Udemy講師クーポン配布中。詳しくはこちら(AIP問題集追加しました)

【無料】AWS SOA-C03練習問題10問|Udemy講師作成

AWS SOA無料問題集です。正解と解説を確認する際は右側のボタンを押下してください。

問題集の完全版は以下Udemyにて発売しているためお買い求めください。問題集への質問はUdemyのQA機能もしくはUdemyのメッセージにて承ります。Udemyの問題10問抜粋しております。

多くの方にご好評いただき、講師評価 4.5/5.0 を獲得できております。ありがとうございます。

特別価格: 通常2,600円1,500円

講師クーポン適用で42%OFF

講師クーポン【全出題範囲網羅+詳細解説】AWS SOA-C03日本語問題300問+(Cloud Operations Engine)

問題文:
ある物流会社は、単一のAWSリージョンにあるAmazon EC2インスタンス上で配送管理システムのワークロードを実行しています。この会社は、各EC2インスタンスの日次バックアップを作成する必要があります。インフラ担当者は、バックアップ作成プロセスを自動化するソリューションを実装する必要があります。最小の運用オーバーヘッドでこの要件を満たすソリューションはどれですか?

選択肢:
A. AWS CLIを使用するシェルスクリプトを作成する。すべてのインスタンスをリストアップし、各インスタンスのスナップショットを作成するようにシェルスクリプトを構成する。シェルスクリプトをホストする新しいインスタンスを起動する。24時間ごとにシェルスクリプトを実行するcron jobを設定する

B. EC2コンソールを使用して、各インスタンスのAuto Recoveryオプションを有効にする。Auto Recoveryオプションを24時間ごとに実行するようにスケジュールする

C. インスタンス上に日次cron jobを作成するシェルスクリプトを作成する。AWS CLIを使用して各インスタンスのスナップショットを作成するようにcron jobを構成する。インスタンスプロファイルにスナップショットを作成するために必要な権限があることを確認する。インスタンスのユーザーデータの一部として実行されるようにシェルスクリプトを追加する

D. AWS Backupを使用して、日次デフォルトテンプレートを使用するバックアッププランを作成する。バックアップ対象のリソースとしてEC2インスタンスを指定する

正解:D

A. AWS CLIを使用するシェルスクリプトを作成する。すべてのインスタンスをリストアップし、各インスタンスのスナップショットを作成するようにシェルスクリプトを構成する。シェルスクリプトをホストする新しいインスタンスを起動する。24時間ごとにシェルスクリプトを実行するcron jobを設定する

不正解 この方法は技術的には機能しますが、運用オーバーヘッドが非常に高くなります。スクリプトをホストする専用のEC2インスタンスを維持する必要があり、そのインスタンス自体の可用性管理、パッチ適用、コスト管理が必要になります。また、スクリプトのメンテナンス、エラーハンドリング、ログ管理なども手動で実装する必要があります。新しいインスタンスが追加された場合、スクリプトを更新してそのインスタンスを含める必要があり、スケーラビリティにも課題があります。

B. EC2コンソールを使用して、各インスタンスのAuto Recoveryオプションを有効にする。Auto Recoveryオプションを24時間ごとに実行するようにスケジュールする

不正解 Auto Recoveryはバックアップ機能ではありません。Auto Recoveryは、EC2インスタンスのシステムステータスチェックが失敗した際に、同じハードウェア上でインスタンスを自動的に再起動する機能です。インスタンスID、プライベートIPアドレス、Elastic IPアドレス、メタデータなどは保持されますが、スナップショットやバックアップを作成する機能はありません。また、Auto Recoveryを定期的にスケジュールする機能も存在しません。この選択肢は要件を満たしません。

C. インスタンス上に日次cron jobを作成するシェルスクリプトを作成する。AWS CLIを使用して各インスタンスのスナップショットを作成するようにcron jobを構成する。インスタンスプロファイルにスナップショットを作成するために必要な権限があることを確認する。インスタンスのユーザーデータの一部として実行されるようにシェルスクリプトを追加する

不正解 各インスタンス上でcron jobを実行する方法は、分散管理となり運用オーバーヘッドが高くなります。すべてのインスタンスでスクリプトとcron jobを個別に管理する必要があり、インスタンス数が増えるほど管理コストが増大します。インスタンスが停止している場合はバックアップが実行されず、Auto Scalingで新しいインスタンスが起動する際にはユーザーデータで毎回スクリプトを適用する必要があります。バックアップの一元管理や監視も困難です。

D. AWS Backupを使用して、日次デフォルトテンプレートを使用するバックアッププランを作成する。バックアップ対象のリソースとしてEC2インスタンスを指定する

正解 AWS Backupは、AWSリソースのバックアップを一元管理できるフルマネージドサービスです。バックアッププランを一度設定するだけで、タグベースまたはリソースIDベースで複数のEC2インスタンスのバックアップを自動化できます。スケジュール設定、保持期間管理、ライフサイクルポリシー、クロスリージョンコピーなどの機能が組み込まれています。スクリプトやインフラの保守が不要で、バックアップの状態を中央コンソールで監視でき、最小の運用オーバーヘッドで要件を満たせます。

全体的な説明

問われている要件

  • 単一リージョン内のすべてのEC2インスタンスの日次バックアップを自動化すること
  • バックアップ作成プロセスの運用オーバーヘッドを最小限に抑えること
  • 定期的なスケジュール実行により継続的なバックアップを確保すること
  • 新しいインスタンスの追加やインスタンス数の変動に対応できるスケーラブルなソリューションであること
  • バックアップの管理と監視を効率的に行えること

前提知識

EC2スナップショットとバックアップの基本

  • EC2のバックアップは、EBSボリュームのスナップショットを作成することで実現されます。スナップショットはAmazon S3に保存され、増分バックアップとして機能します。初回は完全コピーですが、2回目以降は変更された部分のみが保存されるため、ストレージコストが最適化されます。スナップショットからは新しいEBSボリュームを作成でき、そのボリュームを使用して元のインスタンスを復元したり、新しいインスタンスを起動したりできます。手動でのスナップショット作成も可能ですが、自動化が推奨されます。

AWS Backupの特徴

  • AWS Backupは、複数のAWSサービスのバックアップを一元管理できるフルマネージドサービスです。EC2、EBS、RDS、DynamoDB、EFS、FSx、Storage Gatewayなど多様なリソースに対応しています。バックアッププランではスケジュール、保持期間、ライフサイクルルールを定義でき、タグベースでリソースを自動的に選択できます。クロスリージョン、クロスアカウントのバックアップコピーもサポートし、コンプライアンス要件への対応も容易です。AWS BackupではAWS Backup Vaultでバックアップを暗号化して保存し、バックアップの削除を防ぐVault Lockも提供します。

EC2 Auto Recoveryの目的

  • EC2 Auto Recoveryは、インスタンスの自動復旧機能であり、バックアップソリューションではありません。システムステータスチェックが失敗した場合、たとえばハードウェア障害やネットワーク接続の問題が発生した場合に、Amazonは自動的にインスタンスを復旧します。インスタンスは同じインスタンスID、プライベートIPアドレス、Elastic IPアドレス、メタデータを保持したまま再起動されます。ただし、データのバックアップやスナップショットの作成は行わず、あくまでインスタンスの可用性を維持するための機能です。

スクリプトベースのバックアップ自動化

  • AWS CLIやSDKを使用してスクリプトでバックアップを自動化することも可能です。この方法では、スクリプトでインスタンスをリストアップし、CreateSnapshotAPIを呼び出してスナップショットを作成します。Lambda関数やEC2インスタンス上のcron jobでスクリプトを定期実行できます。柔軟性は高いですが、エラーハンドリング、ログ管理、リトライロジック、通知機能などをすべて自分で実装する必要があり、運用負荷が高くなります。また、スクリプトを実行するインフラの維持管理も必要です。

解くための考え方

この問題のキーポイントは「最小の運用オーバーヘッド」という要件です。すべての選択肢は技術的にはバックアップを実現できる可能性がありますが、運用の複雑さと保守の手間が大きく異なります。運用オーバーヘッドを評価する際には、初期設定の複雑さ、継続的な保守作業、スケーラビリティ、障害時の対応、監視と管理の容易さなどを考慮する必要があります。

シェルスクリプトとcron jobを使用する方法は、カスタマイズ性が高い反面、すべてを手動で構築し保守する必要があります。専用のEC2インスタンスでスクリプトを実行する場合、そのインスタンス自体の可用性管理が必要になり、インスタンスが停止すればバックアップも停止します。各EC2インスタンス上でcron jobを実行する方法は、さらに管理が複雑になります。インスタンスごとにスクリプトを配置し、更新があればすべてのインスタンスで変更する必要があります。

Auto Recoveryは、名前から誤解を招きやすい選択肢ですが、バックアップ機能ではありません。インスタンスの復旧機能であり、データのスナップショットを作成する機能は持っていません。そもそも定期的なスケジュール実行の機能もないため、この選択肢は要件を満たしません。

AWS Backupは、まさにこのような要件のために設計されたマネージドサービスです。バックアッププランを一度作成すれば、指定したリソースの自動バックアップが継続的に実行されます。タグベースでリソースを選択できるため、新しいインスタンスが追加されても、適切なタグが付与されていれば自動的にバックアップ対象に含まれます。スケジュール管理、保持期間の自動管理、バックアップの状態監視などがすべて組み込まれており、スクリプトやインフラの保守が不要です。クロスリージョンバックアップやコンプライアンスレポート機能も標準で提供されるため、将来的な要件拡張にも対応できます。運用オーバーヘッドを最小限に抑えるという要件に最も適した選択肢です。

参考資料

目次

スポンサーリンク

以下スポンサーリンクです。

この記事がお役に立ちましたら、コーヒー1杯分(300円)の応援をいただけると嬉しいです。いただいた支援は、より良い記事作成のための時間確保や情報収集に活用させていただきます。

目次