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【SOA-C02】AWS SOAおすすめ勉強方法を解説

当ブログにはPRを含みます。

AWSの運用者向けの資格試験としてSOA(シスオプスアドミニストレーターアソシエイト)があります。筆者も取得したので勉強方法のレポートを行います。筆者はSOAは、AWS資格の中で一番役に立ったと思う資格です。(理由は後述します。)
初心者の方がAWS SOAを取得される際は先にAWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)を取得されることをおすすめします。

SOAより先にAWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)を取得しておいた方が良い理由は以下2点です。
・SAAでAWSの全体の知識を学べるのでSOAの内容が頭に入りやすくなる。
・SAAでは監視対象サービスについて学べるため、SOAの設問で何を実現したいのかをイメージしやすくなる。

SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)取得の勉強方法は以下で解説しております!

SOAとその他AWS資格との試験範囲を比較図示するとこんな感じです。

AWS資格の対象範囲とSOAの位置付け
AWS初学者向けおすすめコンテンツPR

AWS初学者の方は以下の動画でAWSの基礎を学ぶのがおすすめです。資格取得の前の前提知識として重宝する内容が凝縮されています。インフラやAWSが全くの未経験でもAWSの基礎が学べる講座となっています!
内容もボリュームも素晴らしい上、セール時には3000円程度で購入できることもあります!

AWS初学者おすすめ動画教材の詳細説明

AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得 icon

利用者の声

  • とても丁寧に説明されており、大変よく理解できました。
  • AWS入門者の私には、大変分かりやすい内容です。
  • 何から勉強したらよいかわからなかったが、この動画で1から解説してくれて大変よく理解できた。
筆者の全身写真

この記事を書いた人

管理人:syo

サラリーマンエンジニア歴10年
新卒で入社した大手システム会社でリモートワーク、年収800万円に到達
AWS関連プロジェクトのインフラエンジニア&プロジェクトマネージャーを担当。
IT資格
AWS:プロフェッショナルレベル2冠・アソシエイトレベル3冠・CLF・ペシャリティ資格(SAP, DOP, SAA, SOA, DVA, SCS, DBS, MLS, ANS, PAS)
Azure:AZ-305・AZ-104・AZ-900
その他:基本情報、JAVASE Silver、オラクルマスターブロンズ(DBA)、Silver SQL、ITIL Foundation
、LinuC

目次

AWS SOA(シスオプスアドミニストレーターアソシエイト)の概要

試験の位置づけと難易度

AWS公式の試験ページを引用します。分野に特化した専門知識の試験を除くと、レベルとしてファウンデーション、アソシエイト、プロフェッショナルのレベルがあります。SOA(シスオプスアドミニストレーターアソシエイト)はアソシエイトレベルなのでちょうど真ん中に当たります。

ちなみに専門知識以外の試験をすべて受けたことがある筆者の感想ですが、難易度でいうと
CP<<SAA=DVA(Developer)<SOA(SysOps)<<DOP(Devopsプロ)<<SAP(SolutionArchitectプロ)
といった感じでした。アソシエイトレベルの中では少々突っ込んだ内容が出題され、難易度は高めな印象がありました

また、SAAとDVAは試験範囲が重複している印象がありましたが、SOAは運用ならではの観点が問われており、しっかり勉強する必要があります。

AWS認定資格一覧とSOAの位置付け

AWS SOA試験概要

資格名 AWS Certified Sysops Administrator – Associate
(AWS 認定シスオプスアドミニストレーターアソシエイト)
試験名 SOA-C02
試験時間 130分
出題形式 選択問題(単一選択/複数選択)
※2024/5現在ラボ試験は一時的に停止中
 現在の状況は公式HPを確認してください。
問題数 65問
合格ライン 720点/1000点
試験日 随時
試験場所 全国のピアソンテストセンター
または
試験監督付きオンライン受験
受験料 20,000円
合格発表 5営業日以内にメールで通知(筆者は受験後1時間ほどでメールが来ました)
有効期限 3年
受験要件 なし
(受験対象者に”AWS テクノロジーの実践経験が 1 年以上”とあるが、必須ではない。)

以前は選択問題(55問)とラボ試験(2シナリオ)でした。

選択問題を確定させてからラボ問題に移る方式でしたが、2024/5現在でもラボ問題が中止されています。ラボ問題はAWSマネジメントコンソールやCLIで操作する試験です。

↓AWS公式HPより

2023 年 3 月 28 日以降、AWS Certified SysOps Administrator – Associate 試験には、追って通知があるまで試験ラボが含まれなくなります。試験ラボが含まれなくなるというこの状況は、受験者に最適なエクスペリエンスを提供するために当社が試験ラボを評価および改善する間に生じる一時的なものです。この変更により、試験は 65 問の択一問題と多肢選択間題で構成され、試験時間は 130 分となる予定です。この試験ページで利用可能なすべての試験準備リソースは、この変更された試験形式についても引き続き有効です。

https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-sysops-admin-associate/

SOAの合格点は1000点満点中、720点以上です。

ちなみにファウンデーションレベル(初級)は700点、アソシエイトレベル(中級)は720点、プロフェッショナルレベル(上級)は750点が合格点です。試験の合格率は公開されていません。

AWS SOA試験の出題範囲

AWS公式が出している試験ガイドの情報です。出題範囲と比率が公開されています。

出題範囲の特徴としては、AWS上で構築したシステムのモニタリング、デプロイ、トラブルシュートについて出題される点です。

試験範囲
  • 第 1 分野: モニタリング、ロギング、および修復 20%
  • 第 2 分野: 信頼性とビジネス継続性 16%
  • 第 3 分野: デプロイ、プロビジョニング、およびオートメーション 18%
  • 第 4 分野: セキュリティとコンプライアンス 16%
  • 第 5 分野: ネットワークとコンテンツ配信 18%
  • 第 6 分野: コストとパフォーマンスの最適化 12%

AWS SOA取得のメリット

現在おかれている立場によって享受できるメリットは様々ですが、一般的には以下のようなメリットがあります。

  • AWS案件にかかわることができる
  • 年収が高いところに転職できる
  • AWSでのシステム構築時のトラブルシュート力が高まる ★筆者が特に享受したメリット
  • AWS案件で運用監視設計で役割を持てる(現場では運用監視を考えられる人は意外と少ない) ★筆者が特に享受したメリット

AWSなどのクラウドは案件が増えてきており、引く手あまたとなっています。売り手市場となっているので高年収になりやすいです。筆者はSIerの現場にいますが、SE単価1人月200万円も珍しくはないです。


また、他のパブリッククラウドAzureやGCPもできることはほぼ同じです。AWSを勉強することで他のパブリッククラウドへの足掛かりにもできます。


筆者の場合、トラブルシュート力や運用設計の能力を評価されて運用設計チームのリーダーを一任されるきっかけとなりました。

クラウドなのでどこにいても仕事ができるのもいいですね。私は完全リモートで出社せずに自宅から仕事をしています。

AWS SOA合格のための大切なポイント

早く合格するために必要な要素をまとめます。

  • 隙間時間を活用して動画教材を見る
  • 問題集を解いてみる
  • いつでも触れるようにAWSアカウントを開設しておく
  • 勉強を習慣化する

隙間時間を活用して勉強を習慣化しましょう。勉強の習慣化におすすめなのは動画教材や書籍などです。

また、AWSは使えてこそ価値があるので、AWSアカウントを開設しておくことをおすすめします。AWSを使いこなせればたいていなんでもできるようになるので個人的に触ってみるのも楽しいです。

AWSで簡単なシステムを構築してみてログやメトリクスを見てみると理解が深まると思います。

当ブログではAWSサービスを触ってみたことをいろいろ記事にしているのでぜひ、他の記事も見てみてください。

実は当ブログもAWSのEC2やCloudFront、Route53やS3などを使ってホストしています!
どのような構成になっているのか気になる方は以下の記事で紹介しています。
AWS EC2独自ドメインでWordPress[Cocoon]構築手順
AWS S3とCloudFrontでWordPressブログをホストする方法

AWS SOA おすすめ勉強方法

おすすめの勉強の流れを紹介します。AWS全体→部分詳細→演習の流れがおすすめです。

STEP
AWSがどういうものなのか全体をつかむ

先にAWS SAAの取得をしておくとベストです。SAAの勉強方法はこちらで紹介しております。

お持ちでない方もそうでない方も動画教材がおすすめ!初心者にもわかりやすく解説をしてくれます。
用語がわからない状態で書籍やAWS公式ドキュメントを読み進めるのはハードルが高いと思います。

STEP
個々のサービスに掘り下げて勉強する

AWSが出しているブラックベルトオンラインセミナーで各サービスについて掘り下げて勉強します。気になるサービスはAWSアカウントを発行して実際に触ってみると理解が進みます。

さらに余力のある方はAWS SDKやCLIを使用してプログラムやシェルからAWSリソースを操作してみるとクラウド開発についての理解が進みます。SDKやCLIについてはAWSが出しているリファレンスを確認しましょう。ラボ試験の対策にもなります。(※2023/7時点、ラボ試験は中断されています。)

STEP
問題を解いてみる

UdemyのWEB問題集がおすすめです。実際のSOAの試験と同じ問題が収録されているとのレビューが多数です。試験時間を意識して解いてみましょう。(SOAは試験時間は余裕がある方だと思います。)

紙の本が良いという方は参考書でもよいと思います。(ただし情報鮮度は古い点にはご注意ください。)

各ステップでおすすめの教材は以下の通りです。

教材(レビュー) 特徴 価格
Udemy動画教材
STEP1 全体学習におすすめ
AWS認定SysOps Administrator Associate(SOA-C02)試験 対策トレーニング icon
勉強初期の全体学習に最適。
図解豊富で初心者にもわかりやすい
14時間の丁寧な解説
試験範囲の網羅的な解説
練習問題50問付き
ハンズオンで実践的な学習
5,600円
(セール時参考価格:1,800円)
AWS公式資料
STEP2 部分詳細学習におすすめ
ブラックベルトオンラインセミナー
AWS公式の各サービスの紹介動画やPDFです。
各サービスの詳細を説明
図解やアーキテクチャ図が投影されるので理解しやすい
初心者はどの資料から見ればよいかわかりずらい
AWS全体像をある程度把握しておかないと理解しにくい(木を見て森を見ず)
無料
Udemy日本語模試(415問)
STEP3 問題演習におすすめ
【SOA-C02対応】AWS認定 SysOpsアドミニストレーター アソシエイト 模擬問題集+詳解 icon
頻繁に更新されるクラウド資格に最適なWEB問題集です。Udemyでは希少なSOA日本語模試です。
掲載問題の更新頻度が高い(試験の変化に対応できている)
似た形式の問題が多く出題されている
解答と丁寧な解説が付属している
2,400円
(セール時参考価格:1,800円)
Udemy英語模試(325問)
STEP3 問題演習におすすめ
(さらに解きたい方)
AWS Certified SysOps Administrator Associate Practice Exams icon
英語のWEB問題集ですが、自動翻訳で違和感の少ない日本語に翻訳が可能です。
掲載問題の更新頻度が高い(試験の変化に対応できている)
違和感の少ない日本語に自動翻訳可能
解答と丁寧な解説が付属している
3,600円
(割引で安くなることあり)
参考書1
WEB教材と併用したい方にお勧め
AWS認定資格試験テキスト SysOps
SOA対策定番の参考書です。360ページあります。
試験範囲の網羅的な解説
各項目に練習問題付属(知識の定着)
模擬問題付属(1回分65問 ラボ問題付き)
書籍のため、WEB教材に比べて情報鮮度は古い
3,000円程度
参考書2
WEB教材と併用したい方にお勧め
ポケットスタディ AWS認定 SysOps
すっきりまとまっている参考書です。コンパクトなので持ち運びに便利です。264ページ。
試験範囲の網羅的な解説
赤シート対応で暗記チェックに最適
模擬問題付属(1回分65問)
書籍のため、WEB教材に比べて情報鮮度は古い
2,000円程度

次の章ではそれぞれのステップでの勉強方法を具体的に紹介します。

【STEP1】AWS SOAおすすめ勉強法 SAAの取得、SOAの動画教材

繰り返しになりますが、SOA取得の前にSAA取得をおすすめします。SAAではAWSについて広く学べ監視対象のシステム構成について学べるからです。

ここではSAAをすでにお持ちの方、そうでない方両方におすすめできる勉強教材を紹介いたします。

IT資格試験を勉強する際に非常に便利なのがUdemyです。1,000円台~30,000円程度の安価で動画教材を購入することができ、チャットで講師に質問できます。スクールなどに比べて非常に安価で利用可能です。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

私もUdemyの教材は頻繁に利用します。質問できることは非常に心強かったです。

AWS SOAではシステム運用、保守、デプロイに関する問題が出題されます。問題の選択肢の中で複数正解と思われるものが出てきます。そんな時に自分が正解だと思っていたが、不正解だった選択肢は何がいけないのかを学ぶことが大切です。

Udemyの数ある動画教材の中で、AWS SOAに特化した日本語の人気講座があります。

SOA動画教材の内容詳細説明

↓講座のリンクです。リンク先で15分程度のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:5,600円 セール時参考価格2,000円程度

AWS認定SysOps Administrator Associate(SOA-C02)試験 対策トレーニング icon

SOA動画教材の詳細

動画教材には以下の内容が含まれます。長時間の動画教材ですが、AWSを知らない人でもハンズオンを交えて0からじっくり学ぶことができます。

講座の内容
  • 試験範囲の全サービス網羅解説
  • 試験の勘どころの解説
  • アーキテクチャ図中心の視覚的な説明
  • 試験の予想問題50問

受講者の声

  • 丁寧で分かりやすいです。
  • 説明スライドとハンズオンのバランスが良く、理解が促されました。

【STEP2】AWS SOAおすすめ勉強法 AWS公式ブラックベルトオンラインセミナー

AWS公式の紹介動画です。各サービスでどんなことができるのかを把握するために利用するのが便利です。

SOAで出題されやすいサービスについて一通り見ておくと理解が深まると思います。SOAで出題されやすいサービスについては後の章で詳しく説明します。

【STEP3 選択肢1】AWS SOAおすすめ勉強法 WEB問題集

頻繁にアップデートしていくAWSの試験に追従していくWEB問題集がおすすめです。筆者が役立ったと感じたWEB問題集を紹介します。

UdemyのWEB問題集は30日間であれば返品保証がついているので気になるものを気軽に試してみるのにおすすめです。

UdemyWEB問題集 日本語415問(定価:2,600円 セール参考価格2,000円)

評価:4.4/5.0

本問題集は筆者合格後の2024/4に追記しました。

筆者受験時には英語のWEB問題集のみでしたが、日本語問題集が発売されています。

本WEB問題集は用語解説が付属しており、詳しい解説も付属しているので大変人気です。発売後間もないですが、SOA-C02のUdemyで発売されているWEB問題集のなかで一番人気です。

問題数がとても豊富なのも特徴です。

レビューでも高評価を得ています。

↓WEB問題集のリンクです。日本語415問 定価2,600円(セール時参考価格2,000円)

【SOA-C02対応】AWS認定 SysOpsアドミニストレーター アソシエイト 模擬問題集+詳解 icon

AWSSOA模試詳細説明

UdemyWEB問題集 英語325問(定価:3,600円 セール参考価格2,000円)

評価:4.6/5.0

英語の模試ですが、ブラウザーのワンタッチ翻訳で日本語に変換することができます。問題の品質は非常に高く、解説も充実しています。世界中で2万人以上が利用しているベストセラーです。

筆者はこのWEB問題集を使用しました。

機械翻訳なので多少日本語が不自然な箇所がありますが、本番試験も日本語が不自然な箇所が多々あるのでこれはよいトレーニングにもなります。筆者はSOAの模試は2種類利用しました。

325問収録されて定価3,600円のものです。(セール時期は2,000円台になっているのを見たことがあります。)

翻訳の方法はchromeで開いて右クリック→日本語に翻訳で行います。

英語教材の翻訳方法説明

↓最近の自動翻訳は精度が向上しており、ほぼ違和感がない日本語になっています。

自動翻訳された文章の例(理解できると思います。)

A company hosts a web application on an Amazon EC2 instance. Users report that the web application is occasionally unresponsive. Amazon CloudWatch metrics indicate that the CPU utilization is 100% during these times. A SysOps administrator must implement a solution to monitorfor this issue.
Which solution will meet this requirement?
A. Create a CloudWatch alarm that monitors AWS CloudTrail events for the EC2 instance.
B. Create a CloudWatch alarm that monitors CloudWatch metrics for EC2 instance CPU utilization.
C. Create an Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) topic to monitor CloudWatch metrics for EC2 instance CPU utilization.
D. Create a recurring assessment check on the EC2 instance by using Amazon Inspector to detect deviations in CPU utilization.

↓自動翻訳

ある企業は、Amazon EC2 インスタンス上で Web アプリケーションをホストしています。Web アプリケーションが時々応答しなくなることがユーザーから報告されています。Amazon CloudWatch メトリクスは、これらの時間帯の CPU 使用率が 100% であることを示しています。SysOps 管理者は、この問題を監視するソリューションを実装する必要があります。
この要件を満たすソリューションはどれですか?
A. EC2 インスタンスの AWS CloudTrail イベントを監視する CloudWatch アラームを作成します。
B. EC2 インスタンスの CPU 使用率の CloudWatch メトリクスを監視する CloudWatch アラームを作成します。
C. Amazon Simple Notice Service (Amazon SNS) トピックを作成して、EC2 インスタンスの CPU 使用率の CloudWatch メトリクスを監視します。
D. Amazon Inspector を使用して EC2 インスタンスで定期的な評価チェックを作成し、CPU 使用率の偏差を検出します。

↓WEB問題集のリンクです。英語325問 定価3,600円(セール時参考価格2,000円)

AWS Certified SysOps Administrator Associate Practice Exams icon

AWSSOA模試詳細説明英語

【STEP3 選択肢2】AWS SOAおすすめ勉強法 参考書・問題集

紙の問題集が良い方向けに参考書を紹介します。

AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト

豊富な図解に加えて各章で練習問題がついているので理解度を確認しながら読み進めることができます。問題数は少なめなので、WEB問題集と併用するのが良いと思います。
リンク先でサンプルを読むことができるのでぜひ自分に合うかを確認してみてください。
参考書は以下の内容で構成されています。

  • 基礎解説・出題されるサービスの説明
  • 章末練習問題
  • 模擬問題1回分(ラボ問題を含む)※2023/7時点ではラボ問題は中断されています

利用者の声

  • SOA試験対策用として購入しました。体系的にまとまっており、学習用にとても良い本だと思います。
  • こちらの参考書とWebの問題集を併用して合格しました。
  • 試験対策本としては解説と問題集がセットなので良かったです。

ポケットスタディ AWS認定 SysOps アドミニストレーター アソシエイト

クラウトプラクティショナー(CP)認定資格を持っており、さらに上のシステムの実装・管理・運用に携わる人のために、特に重要な内容やどこから学べばよいかを中心に要点を絞って解説しています。こちらも問題は少なめなのでWEB問題集で補完すると良いと思います。
リンク先でサンプルを読むことができるので、自分に合うか確認するためにもぜひご覧ください。

  • 基礎解説・出題されるサービスの説明
  • 章末練習問題
  • 模擬問題1回分

利用者の声

  • 赤シート対応が便利で、電車での移動中に要点を押さえるのに役立ちました。
  • 要点に絞って書かれており、試験までの日数が少ない中合格できました。
  • 各サービスが一言で解説されていて覚えやすかった

【超重要!】AWS SOA頻出の主要サービス

AWS SOAでは運用、デプロイ観点での出題が主です。それゆえ、出題されるサービスも偏りがある印象です。以下に挙げるサービスはほぼ必ず出題されるので、必ず理解しておいてください。特に赤字は最重要サービスです。

ジャンル サービス
モニタリング、ロギング、および修復 CloudWatch, CloudTrail, Health Dashboard, EventBridge
信頼性とビジネス継続性 AutoScaling, ELB, Route53, RDS(冗長レプリカ設定)
デプロイ、プロビジョニング、およびオートメーション CloudFormation, Code兄弟(CICDパイプライン), AMI(EC2)
セキュリティとコンプライアンス Trusted Advisor, GuardDuty, WAF, Organizations
ネットワークとコンテンツ配信 VPC, S3, CloudFront
コストとパフォーマンスの最適化 Cost Manager(コスト配分タグ), Billing Management

AWS公式が出しているサンプル問題の一部(1問目)を紹介します。監視についてCloudWatchとCloudTrailの違いやロギングやメトリクスについて理解できているかの設問が出題されます。正解はサンプル問題のリンク先で確認できます。

  1. ある企業が、Amazon EC2 インスタンス上で Web アプリケーションをホストしています。ユーザーか
    ら、Web アプリケーションがときどき無応答状態になるという報告を受けました。Amazon
    CloudWatch メトリクスを調べたところ、無応答時の CPU 使用率が 100% になっていました。
    SysOps アドミニストレーターは、この問題を監視するためのソリューションを実装する必要があります。
    この要件を満たすには、どうすればよいですか。

    A. EC2 インスタンスに対する AWS CloudTrail イベントを監視するための CloudWatch アラームを作
    成する。

    B. EC2 インスタンスの CPU 使用率に対する CloudWatch メトリクスを監視するための CloudWatch
    アラームを作成する。

    C. EC2 インスタンスの CPU 使用率に対する CloudWatch メトリクスを監視するための Amazon
    Simple Notification Service (Amazon SNS) トピックを作成する。

    D. Amazon Inspector を使用して CPU 使用率の異常値を検出することにより、EC2 インスタンス上に
    反復的評価検査を作成する。

AWS SOA受験前に前提知識として知っておいた方が良いこと

AWSとは直接関係がありませんが、試験問題中で頻繁に出てくる用語や知識を紹介します。

CD/CI(継続的インティグレーション/継続的デリバリー)

自動化を導入してリリース頻度を高めることです。テスト、環境へのデプロイを自動化する仕組みです。AWSのサービスで絵にすると以下のようになります。

CI/CDの図解

3層アーキテクチャ

WEBサービスを提供する際に3つのサーバで役割を分ける仕組みのことです。大規模なシステムはほとんどがこの3層アーキテクチャを採用しています。

3層アーキテクチャの図解

ちなみにAWSで実現する場合、以下のようなサービスを利用することが多いです。
WEBサーバ:S3やEC2
APサーバ:EC2やLambda
DBサーバ:DynamoDBやRDSやAurora

オンプレミス

クラウドと対比される用語です。オンプレミスとは自社で保有しているサーバにシステムを構築することです。昔ながらのシステムはオンプレミスがほとんどです。

フロントエンドとバックエンド

簡単に言うと、以下の通りです。

フロントエンド:皆さんのブラウザのHTML(動きを付けるjavascript、デザインを決めているCSSを含む)やスマホで動いているアプリ

バックエンド:アプリやブラウザが通信しているサーバ。

AWSで実現できるのはバックエンドのほうです。
WEBサーバにはフロントエンドの成果物であるHTML(+javascript, CSS)を格納しておきます。クライアント側の要求を受けてクライアントにそれらを配信してあげます。

フロントエンド、バックエンドの図解

フロントエンドとバックエンドの違いについてはこちらでわかりやすく解説されています。

まとめ

試験について

  • SOA(シスオプスアドミニストレーターアソシエイト)はAWSの運用者向けの認定資格である。
  • 初心者はAWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)を先に取得することをおすすめである。その理由は、SAAでAWSの全体の知識を学ぶことで、SOAの内容が理解しやすくなるためである。
  • SOAの試験は、130分で65問の選択問題形式で行われ、合格ラインは720点以上。試験場所は全国のピアソンテストセンターまたはオンラインで受験可能。
    • 2024/5時点ではラボ試験は中断されている。
  • 出題範囲は、モニタリング、ロギング、修復、信頼性とビジネス継続性、デプロイ、プロビジョニング、オートメーション、セキュリティとコンプライアンス、ネットワークとコンテンツ配信、コストとパフォーマンスの最適化の6つの分野から構成される。

勉強方法について

AWS全体をつかむために動画教材を見る、個々のサービスに掘り下げて勉強する、問題を解いてみるというステップがあります。

  • AWSの全体をつかむ
  • 個々のサービスを掘り下げて勉強する
  • 練習問題を解いてみる

それぞれのステップで利用可能なおすすめの教材をまとめます。

教材(レビュー) 特徴 価格
Udemy動画教材
STEP1 全体学習におすすめ
AWS認定SysOps Administrator Associate(SOA-C02)試験 対策トレーニング icon
勉強初期の全体学習に最適。
図解豊富で初心者にもわかりやすい
14時間の丁寧な解説
試験範囲の網羅的な解説
練習問題50問付き
ハンズオンで実践的な学習
5,600円
(セール時参考価格:1,800円)
AWS公式資料
STEP2 部分詳細学習におすすめ
ブラックベルトオンラインセミナー
AWS公式の各サービスの紹介動画やPDFです。
各サービスの詳細を説明
図解やアーキテクチャ図が投影されるので理解しやすい
初心者はどの資料から見ればよいかわかりずらい
AWS全体像をある程度把握しておかないと理解しにくい(木を見て森を見ず)
無料
Udemy日本語模試(415問)
STEP3 問題演習におすすめ
【SOA-C02対応】AWS認定 SysOpsアドミニストレーター アソシエイト 模擬問題集+詳解 icon
頻繁に更新されるクラウド資格に最適なWEB問題集です。Udemyでは希少なSOA日本語模試です。
掲載問題の更新頻度が高い(試験の変化に対応できている)
似た形式の問題が多く出題されている
解答と丁寧な解説が付属している
2,400円
(セール時参考価格:1,800円)
Udemy英語模試(325問)
STEP3 問題演習におすすめ
(さらに解きたい方)
AWS Certified SysOps Administrator Associate Practice Exams icon
英語のWEB問題集ですが、自動翻訳で違和感の少ない日本語に翻訳が可能です。
掲載問題の更新頻度が高い(試験の変化に対応できている)
違和感の少ない日本語に自動翻訳可能
解答と丁寧な解説が付属している
3,600円
(割引で安くなることあり)
参考書1
WEB教材と併用したい方にお勧め
AWS認定資格試験テキスト SysOps
SOA対策定番の参考書です。360ページあります。
試験範囲の網羅的な解説
各項目に練習問題付属(知識の定着)
模擬問題付属(1回分65問 ラボ問題付き)
書籍のため、WEB教材に比べて情報鮮度は古い
3,000円程度
参考書2
WEB教材と併用したい方にお勧め
ポケットスタディ AWS認定 SysOps
すっきりまとまっている参考書です。コンパクトなので持ち運びに便利です。264ページ。
試験範囲の網羅的な解説
赤シート対応で暗記チェックに最適
模擬問題付属(1回分65問)
書籍のため、WEB教材に比べて情報鮮度は古い
2,000円程度

以上です。この記事を見てくださった方がAWS SOA シスオプスアドミニストレーターアソシエイト(SysOps Administrator – Associate)の試験に合格できると大変うれしく思います!

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