「セキュリティ要件を満たしたい」といった、お客様の要望を言い換えた表現が繰り返し出てきます。問題を解く過程で、お客様が重視する観点と、それに対応するクラウドの考え方がセットで頭に入ります。
筆者は、2年目の社員がAWSの運用保守の仕事を始めたときに、AWSの基礎知識が乏しい状態で運用に必要なメトリクスの話をするのがとても難しかった経験があります。前提知識がないと、何を気にすべきかの説明から始めなければならないからです。そのときは資格に挑戦して基礎を補ってもらうよう依頼しました。営業の場合も同じで、「お客様が可用性を気にしている」と気づけるかどうかで、SEに何を相談すべきかが変わってきます。
引き継ぎや案件のキャッチアップで、用語を知っていることが助けになる
筆者自身が「用語を知っていて助かった」と実感したのは、AI関連の案件を引き継いだときです。
筆者はAIF(AI Practitioner)を取得していますが、生成AIを業務で使い始めたのは資格取得の前でした。そのため、AIFの勉強は、普段なんとなく使っているChatGPTやClaudeの技術的な部分を棚卸しする機会になりました。勤務先でもAIを使ったシステムの提案や開発が増えていて、特にRAGやLLMを使った提案が多くなっています。筆者は提案そのものには直接関わっていませんが、提案中の案件で参画予定のプロジェクトがあり、引き継ぎを受ける中で用語や考え方を知っていたことが大いに役立ちました。
営業職にとっても状況は同じだと思います。AIに関する用語を知らないと、提案やプロジェクトのキャッチアップができません。RAGやLLMといった言葉を事前に知っていればコミュニケーションはスムーズですが、知らないとお客様やプロジェクトメンバーとのやり取りにロスが生じます。用語にキャッチアップするだけでも、資格を勉強する意義はあります。
議事録係だった筆者が、SAAで設計に入れるようになった
これは筆者がSE側だったときの話ですが、「役割が変わる」という意味で非技術職の方にも参考になると思います。
筆者が初めてAWS案件にアサインされたとき、右も左もわからず、主な仕事は会議の議事録作成や事務的な手配でした。キャッチアップのためにSAAを受験して合格したことで、技術的な会話についていけるようになり、設計者としての役割を任せてもらえるようになりました。資格を取ったことで信頼を得て、次の役割に進めた経験です。
営業・企画・PM補佐の方が目指すのは設計担当ではないと思いますが、「会議で聞いているだけ」から「会話に参加する側」に変わるという点は共通しています。議事録を取るだけの立場と、お客様の質問にその場で一次回答できる立場では、社内外からの見られ方がまったく違います。
正直に書く「資格が効かなかった場面」
ここまで読むと資格を取れば全部うまくいくように見えますが、そんなことはありません。筆者が見てきた範囲で、資格が期待ほど効かなかった場面も書いておきます。ここを知らずに取ると、「意味なかった」という感想になりやすいからです。
資格を取っただけでは、提案書も見積も書けない
CLFやSAAの知識があっても、提案を組み立てる力は別に必要です。
CLFの試験範囲には、お客様の課題をヒアリングして整理する方法も、見積の積み方も、提案書の構成も入っていません。資格で身につくのは「話が通じる」ための土台であって、提案そのものの中身は、案件の経験や社内のSEとの連携で作るものです。筆者がPMとしてやっている仕事も、お客様のRFPに対する見積や費用交渉、要件定義の調整、プロジェクト計画の立案といったものが中心で、これらは資格の勉強で身についたものではありません。
営業職の方に伝えたいのは、資格は「SEと同じ土俵で会話するための切符」であって、「SEの代わりになるための切符」ではないということです。ここを期待しすぎると、取得後にがっかりします。
役割は資格でなく「状況を知っていること」で決まることもある
役割が変わるきっかけは、資格そのものより「その人がプロジェクトを知っているか」だった、という経験も筆者にはあります。
筆者が社会人5年目ごろ、開発期間2年・総額数億円規模のAWS案件で、突然プロジェクトリーダーを打診されました。前任のリーダーが体制から抜けることになり、当時議事録係や事務手続きを担当していて、プロジェクトの状況だけはわかっている筆者に声がかかったのです。上級資格のSAPを持っていないとリーダーになれない、ということはありませんでした。SAPは前任に少しでも追いつきたくて、そのあとで自分から取りに行ったものです。
営業職・企画職の方にとってのメッセージは、「資格があるから任される」よりも「案件の経緯とお客様を知っているから任される」ことのほうが多い、ということです。資格はその状況で会話についていくための道具であって、資格自体が役割を運んでくるわけではありません。
技術職の転職市場では、CLFはあまり強くない
営業職がCLFを取ったからといって、技術職への転職材料にはなりにくいです。
筆者の考えでは、CLFは技術職にとって簡単すぎる資格です。SE職として評価されたいなら、せめてSAAくらいは必要だと思います。ですから「営業からエンジニアに転身したい」という目的でCLFを取っても、履歴書の上では弱い材料です。
一方で、営業職・企画職として同業他社に移る、あるいはユーザー企業のIT企画部門に行くという転職であれば、CLFやAIFは「クラウドの基礎を学ぶ姿勢がある」ことの証明として働きます。AIFについて筆者は、AIに関して学ぼうとしている姿勢が評価され、企業がAIを活用していく流れの中で価値が高まっていく資格だと考えています。どの市場で評価されたいのかを先に決めてから、資格を選んでください。
勉強法をSE向けのやり方でやると、途中で止まる
これは資格の問題というより取り組み方の問題ですが、非技術職の方が挫折する原因になりやすいので書いておきます。
SEがCLFを取るときは、業務でAWSを触っている前提があるので、参考書を一周して問題集を解けば済みます。営業職の方が同じやり方をすると、参考書の最初の章でEC2やVPCのイメージがつかめず、そこで止まってしまいます。技術職向けの勉強法をそのまま真似するのは危険です。
非技術職向けの勉強の進め方は、以下の記事に分けて書いています。この記事では深追いしません。
▶ 【CLF-C02】AWS クラウドプラクティショナー概要とおすすめ勉強方法
営業職・企画職が取るなら、どの順番で取るか
ここまでの話をふまえて、非技術職の方にすすめる順番を整理します。前提として、AWS認定は12種類ありますが、非技術職が現実的に検討するのはFoundational(CLF、AIF)とAssociateのSAAまでです。
まずはCLF。提案の場で困らない知識が一通り揃う
最初に取るべき資格はCLFです。理由は、この記事で書いてきた「共通言語」の中身がそのままCLFの試験範囲だからです。
CLF-C02は65問・90分、1,000点満点で700点が合格ラインです。受験料は15,000円(税別)で、Foundationalレベルの資格として、AWSの前提知識がない方を想定して作られています。筆者の勤務先でも営業職の多くがCLFを取得していますが、これはCLFが「営業でも取れる難易度」と「提案で使える範囲」の両方を満たしているからだと思います。
以下の表は、非技術職の視点で3つの資格を比べたものです。
| 資格 | レベル | 受験料(税別) | 非技術職にとっての位置づけ |
|---|---|---|---|
| CLF(クラウドプラクティショナー) | Foundational | 15,000円 | クラウド提案の共通言語。最初の1つ |
| AIF(AI Practitioner) | Foundational | 15,000円 | 生成AI案件の用語と考え方。AI提案に関わるなら2つ目 |
| SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト) | Associate | 20,000円 | 構成の話までSEと議論したい人向け。難易度は一段上がる |
AI案件に関わるなら、2つ目はAIF
CLFのあとにAIFを取るのは、営業職にとってかなり相性のいい選択です。
筆者は、AIFは営業や、これから生成AIに関わるSEなど、幅広い人にすすめられる資格だと考えています。勤務先でもRAGやLLMを使った提案が増えていて、AIの用語を知らないと提案やプロジェクトのキャッチアップができない状況になってきました。自社でAIを活用する側でも、AIシステムを開発する側でも、どちらの立場でも役立つ資格です。
AIFもFoundationalレベルで受験料は15,000円(税別)です。CLFとAIFのどちらを先に取るべきかは別記事で比較していますが、営業職の場合はクラウド提案が先に来ることが多いので、CLFを先にする方をすすめます。
構成の話までしたいなら、SAAに進む
「SEに丸投げしないで、構成の議論にも入りたい」という方は、CLFの次にSAAを目指してください。
SAAでは、具体的なAWSサービスの選定やアーキテクチャ設計、冗長構成やセキュアなネットワーク設計など、実務レベルで必要な知識を体系的に学びます。筆者はSAAを学ぶ中でサービスの構成や制約、セキュリティの考え方が理解できるようになり、設計担当を任されるようになりました。営業職でSAAまで持っていれば、SEとの打ち合わせで「その構成だとAZ障害のときどうなりますか」という質問が自分から出せるようになります。
ただし難易度はCLFより明らかに上がります。筆者の勤務先でも営業職への推奨はCLFとSAAの両方ですが、実際に多くの営業が取っているのはCLFです。まずはCLFで土台を作り、必要になったらSAAという段階を踏むのが現実的です。
教材選びは、無料の公式教材と問題集の組み合わせで足りる
非技術職の方がCLFの教材で迷う必要はあまりありません。公式の無料教材で全体像をつかみ、Udemyの問題集で穴を埋めるという組み合わせで十分です。
筆者は各資格の対策でUdemyの模擬問題集を繰り返し解き、間違えた問題を書き出して復習してきました。問題を解くことで「なんとなく理解していた」知識が整理され、本番でも落ち着いて解答できます。CLFの問題集は種類が多いので、比較記事を参考にしてください。
本番形式の390問で仕上げる
無料40問で手応えがつかめたら、次は本番と同じ形式で時間を計って解く練習に進みます。CLF-C02は65問を90分で解く試験なので、通しで解く経験があるかどうかで当日の余裕が変わります。
【図解付き】AWS CLF-C02 クラウドプラクティショナー 本番同等模擬試験390問+初学者向け解説
本番と同じ65問×6セット。全問に日本語の解説と図をつけ、不正解の選択肢についても1つずつ理由を書いています。この無料40問とは別の問題です。
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会社に取得を求められたときの向き合い方
最後に、「自分から取りたいわけではないが、会社に言われている」という方への話です。営業職の場合、この状況で検索している方が一番多いと思います。
「興味がない」まま取っても、用語は残る
興味がなくても、取得する過程で触れた用語と考え方は残ります。
筆者の勤務先では、SE職でも入社1年目の必須資格としてCLFの取得が求められています。技術職には簡単すぎると書きましたが、無駄だとは思いません。全員が同じ用語を共有している状態が、そのあとの仕事を速くするからです。営業職の方が会社の推奨で取る場合も同じで、取った瞬間に何かが変わるというより、取ったあとの打ち合わせで「あ、この言葉は勉強した」という場面が積み重なっていきます。
受験料は会社負担にできることが多い
CLFの受験料は15,000円(税別)です。会社が取得を推奨しているなら、受験料や教材費の補助制度がある場合がほとんどです。制度の調べ方や申請の進め方は別記事にまとめています。
不合格でも14日後に再受験できる
万一落ちても、14日間の待機期間を置けば再受験できます。結果は試験後5営業日以内にメールで通知されます。営業職の方は「落ちたら恥ずかしい」と感じやすいですが、CLFはFoundationalレベルの資格で、正しい方法で準備すれば非技術職でも合格できます。準備の仕方は上でリンクした非エンジニア向けの記事を参考にしてください。
よくある質問
Q. 営業職ですが、CLFとSAAのどちらを取るべきですか?
まずCLFです。提案の場で困らない範囲はCLFで一通りカバーされます。SEと構成の議論までしたい、あるいは技術寄りのキャリアも視野に入れたいという方は、CLFのあとにSAAに進んでください。筆者の勤務先でも営業への推奨はCLFとSAAの両方ですが、実際に多くの営業が取っているのはCLFです。
Q. 企画職・PM補佐の場合も、営業と同じ順番でいいですか?
基本は同じです。企画職やPM補佐の方は、営業より社内のSEと接する時間が長いので、CLFで用語を揃える効果が出やすいと思います。筆者自身、議事録係だったころにSAAを取ったことで会話についていけるようになり、役割が変わりました。PM補佐として設計会議に入ることが多いなら、SAAまで視野に入れる価値があります。
Q. AIFは営業職に本当に必要ですか?
担当する案件に生成AIが絡むなら取る価値があります。筆者の勤務先でもRAGやLLMを使った提案が増えており、用語を知らないと提案のキャッチアップができない場面が出てきています。逆に、当面クラウド移行の提案が中心なら、CLFを先に取ってからAIFを検討すれば十分です。
Q. CLFを取れば、営業から技術職に転職できますか?
CLF単体では難しいです。筆者の考えでは、CLFは技術職にとって簡単すぎる資格で、SE職として評価されるならSAA以上が必要です。営業職として同業他社やユーザー企業のIT企画部門に移る目的であれば、CLFやAIFは学ぶ姿勢の証明として働きます。
まとめ
- 営業・企画などの非技術職にとって、AWS資格の価値は「提案の場でSEやお客様と同じ用語で会話できるようになること」にあります。
- 筆者の勤務先では営業職にCLF・SAAの取得が推奨され、多くの営業がCLFを取っています。用語が共有されると、指示や相談が短く済み、提案のスピードが上がります。
- 資格を取っただけでは提案書も見積も書けません。役割は資格より「案件を知っていること」で決まることも多く、技術職の転職市場ではCLFは弱い材料です。
- 取るならCLFが最初です。AI案件に関わるならAIF、構成の議論まで入りたいならSAAを2つ目にします。
- 勉強法はSE向けのやり方をそのまま真似せず、非エンジニア向けの進め方で取り組んでください。
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システムエンジニア
AWSを中心としたクラウド案件に携わっています。
IoTシステムのバックエンド開発、Datadogを用いた監視開発など経験があります。
IT資格マニアでいろいろ取得しています。
AWS認定:SCS, ANS, AIP, SAP, DOP, SAA, DVA, SOA, CLF
Azure認定:AZ-104, AZ-300
ITIL Foundation
Oracle Master Bronze (DBA)
Oracle Master Silver (SQL)
Oracle Java Silver SE
■略歴
理系の大学院を卒業
IT企業に就職
AWSのシステム導入のプロジェクトを担当
