この記事でわかること
- DVA-C02が評価される職種・ポジション
- SAA vs DVAの使い分け
- DVA合格後にキャリアアップするためのロードマップ
DVA-C02とはどんな資格か
DVA(AWS Certified Developer – Associate)は、AWSを使ったアプリケーション開発・デプロイ・デバッグに関する知識を問う資格です。
SAAがインフラ寄りの「設計・構成」の知識を問うのに対し、DVAはアプリケーション開発者視点で「どうAWSサービスを使ってアプリを動かすか」に焦点を当てています。
主要な出題範囲:
- Lambda・API Gateway・DynamoDB・S3 等のサーバーレス構成
- CI/CDパイプライン(CodeBuild / CodeDeploy / CodePipeline)
- IAM・セキュリティの実装
- デバッグ・監視(CloudWatch / X-Ray)
DVAが特に評価されるポジション
| 職種 | 評価の程度 | 補足 |
|---|---|---|
| バックエンドエンジニア(AWS活用) | ◎ 非常に有効 | Lambda・DynamoDBを使う開発者として差別化できる |
| クラウドネイティブエンジニア | ◎ 非常に有効 | サーバーレス設計の知識を証明できる |
| フルスタックエンジニア | ○ 有効 | フロント+バックを組み合わせるときのクラウド連携知識として評価 |
| CI/CDエンジニア・DevOpsエンジニア | ○ 有効 | ただしより深いDevOpsにはDOPが向いている |
| インフラエンジニア | △ 補助として | インフラ寄りならSAAやSOAの方が直接的 |

SAA vs DVA:どちらを先に取るべきか
よくある質問に「SAAとDVA、どちらを先に取るべきですか?」があります。
目指すキャリアによって答えが変わります。
インフラ・クラウドアーキテクト方面 → SAAを先に
アプリ開発・サーバーレス方面 → DVAを先に(または並行)
将来的に両方取る予定なら → SAAを先にすると試験の「全体像」が掴みやすくなる(SAAとDVAには重複する知識領域がある)
筆者の体験:「Lambdaで開発がしたい」がDVA取得のきっかけ
DVAはSAAを取得したすぐ後に勉強しました。
CloudFormationのYAMLを書く業務に慣れてきた頃、「次はAWS SDKを使ってコードを書きたい」という思いが強くなっていました。インフラを定義するだけでなく、PythonコードでS3やDynamoDBを直接操作して、実際に動くものを作ってみたかったのです。Lambdaを使ったサーバーレス開発がしたい、という気持ちが取得の一番の動機でした。
SAAと出題範囲が一部重複していたため、DVAの取得自体はそれほど時間がかかりませんでした。
取得後、実際にLambda・DynamoDB・API Gatewayを組み合わせたサーバーレス構成を設計・開発しました。CodeCommitの特定ブランチへのマージを契機にCodePipelineが走り、Lambdaへのデプロイが自動で完了するCI/CDの仕組みも自分で構築しました。PythonコードでS3やDynamoDBを操作する開発は、当時の私には非常に刺激的な体験でした。
それまでオンプレミスで「サーバーを手配して、LinuxとJavaの実行環境を手動で構築して…」という作業をしてきた者からすると、インフラはYAMLで定義し、コードはパイプラインが自動でデプロイする世界は本当に衝撃的でした。「クラウドってすごい」と素直に思った瞬間だったと記憶しています。
DVAが効くキャリアシナリオ
シナリオ1:フロントエンドからフルスタックへのシフト
フロントエンドのスキルを持つエンジニアがAWSのサーバーレス構成(Lambda + API Gateway + DynamoDB)を学び、バックエンドまでカバーできるフルスタックエンジニアとして転職するケースで、DVAは有効な資格です。
シナリオ2:既存のバックエンドエンジニアがクラウドスキルを追加
オンプレ環境やEC2ベースの開発を経験してきたエンジニアが、サーバーレス・マネージドサービスへの移行に対応するための学習証明として活用できます。
シナリオ3:スタートアップや開発会社でAWS活用の幅を広げる
開発に近い環境では、DevOps的な視点(CI/CDパイプラインを自分で組める)が評価されます。DVAはその入門として機能します。

DVA合格後の次のステップ
- さらにDevOps・CI/CDを深めたい → DOP(DevOps Engineer Professional)
- アーキテクチャ設計力を上げたい → SAP(Solutions Architect Professional)
- サーバーレスとインフラを両立したい → SOAも取得してダブルアソシエイト化
まとめ
- DVAはアプリ開発者・サーバーレス構成に関わるエンジニアに特に有効
- SAAと並んで「アソシエイト2冠」を目指すと、インフラ・開発両面をカバーできる強みになる
- CI/CDやDevOps方面に進む場合は、DVA→DOP(プロフェッショナル)のルートが自然
AWS DVA-C02の問題集はこちら: AWS DVA-C02 無料問題集
DVA合格後のキャリア相談をしてみる
DVA取得後は、バックエンドエンジニア・クラウドネイティブエンジニアとしての転職・キャリアシフトを本格的に検討するタイミングです。IT・Web業界に特化したエージェントに相談すると、サーバーレスやCI/CDのスキルが評価される求人を効率よく探せます。
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システムエンジニア
AWSを中心としたクラウド案件に携わっています。
IoTシステムのバックエンド開発、Datadogを用いた監視開発など経験があります。
IT資格マニアでいろいろ取得しています。
AWS認定:SCS, ANS, AIP, SAP, DOP, SAA, DVA, SOA, CLF
Azure認定:AZ-104, AZ-300
ITIL Foundation
Oracle Master Bronze (DBA)
Oracle Master Silver (SQL)
Oracle Java Silver SE
■略歴
理系の大学院を卒業
IT企業に就職
AWSのシステム導入のプロジェクトを担当
