当ブログにはPRを含みます。
AWSの開発者向けの資格試験としてDVA(ディベロッパーアソシエイト)があります。筆者も取得したので勉強方法のレポートを行います。
AWS初学者の方は先にSAAの取得を検討されることをおすすめします。全体(SAA)→部分(DVA)の流れで学べるので、より理解が進むかと思います。


記事の著者紹介
管理人:syo
- Udemy講師:講師評価 4.5/5.0 受講生多数(筆者Udemy講師ページ)
- AWS認定資格保有:SAP, DOP, SAA, SOA, DVA, SCS, DBS, MLS, ANS, PAS
- Azure認定資格保有:AZ-305・AZ-104・AZ-900
- その他IT資格:基本情報、JAVASE、オラクル、SQL、ITIL、LinuC など
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問題文:
AWS Lambda関数はイベントを処理するために同期的に呼び出されることがありますが、時折、Lambda関数の処理が失敗することがあります。この場合、失敗したイベントを収集して分析し、問題を修正する必要があります。 開発工数を最小限に抑えつつ、この要件を満たす最適な方法を選択してください。
選択肢:
A. 失敗したイベントに対して再試行するAWS Step Functionsのワークフローを構築します。
B. デッドレターキューを追加し、Amazon Simple Notification Service(SNS)FIFOトピックに失敗したメッセージを送信します。
C. デッドレターキューを追加し、Amazon Simple Queue Service(SQS)スタンダードキューに失敗したメッセージを送信します。
D. Lambda関数の全イベントに対してログ記録ステートメントを追加し、AWS CloudTrailのログをフィルタリングしてエラーを検出します。
正解: C
A. 失敗したイベントに対して再試行するAWS Step Functionsのワークフローを構築します。
不正解 Step Functionsは複雑なワークフローの管理には優れていますが、単純な失敗イベントの収集という要件に対しては過剰なソリューションです。ワークフローの設計、状態遷移の定義、エラーハンドリングの実装など、多くの開発工数が必要になります。また、Step Functionsは実行回数に応じて課金されるため、コスト面でも不利です。さらに、問題の要件は「失敗したイベントを収集して分析する」ことであり、再試行機能は求められていません。
B. デッドレターキューを追加し、Amazon Simple Notification Service(SNS)FIFOトピックに失敗したメッセージを送信します。
不正解 SNS FIFOトピックは、メッセージの順序保証と重複排除が必要な場合に使用されますが、失敗イベントの収集という用途には適していません。SNSは本来、複数のサブスクライバーにメッセージを配信するためのサービスです。失敗したイベントを一時的に保存して後で分析するという要件に対しては、メッセージを永続化できるSQSの方が適切です。また、SNS FIFOトピックはSQSスタンダードキューと比較してコストが高く、この用途には不要な機能に対して余分な費用を支払うことになります。
C. デッドレターキューを追加し、Amazon Simple Queue Service(SQS)スタンダードキューに失敗したメッセージを送信します。
正解 デッドレターキュー(DLQ)は、Lambda関数の処理に失敗した際に、そのイベントを自動的に指定されたSQSキューに送信する仕組みです。SQSスタンダードキューは高いスループットと低コストを提供し、失敗したイベントを確実に保存できます。設定も簡単で、Lambda関数の設定画面でDLQとしてSQSキューを指定するだけで済むため、開発工数を最小限に抑えることができます。また、SQSに蓄積された失敗イベントは後からいつでも取得・分析が可能です。
D. Lambda関数の全イベントに対してログ記録ステートメントを追加し、AWS CloudTrailのログをフィルタリングしてエラーを検出します。
不正解 CloudTrailはAWS APIの呼び出しを記録するサービスであり、Lambda関数内部の処理結果やエラー詳細は記録されません。Lambda関数のエラー情報を取得するにはCloudWatch Logsが適切です。また、全イベントにログ記録ステートメントを追加するのは、Lambda関数のコード修正が必要で開発工数が増加します。さらに、ログからエラーを検出・分析するには手動での作業が多く、効率的ではありません。失敗したイベント自体のデータも取得しにくく、問題の根本原因分析が困難です。
全体的な説明
問われている要件
- Lambda関数が処理に失敗した際に、失敗したイベントを収集できること
- 収集した失敗イベントを後から分析できること
- 実装に必要な開発工数を最小限に抑えること
前提知識
デッドレターキュー(DLQ)とは
デッドレターキューは、メッセージ処理システムにおいて処理に失敗したメッセージを別の場所に隔離・保存する仕組みです。AWS Lambdaでは、関数の実行に失敗した際に、そのイベントデータを指定されたSQSキューまたはSNSトピックに自動的に送信できます。
Lambda関数のエラーハンドリング
Lambda関数が同期的に呼び出される場合、処理が失敗するとエラーレスポンスが呼び出し元に返されます。デッドレターキューが設定されていると、失敗したイベントのデータが自動的に指定された宛先に送信されるため、データの損失を防げます。
SQSとSNSの違い
- SQS(Simple Queue Service):メッセージを一時的に保存するキューサービス。メッセージは取得されるまで保持され、1対1のメッセージ配信に適しています
- SNS(Simple Notification Service):複数の宛先にメッセージを配信する通知サービス。1対多のメッセージ配信に適しています
各サービスの特徴
- SQSスタンダードキュー:高いスループット、低コスト、メッセージの永続化が可能
- SNS FIFOトピック:メッセージの順序保証と重複排除機能を提供、コストは高め
- Step Functions:複雑なワークフローの管理とエラーハンドリングが可能、設計が複雑
- CloudTrail:AWS APIの呼び出しログを記録、Lambda関数内部の処理は記録しない
解くための考え方
この問題では、失敗イベントの収集という要件を満たしつつ、開発工数を最小化する方法を選択する必要があります。
デッドレターキューとSQSスタンダードキューの組み合わせは、Lambda関数の設定画面での簡単な設定変更のみで実現でき、失敗したイベントを確実に保存できます。
他の選択肢は、要件に対して過剰に複雑であったり、適切なサービスの組み合わせではないため、開発工数やコストの観点で不適切です。
参考資料
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講師クーポン【全出題範囲を網羅+詳細な解説】AWS DVA-C02日本語実践問題集260問(ディベロッパーアソシエイト)
初めに AWS DVA(ディベロッパーアソシエイト)試験の概要
試験の位置づけ
AWS公式の試験ページを引用します。分野に特化した専門知識の試験を除くと、レベルとしてファウンデーション、アソシエイト、プロフェッショナルのレベルがあります。DVA(ディベロッパーアソシエイト)はアソシエイトレベルなのでちょうど真ん中に当たります。
ちなみに専門知識以外の試験をすべて受けたことがある筆者の感想ですが、難易度でいうと
CP<<SAA=DVA(Developer)<SOA(SysOps)<<DOP(Devopsプロ)<<SAP(SolutionArchitectプロ)
といった感じでした。同レベルのSAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)と似たようなレベルで出題範囲も重複している感じでした。DVAの方は開発に特化したより狭くて具体的な設問が多かった印象があります。

AWS DVA試験の問題数と試験時間
試験時間は130分、問題数は65問です。複数選択や単一選択の問題です。DVAの試験時間に関してはのんびり解いても余裕があると思います。
AWS DVA試験の合格点
DVAの合格点は1000点満点中、720点以上です。
ちなみにファウンデーションレベル(初級)は700点、アソシエイトレベル(中級)は720点、プロフェッショナルレベル(上級)は750点が合格点です。試験の合格率は非公開です。
AWS DVA 試験の試験範囲
AWS公式が出している試験ガイドの情報です。出題範囲と比率が公開されています。
第 1 分野: AWS のサービスによる開発 32%
第 2 分野: セキュリティ 26%
第 3 分野: デプロイ 24%
第 4 分野: トラブルシューティングと最適化 18%
合計 100%
AWSを使用した[ 開発→デプロイ→トラブルシュート ] の一連の流れとセキュリティについてが出題されます。
AWS DVAを取得するメリット
現在おかれている立場によって享受できるメリットは様々ですが、一般的には以下のようなメリットがあるかと思います。
- AWS案件にかかわることができる
- パブリッククラウドの理解が深まる
- 年収が高いところに転職できる
- (すでにAWS案件にかかわることが決まっている方)技術者と同じ土俵で会話できるようになる ★筆者が享受したメリット
AWSなどのクラウドは案件が増えてきており、引く手あまたとなっています。売り手市場となっているので高年収になりやすいです。筆者はSIerの現場にいますが、SE単価1人月200万円も珍しくはないです。
また、他のパブリッククラウド(AzureやGCP)もできることはほぼ同じです。AWSを勉強することで他のパブリッククラウドへの足掛かりにもできます。
また、筆者の場合、会社からAWS案件にかかわる部署に異動となったため急遽慌ててAWSの勉強を始めました。勉強する前は技術者の話が理解できなかったのですが、AWS資格試験の勉強をしたことにより徐々に会話についていけるようになりました。(現在はプロ資格も取得し、技術者をリードするプロジェクトマネージャーとして働いています。)
クラウドなのでどこにいても仕事ができるのもいいですね。私は完全リモートで出社せずに自宅から仕事をしています。
AWS DVA合格のための大切なポイント
早く合格するために必要な要素をまとめます。
- 隙間時間を活用して動画教材や書籍を見る
- 問題集を解いてみる
- いつでも触れるようにAWSアカウントを開設しておく
- 勉強を習慣化する
隙間時間を活用して勉強を習慣化しましょう。勉強の習慣化におすすめなのは動画教材や書籍などです。
また、AWSは業務では使えてなんぼの世界なのでAWSアカウントを開設しておくことをおすすめします。AWSを使いこなせればたいていなんでもできるようになるので個人的に触ってみるのも楽しいかと思います。特にDVAは具体的な実装方法の設問が多いので、自分でAWSサービスを触っていろいろ試してみると理解が深まると思います。
当ブログではAWSサービスを触ってみたことをいろいろ記事にしているのでぜひ、他の記事も見てみてください。
実は当ブログもAWSのEC2やCloudFront、Route53やS3などを使ってホストしています!
どのような構成になっているのか気になる方は以下の記事で紹介しています。
・AWS EC2独自ドメインでWordPress[Cocoon]構築手順
・AWS S3とCloudFrontでWordPressブログをホストする方法
おすすめの勉強の流れ
先にAWS SAAの取得をしておくとベストです。(全体→部分の順番になるため。)
SAAの勉強方法はこちらで紹介しております。

SAAをお持ちでない方も、そうでない方も動画教材がおすすめ!初心者にもわかりやすく解説してくれます。
AWSが出しているブラックベルトオンラインセミナーで各サービスについて掘り下げて勉強します。気になるサービスはAWSアカウントを発行して実際に触ってみると理解が進みます。
さらに余力のある方はAWS SDKやCLIを使用してプログラムやシェルからAWSリソースを操作してみるとクラウド開発についての理解が進みます。SDKやCLIについてはAWSが出しているリファレンスを確認しましょう。
UdemyのWEB問題集のWEB問題集がおすすめです。実際のDVAの試験と同じ形式なので本番のトレーニングにも最適です。試験時間を意識して解いてみましょう。(DVAは試験時間は余裕がある方だと思います。)
紙の本が良いという方は参考書でもよいと思います。(ただしWEB問題集が試験に合わせて問題が更新されていくのに対して、書籍は問題の更新はありません。)
次の章ではそれぞれのステップでの勉強方法を具体的に紹介します。
【STEP1】AWS DVAおすすめ勉強法 SAAの取得、DVAの動画教材
繰り返しになりますが、DVA取得の前にSAA取得がおすすめです。試験範囲もかぶっているところが多いので、SAAの取得勉強はDVA取得の寄り道にはそれほどならないと思います。
ここではSAAをすでにお持ちの方、そうでない方両方におすすめできる勉強教材を紹介いたします。
IT資格試験を勉強する際に非常に便利なのでUdemyです。月数回実施しているセールでは1,600円から動画教材やWEB問題集を購入できます。加えてチャットで講師に質問できます。
- 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる)
- 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適)
- 不明点を講師に質問可能
- スマホでも視聴可能(隙間時間の活用)
- 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!)
私もUdemyの教材で勉強したことがありますが、質問できることは非常に心強かったです。Udemyの数ある動画教材の中で、AWS DVAに特化した日本語の人気講座があります。
Udemy動画教材の使い方について、画面を交えて詳しく説明しています。ぜひ以下の記事をご覧ください。
記事の内容:
- Udemy動画教材の便利な機能紹介: 再生速度調整、トランスクリプト表示、字幕対応などの機能
- スマホ機能の紹介: コースのダウンロード機能やバックグラウンド再生
- QA方法紹介: 講師への質問方法
DVA試験の内容を網羅した動画教材です。初心者にもわかりやすい図を使った解説に加え、ハンズオンを通した実践的な学習も可能です。加えて50問の予想問題も付属しています。
長時間の動画教材ですが、AWSを知らない人でもハンズオンを交えて0からじっくり学ぶことができます。

- 試験範囲の全サービス網羅解説
- 試験の勘どころの解説
- ハンズオン動画+解説
- 50問の本番さながらの予想問題 + 解説
↓講座のリンクです。リンク先で20分程度のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:5,600円 セール時参考価格2,000円程度)

AWS認定Developer Associate(DVA-C02)試験 対策トレーニング
受講者の声
- Developer Associateの試験範囲を網羅している。ハンズオンが豊富なので、理解が進む。
【STEP2】AWS DVA おすすめ勉強法 AWS公式ブラックベルトオンラインセミナー
AWS公式の紹介動画です。各サービスでどんなことができるのかを把握するために利用するのが便利です。
DVAで出題されやすいサービスについて一通り見ておくと理解が深まると思います。DVAで出題されやすいサービスについては後の章で詳しく説明します。
【STEP3 選択肢1】AWS DVAおすすめ勉強法 WEB問題集
頻繁にアップデートしていくAWSの試験に追従していくWEB問題集がおすすめです。筆者が役立ったと感じたWEB問題集を紹介します。特にUdemyは教材に満足できない場合の返金制度もあり、初心者の方にもおすすめです。
Udemy問題集の使い方について、実際の画面を交えて詳しく説明しています。ぜひ以下の記事をご覧ください。
記事の内容:
- 【神アップデート!】解答を都度確認する方法を解説。(1問1答)
- Udemyの問題集をPCやスマートフォンで効果的に活用する方法を解説。
- ブラウザ翻訳機能を使い英語問題集を日本語に翻訳する手順を紹介。
- 問題演習画面の操作方法や解答確認の仕方を詳しく説明。
- 講師への質問方法を説明。
Udemy [日本語]模擬問題集(WEB問題集) 1,500円★クーポン発行中
この度、筆者はUdemy講師デビューいたしました。DVA-C02に対応した日本語問題集を作成しました。問題の質と解説にこだわって作成したためぜひお役立ていただけると幸いです。
- 本番に似た傾向の問題を収録
- 出題される4分野をすべて網羅
- 詳しい解説を記載(全問題に公式ドキュメントへのリンクと全不正解選択肢の解説)

なぜ4.5/5.0の高評価を獲得できているのか?
- ✅ 全260問に平均800字の詳細解説
- ✅ 受講生からの質問に100%に回答
- ✅ AWSアップデートを反映
- ✅ 不正解選択肢も「なぜ不正解か」を丁寧に解説
受講生の声:
「本教材のみで合格」「回答単位の正誤の解説がわかりやすい」「本番に近い」
問題集の完全版は以下Udemyで購入可能です。特別価格: 通常2,600円 → 1,500円
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講師クーポン【全出題範囲を網羅+詳細な解説】AWS DVA-C02日本語実践問題集260問(ディベロッパーアソシエイト)
Udemy [英語]模擬問題集(WEB問題集) セール時参考価格2,000円
英語の模試ですが、ブラウザーのワンタッチ翻訳で日本語に変換することができます。問題の品質は非常に高いです。
機械翻訳なので多少日本語が不自然な箇所がありますが、本番試験も日本語が不自然な箇所が多々あるのでこれはよいトレーニングにもなりました。
価格は定価だと13,800円ですが、月に数回実施しているセールだと2,000円未満になっていることがあります。セール時期であれば購入することをおすすめします!※定価で購入しても今後のキャリアで十分ペイできるかと思います。買い切りの無期限利用可能です。
390問で定価13,800円です。セール時には2,000円程度になることがあります。
Practice Exams | AWS Certified Developer Associate 2023
翻訳の方法はchromeで開いて右クリック→日本語に翻訳で行います。

【STEP3 選択肢2】AWS DVAおすすめ勉強法 参考書・問題集
紙の問題集が良い方向けに参考書を紹介します。
徹底攻略AWS認定デベロッパー – アソシエイト教科書
模擬問題と教科書的な解説が記載されています。問題の量は十分ではないので他の問題集と併用されるのが良いと思います。
リンク先でサンプルを読むことができるので、自分に合うか確認するためにもぜひご覧ください。
参考書は以下の内容を含みます。
- 試験で出題されるサービスの説明
- 各章末で理解度をはかれる演習問題
- 学習の総仕上げに最適な「模擬試験問題」1回分
利用者の声
- アソシエイトレベルを目指す人の中でも、サービスの概要は一通り知っているのでより詳細について学びたい人向けの本である。
- ざっくりAWSの機能を抑えたい人、問題を解きながら覚えていきたい人にはちょうど良い問題集。
- ただ、これだけだと合格は難しい気がするので、その他WEB問題集などを併用すると良いと思います。
ポケットスタディ AWS認定デベロッパーアソシエイト
こちらは本番試験さながらの模擬問題が330問収録されています。解説も丁寧なので初心者の方でも読み進めることができると思います。
リンク先でサンプルを読むことができるので、自分に合うか確認するためにもぜひご覧ください。
参考書は以下の内容を含みます。
- 試験で出題されるサービスの説明
- 各章末で理解度をはかれる演習問題
- AWSでの開発方法の説明
- 330問の模擬問題
利用者の声
- 体系的にまとまっていてわかりやすかった
- 章末問題で復習できる構成なのでよかった
- 実務でAWSを使用する際にも役立つ書き方がされている
【超重要!】AWS DVA頻出の主要サービス
AWS DVAは試験範囲が狭めです。ゆえに高頻度で出題されるサービスがあります。以下に挙げたサービスはほぼ必ず出題されます。特に赤字は最重要サービスです。ブラックベルトで確認しておきましょう!
特にAWS SAAではあまり取り扱われなかったCode兄弟がDVAでは登場します。Code兄弟とはCodeStar、CodeBuild、CodeCommit、CodeDeploy、CodePipelineのことです。AWS利用料金もさほどかからないので一度触ってみることをおすすめします。(上位資格のDOPに比べるとDVAではCode兄弟の設問は少なめかなとは思いました。)
上位試験のDOP(DevOps Engineer – Professional)の勉強用途で以下記事で触ってみましたが、DVAでも役立つと思います。

| ジャンル | サービス |
|---|---|
| デプロイ | Code兄弟, CloudFormation, OpsWork, Elastic Beanstalk |
| コンピュート | EC2, Lambda, ECS |
| セキュリティ | IAM, Cognito, KMS, |
| ネットワーク | VPC |
| 開発 | Cloud9 |
| データベース | DynamoDB, RDS, Aurora, Redshift |
| アプリ統合 | SNS, SQS, SES, API Gateway, EventBridge |
| 管理サービス・モニタリング | SystemsManager, CloudWatch, X-Ray, CluudTrail, |
| ストレージ | S3, EBS, EFS, CloudFront |
AWS DVAサンプル問題
AWS公式が出しているサンプル問題の一部(7問目)を紹介します。以下のようにDVAでは開発キットの疑似コードについての問題も出題されます。
一度AWSのSDKを使用して感覚をつかんでおく or 問題集を解いてコツをつかんでおくのが良いかと思います。
回答、解説をご覧になりたい方はサンプル問題よりご確認ください。
7) デベロッパーが会社の既存のレコードストレージアプリケーションに Amazon ElastiCache for Memcached
を追加しようとしています。デベロッパーは、一般的なレコード処理パターンの分析に基づいて遅延読み込みを
使用することにしました。
遅延読み込みを正しく実装する擬似コードの例はどれですか。
A)
record_value = db.query(“UPDATE Records SET Details = {1} WHERE ID == {0}”,
record_key, record_value)
cache.set (record_key, record_value)
B)
record_value = cache.get(record_key)
if (record_value == NULL)
record_value = db.query(“SELECT Details FROM Records WHERE ID == {0}”,
record_key)
cache.set (record_key, record_value)
C)
record_value = cache.get (record_key)
db.query(“UPDATE Records SET Details = {1} WHERE ID == {0}”, record_key,
record_value)
D)
record_value = db.query(“SELECT Details FROM Records WHERE ID == {0}”,
record_key)
if (record_value != NULL)
cache.set (record_key, record_value)
AWS DVA受験前に前提知識として知っておいた方が良いこと
AWSとは直接関係がありませんが、試験問題中で頻繁に出てくる用語や知識を紹介します。
CD/CI(継続的インティグレーション/継続的デリバリー)
自動化を導入してリリース頻度を高めることです。テスト、環境へのデプロイを自動化する仕組みです。AWSのサービスで絵にすると以下のようになります。

近年、変化の激しい時代なのでそれに追従するように導入された手法です。
3層アーキテクチャ
WEBサービスを提供する際に3つのサーバで役割を分ける仕組みのことです。大規模なシステムはほとんどがこの3層アーキテクチャを採用しています。

ちなみにAWSで実現する場合、以下のようなサービスを利用することが多いです。
WEBサーバ:S3やEC2
APサーバ:EC2やLambda
DBサーバ:DynamoDBやRDSやAurora
オンプレミス
クラウドと対比される用語です。オンプレミスとは自社で保有しているサーバにシステムを構築することです。昔ながらのシステムはオンプレミスがほとんどです。
フロントエンドとバックエンド
簡単に言うと、以下の通りです。
フロントエンド:皆さんのブラウザのHTML(動きを付けるjavascript、デザインを決めているCSSを含む)やスマホで動いているアプリ
バックエンド:アプリやブラウザが通信しているサーバ。
AWSで実現できるのはバックエンドのほうです。
WEBサーバにはフロントエンドの成果物であるHTML(+javascript, CSS)を格納しておきます。クライアント側の要求を受けてクライアントにそれらを配信してあげます。

フロントエンドとバックエンドの違いについてはこちらでわかりやすく解説されています。
AWS DVA 勉強方法まとめ
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買い切り無期限。自動アップデート。英語なので翻訳して使用。 390問(2024/4現在) |
|
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試験で出題されるサービスの説明+模試1回分(65問) | 各3~4,000円程度 |
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以上です。この記事を見てくださった方がAWS DVA ディベロッパーアソシエイトの試験に合格できると大変うれしく思います!
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当ブログはWordPressテーマSWELLを使用しています。非常に使いやすく、簡単にプロのようなデザインを使えるのでお勧めです!!
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システムエンジニア
AWSを中心としたクラウド案件に携わっています。
IoTシステムのバックエンド開発、Datadogを用いた監視開発など経験があります。
IT資格マニアでいろいろ取得しています。
AWS認定:SAP, DOP, SAA, DVA, SOA, CLF
Azure認定:AZ-104, AZ-300
ITIL Foundation
Oracle Master Bronze (DBA)
Oracle Master Silver (SQL)
Oracle Java Silver SE
■略歴
理系の大学院を卒業
IT企業に就職
AWSのシステム導入のプロジェクトを担当

