AWS DOP-C02勉強方法と教材紹介(DevOps Engineer – Professional)

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当ブログにはPRを含みます。

2023年3月からDevOps Engineer – Professional(DOP)の試験がDOP-C01からDOP-C02に改定されました。受験して合格できたので勉強方法や教材を紹介します。

筆者の全身写真

この記事を書いた人

管理人:syo

サラリーマンエンジニア歴10年
新卒で入社した大手システム会社でリモートワーク、年収800万円に到達
AWS関連プロジェクトのインフラエンジニア&プロジェクトマネージャーを担当。
IT資格
AWS:プロフェッショナルレベル2冠・アソシエイトレベル3冠・CLF・ペシャリティ資格(SAP, DOP, SAA, SOA, DVA, SCS, DBS, MLS, ANS, PAS)
Azure:AZ-305・AZ-104・AZ-900
その他:基本情報、JAVASE Silver、オラクルマスターブロンズ(DBA)、Silver SQL、ITIL Foundation
、LinuC

目次

AWS期間限定再試験無料キャンペーン(たまに実施しています。)

AWS認定再試験無料は公式ホームページから確認可能

AWS認定資格全般について受験結果が不合格だった場合、同試験を 期間限定で無料再受験できるキャンペーンを実施していることがあります。実施有無はこちらをご覧ください。キャンペーン実施中の場合は上記のようにポップが出ています。筆者はこのキャンペーンにつられて受験を決意しました。そして何とか一発合格することができました!

はじめに:筆者の受験時の状況と受験結果

筆者はソリューションアーキテクトプロフェッショナル(SAP)を取得していた状態で本資格を受験しました。その他アソシエイトレベルの資格も複数取得した状態でDOPに臨みました。

受験時の筆者の状況

  • 取得済み資格: SAP, SAA、DVA、SOA
  • 学歴: IT学部卒
  • 職歴: IT企業に入社して6年目
  • AWS経験: プロジェクト参画4年目、主にインフラ設計やAWSシステムのトラブルシューティング
  • 受験目的: DevOpsを実践して仕事量を減らしたい

受験結果

約3週間を勉強に費やしました。1日2~3時間勉強していたと思います。筆者はSAPを取得していたためこの勉強時間で合格できましたが、他にAWS認定を取得していない人はもっとかかると思います。

よって、AWSの上位資格を既に取得している方には短期間で対策可能だと思いますが、基礎から学ぶ方にはより時間がかかると思います。

私のスコアは782点でした。合格ラインが750点なので結構ギリギリでした。

筆者のスコア(782)

DevOps Engineer – Professional(DOP)の概要

DevOps Engineer – Professional試験は、AWS上での自動化や運用効率を最大化するための知識とスキルを評価する上級資格の一角です。主に、CI/CDやDevOpsが対象となります。学習することでAWS環境維持の効率化が期待できると思います。

資格名 AWS Certified DevOps Engineer – Professional
試験名(バージョン) DOP-C02
試験時間 180分
出題形式 選択問題
言語 日本語、英語、韓国語、中国語
問題数 75問
合格ライン 750点/1000点
試験日 随時
試験場所 全国のピアソンテストセンター
または
試験監督付きオンライン受験
受験料 40,000 円
合格発表 24時間以内
(筆者は受験後90分ほどでメールが来ました)
有効期限 3年
再認定試験は、認定資格が有効期限切れになる 60 日前から受験可能
受験要件 なし

DOP試験の難易度について(例題付き)

筆者の体感難易度はAWS SAP(ソリューションアーキテクトプロフェッショナル)に比べるとずっと簡単に感じました。簡単に感じた理由は問題文、選択肢の文章量の少なさです。SAPではやや時間が足りなかった筆者もDOPでは20分程度時間が余るほどでした。ただ、もちろんアソシエイトレベルの試験よりは難しく感じました。

以下、サンプル問題と解答を掲載します。中には以下のようなやや長文問題もあります。

サンプル問題を確認する

企業は、CloudFormation を用いて管理タスクを自動化し、最小限の特権と職務単位のセキュリティの実装を検討しています。

この企業では、以下の役割とそれに対応するタスクがあります。

*ネットワーク管理者:VPC、サブネット、NACL、ルーティングテーブル、セキュリティグループの作成、変更、削除
*アプリケーション管理者:すべてのリソースをネットワーク管理者が管理する VPC にデプロイする必要があるのに対し、完全なアプリケーションスタック(ELB、Auto Scaling グループ、RDS)をデプロイします。

両方のグループは、独自の CloudFormation テンプレートを管理し、独自の CloudFormation スタックのみを作成、更新、削除できる必要があります。同社は、アプリケーション用とネットワーク用の2つの IAM グループを作成しました。両方のIAM グループは、各グループの必要なタスクを実行する権限を付与する IAM ポリシーに加えて、CloudFormation スタックの作成、更新、削除を実行する権利が与えられます。設定と要件を前提に、設計上の考慮事項を選択してください。(2つ回答)

  1. すべてのネットワークスタックが削除されるまで、アプリケーションスタックは削除できません。
  2. VPC への EC2 インスタンスの起動を制限するには、アプリケーショングループの IAM ポリシーにリソースレベルの権限が必要です。
  3. CloudFormation:DeleteStack アクションでリソースレベルの権限が使用されていない限り、ネットワーク管理者はアプリケーションスタックを破棄できます。
  4. EC2 インスタンスを含むサブネットを削除しようとすると、ネットワークスタックの更新が失敗します。
  5. アプリケーションスタック内にネットワークスタックをネストすると、管理とデパッグが簡単になります。一方で、ネットワークグループの IAM ポリシーにリソースレベルの権限が必要です。
解答を確認する

正解:2と4

解説

·EC2 インスタンスを含むサブネットを削除しようとすると、ネットワークスタックの更新が失敗します。
→サブネットにインスタンスが存在する場合はサブネットを削除できないため正解です。サブネットの削除はインスタンスを削除してから実施します。

·VPC へのEC2 インスタンスの起動を制限するには、アプリケーショングループの IAM ポリシーにリソースレベルの権限が必要です。
→インスタンスを起動を制御するのは、IAM ポリシーを明示的に指定する必要があるため正解です。EC2 インスタンスの起動するには明示的なIAM権限を付与する必要があります。

※スタック
スタックは、単一のユニットとして管理できる AWS リソースのコレクションです。つまり、スタックを作成、更新、削除することで、リソースのコレクションを作成、更新、削除できます。スタック内のすべてのリソースは、スタックの AWS CloudFormation テンプレートで定義されます。たとえば、ウェブサーバー、データベース、ネットワークルールなど、ウェブアプリケーションの実行に必要なすべてのリソースをスタックに格納できます。ウェブアプリケーションが不要になった場合は、スタックを削除するだけで関連リソースをすべて削除できます。

■以下は間違いです。

1. すべてのネットワークスタックが削除されるまで、アプリケーションスタックは削除できません。
→アプリケーションスタックはネットワークスタックの前に削除できるため間違いです。

3. CloudFormation:DeleteStack アクションでリソースレベルの権限が使用されていない限り、ネットワーク管理者はアプリケーションスタックを破棄できます。
→ネットワーク管理者自身がアプリケーションスタック内のリソースを削除する権限を必要とし、CloudFormation が管理者に代わってリソースの作成、変更、削除を行うための呼び出しを行うため間違いです。

5. アプリケーションスタック内にネットワークスタックをネストすると、管理とデバッグが簡単になります。一方で、ネットワークグループの IAM ポリシーにリソースレベルの権限が必要です。
→スタックをネストすることはできます。一方でネットワークグループにはすべてのアプリケーショングループ権限が必要のため間違いです。

出題されやすいサービス

数多くのAWSサービスから明確に出題されやすいサービスがあったように感じました。例えば以下のAWSサービスは頻出です。特にDOP試験のアップデート(DOP-C01からDOP-C02)により、マルチアカウント管理関連のサービスの配分が増えました。

  • AWS Codeシリーズ(CodeCommit、CodeBuild、CodeDeploy、CodePipeline)
  • AWS Config
  • AWS CloudFormation
  • EC2 Auto Scaling
  • CloudWatch
  • Control Tower

実際に受けてきて頻出だと感じたサービスは以下で紹介しています。よろしければぜひご覧ください。

合否発表タイミングの変更あり

1年ほど前に受けたSAP試験では試験終了後のアンケートに答えた直後にモニタに合否が表示されましたが、DOP-C02では「24時間以内にメールとAWSトレーニングコンソールで通知」のスタイルに変わっていました。

ちなみに筆者は17時頃に試験を完了して18時過ぎにAWSトレーニングコンソールを見てみたら合否が確認できました。(実質90分後くらいだったと思います。)合格通知のタイミングは受験者によって異なると思われます。

AWS DOP 効率的に学ぶための5つの学習方法

筆者が受験した際には、AWS DOP(DevOpsエンジニアプロフェッショナル)の日本語参考書は存在していませんでした(※記事執筆時点でも未発売です)。そのため、主にWEB問題集を活用して学習を進めました。

筆者はすでに**AWS SAP(ソリューションアーキテクトプロフェッショナル)を取得していたため、基礎知識があり、問題演習を中心に進めることができました。しかし、初心者がDOPから勉強を始めるのは教材が限られており、難易度が高いと感じるでしょう。少なくともSAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)SOA(シスオプスアドミニストレータアソシエイト)**など、基礎的な資格を先に取得してからDOPの学習を始めることを強くおすすめします。

また、本ブログではSAASOAの学習方法についても詳細に解説していますので、そちらもぜひご覧ください。

上記を踏まえ、以下の5つの勉強方法を提案します。

勉強方法5選

  • (補助ツール)ChatGPTの活用: 学習中に疑問が出たら、ChatGPTのようなAIを活用してすばやく解決でき、効率的な学習が可能です。特に細かい技術的な質問や、理解が曖昧な部分の確認に役立ちます。
  • 下位(SAA, SOA)資格の復習: DOPの学習を始める前に、SAAやSOAの教材を復習することで基礎を固めましょう。特に下位資格未受験の方や受験してから時間がたっている方は復習が効果的です。
  • 頻出サービスをブラックベルトで学習: DOP試験はメインで出題されるAWSサービスに偏りがあります。DevOpsにかかわるAWSサービスは深く理解しておきましょう。
  • 問題演習を繰り返す: 2, 3の学習で基礎を身に着けたら問題演習を繰り返します。最新のDOP-C02に対応している問題集を選びましょう。古いC01だと一部範囲が異なります。
  • 英語の動画教材で学習: 問題演習でなかなか正答率が上がらない方は英語音声ですが動画教材で体系的に学ぶのも手だと思います。日本語の字幕が表示可能です。

また、学んだことはOneNoteなどのノートアプリに記入していくと効率的に学習可能です。

ノートアプリを使う利点
  • 多彩なノート作成:テキスト、画像、表などを組み合わせて自由にノートを作成でき、視覚的にわかりやすい学習が可能です。
  • デバイス間での活用:PCで入力したノートをスマホで見返すことで、隙間時間を有効活用できます。OneNoteのスマホアプリは特におすすめです。
  • 検索機能の活用:「どこに書いたっけ…?」という際も、検索機能を使って素早く学習内容を確認できます。

1. (補助ツール)ChatGPTの活用方法

学習を進めていて疑問が生じたときは、ChatGPTに質問することで疑問を解消できます。ChatGPT単に「〜とは何ですか?」と聞くだけでも答えてくれますが、以下のポイントを意識することで、より有益な回答が得られます。

ChatGPTへの質問のコツ
  1. 誰になってほしいのかを示す
    ChatGPTに具体的な役割を与えることで、より専門的な回答が得られます。
    • 例:「あなたは優秀なAWSエンジニアです。」
  2. 情報の粒度やレベルを示す
    回答の長さや説明の難易度を指定することで、自分に合った回答が得られます。
    • 例:「300文字以内で説明してください。」「初心者にもわかるように説明してください。」
  3. 比較したい場合は表を作成する
    2つ以上のものを比較する際には、表形式で答えてもらうと視覚的に理解しやすくなります。
    • 例:「CodeBuildとCodeDeployの違いを表で説明してください。」
  4. 生成AIの回答には間違いが含まれる可能性があることを理解する
    ChatGPTは便利なツールですが、時折誤った情報を提供することもあります。AWS公式HPなどで裏付けを取ることが、正確な学習には欠かせません。最新のChatGPT 4.0oではこの誤りも軽減されています。ChatGPT以外のツールを使う場合もなるべく新しいAIを使うことを意識してください。

ChatGPTを使った実際の質問例

例えば、ChatGPTに「CodeBuildCodeDeployの違い」について質問した際、以下のような回答を得られました。このように、あいまいな理解や似たサービスの違いを確認するのに、ChatGPTは非常に便利だと感じています。筆者はよく使う質問内容をテンプレートとしてOneNoteにまとめ、学習を効率化しています。

ChatGPTにCodeBuildとCodeDeployの違いを聞いてみた

ChatGPTに関してはスマホアプリもあります。書籍で学習している際もスマホさえあればいつでも気軽に質問することができるので非常におすすめです。筆者はAWSの勉強をする際は常にChatGPTにアクセスできるようにしています。

2. 下位(SAA, SOA)資格の復習

AWS DOP試験は、DVA試験(デベロッパーアソシエイト)やSOA試験(シスオプスアドミニストレータアソシエイト)の上位に位置する資格ですが、その中でも特にSOA試験に近い内容が多く出題されます。DVAの要素は薄いため、効率的な準備のためには、SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)やSOAの内容を重点的に復習することをおすすめします。

効率的な復習方法

  1. 模擬問題を中心に復習
    効率よく基礎を固めるためには、SAASOAの模擬問題(参考書巻末問題など。以前使用した教材でも可。)を解き、間違えた箇所を重点的に復習しましょう。これにより、理解が不十分な領域に絞って効率的に復習できます。
  2. 参考書に立ち返る
    模擬問題で間違えた部分は、解説を読むだけでなく、参考書などの教材に立ち返って基礎知識を再確認することが重要です。DOP試験では基礎がしっかりと身についていることが求められるため、曖昧な点を放置せず、確実に理解を深めることが合格への近道です。

SOAおすすめ参考書

SAAおすすめ参考書

3. 頻出サービスをブラックベルトで学習

AWSブラックベルトシリーズは、AWSの各サービスや技術に関して、日本語で詳しく解説された資料やウェビナーです。各サービスの詳細な技術情報や活用方法が網羅されており、AWS認定資格を取得する際に活用している方も多いのではないでしょうか。

AWSブラックベルトシリーズのリンク

DOP試験で押さえておきたいサービス

AWS DOP試験では、特にDevOps関連のサービスが多く出題されます。以下のサービスについては、ブラックベルト資料で詳細をしっかりと学習し、深く理解しておくことが重要です。特に、Control Towerに関しては、多くの問題が出題されたと感じています。

Control Towerのブラックベルト資料抜粋
Control Towerのブラックベルト資料抜粋

DOP試験で頻出するサービスと学習ポイント

  • AWS Codeシリーズ(CodeCommit、CodeBuild、CodeDeploy、CodePipeline)
    特にCodePipelineを使った統合や、CodeDeployのhookセクションなど細かい内容まで理解しておきましょう。また、Pipelineが途中で停止する際のトラブルシューティングも知識として仕入れておくことが必要です。
  • AWS Config
    Configアグリゲーターを使ったマルチアカウント管理もDOP試験の重要なポイントです。これらの機能をしっかり理解しましょう。
  • AWS CloudFormation
    通常のデプロイに加え、カスタムリソースの仕様理解が必要です。また、スタック作成やその停止時のトラブルシューティングについても学んでおくと良いでしょう。ヘルパースクリプトに関する知識も求められます。
  • EC2 Auto Scaling
    ライフサイクルを使用したEC2のログ退避方法など、詳細な仕様を理解しておきましょう。
  • CloudWatch
    サブスクリプションフィルタメトリクスフィルタ、エージェントなど、さまざまな機能について詳しく学びましょう。
  • Control Tower
    比較的新しいサービスで、マルチアカウントの管理に使われます。DOP-C02へのアップデートで頻出するようになりました。込み入った内容まで問われるため、詳細に理解しておくことが大切です。

DOP試験のアップデート(DOP-C01からDOP-C02)により、マルチアカウント管理の効率的な維持に関する出題が増えました。Control Towerを含むマルチアカウント管理に関する詳細な知識をしっかりと身につけておきましょう。

このような出題ポイントについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、よろしければぜひご覧ください。

4. 問題演習を繰り返す

試験対策として、模擬問題を繰り返し解くことが必須です。出題形式に慣れるためにも、繰り返し演習を行い、安定して80%以上の正答率を達成できるようになることが重要です。

DOP試験では日本語の参考書や動画教材は未発売のため、良質な問題演習が合格へのカギとなります。ただ、いきなり問題集を解くのではなく、「2. 下位(SAA, SOA)資格の復習」、「3. 頻出サービスをブラックベルトで学習」を実施してから問題を解くことをおすすめします。これは、問題と答えを暗記してしまうのを防ぐためです。

効果的な問題演習の進め方

問題演習で間違えた箇所は、解説を熟読し、再度インプット学習に立ち返ることが大切です。間違えた問題は「2. 下位(SAA, SOA)資格の復習」、「3. 頻出サービスをブラックベルトで学習」に立ち返って再学習することをおすすめします。注意すべき点は、答えを丸暗記しないことです。本質を理解しないまま問題を繰り返すのは逆効果です。間違えた理由や正しい選択肢を深く理解するために、解説を熟読してインプット学習に立ち返って知識を広げることが必要です。

筆者のおすすめ問題集活用学習方法

  1. 10問を解いてから答え合わせを行う
    • 間違えた箇所は解答を読む
    • 正解した問題も、他の選択肢がなぜ不正解かを考える
  2. 理解不足をブラックベルトやAWS公式ドキュメントを活用してさらに知識を広げる

10問区切りで学習を進める理由: 問題を解いた直後に見直すことで、記憶が新鮮なうちに復習でき、効率的な学習が可能なためです。正答率が向上したら、75問フルセットを解いて、85%以上の正答率が出たら本番受験のタイミングを計画しましょう。

AWS公式ドキュメント: 以下のリンクからアクセス可能です。ピンポイントな疑問の解決に役立ちます。記事によっては日本語対応していなかったり、難解なことが書かれているので、何が書いてあるかわからなくても焦る必要はありません。(DOPとSAPを取得した後の筆者も公式ドキュメントに何が書かれているかよくわからないことは多いです。)適度にChatGPTなどを使って読み進めると良いと思います。

正答率が向上したら本番に備える

この10問区切りの学習を繰り返すと必ず正答率が上がってきます。75問のフルセットを解いてみましょう。85%以上の正答率が出たら、本番受験のタイミングを計画しましょう。

UdemyおすすめWEB問題集2選

1. Udemy日本語問題集

こちらは比較的本番試験に近い問題集です。解説も丁寧に記載されています。Udemy日本語のDOP教材のベストセラーです。DOP-C02にも対応しています。

【DOP-C02対応】AWS認定 DevOpsエンジニア プロフェッショナル 模擬問題集+詳解 icon

【DOP-C02対応】AWS認定 DevOpsエンジニア プロフェッショナル 模擬問題集+詳解 サムネイル

以下、本WEB問題集の詳細です。

  • 問題数: 190問(75問×2セット+40問)
  • 価格: 2,600円、セール時参考価格: 2,000円
  • レビュースコア: (4.7/5)
  • 難易度: 実際の試験に近い難易度。問題形式も本番と同じ
  • 特徴:
    • 本番試験と同じ形式で出題される模擬問題。
    • 各問題に詳細な解説が付属。
  • 良いレビュー:
    • 本試験に同様の問題が複数出題された。
    • 解説が丁寧。
  • 悪いレビュー:
    • レビュー件数が少なく、現時点で具体的な悪いレビューは見当たりませんでした。

2.Udemy英語問題集

以下は英語の問題集である点注意してください。世界中でベストセラーの問題集で、筆者もChromeの自動翻訳機能を使って活用しました。多少不自然な翻訳箇所があるものの、本試験でも同様の不自然な日本語が出題されるため、良いトレーニングになります。こちらもDOP-C02に対応しています。

参考:自動翻訳されたサンプル問題

A company controls the source code for an application in AWS CodeCommit. The company is creating a CI/CD pipeline for the application by using AWS CodePipeline. The pipeline must start automatically when changes occur to the main branch of the CodeCommit repository. Changes occur frequently every day, so the pipeline must be as responsive as possible.

What should a DevOps engineer do to meet these requirements?

A) Configure the pipeline to periodically check the repository’s main branch for changes. Start the pipeline when changes are detected.
B) Configure an Amazon EventBridge (Amazon CloudWatch Events) rule to detect changes to the repository’s main branch. Configure the pipeline to start in response to the changes.
C) Configure the repository to periodically run an AWS Lambda function. Configure the function to check the repository’s main branch and to start the pipeline when the function detects changes.
D) Configure the repository to publish a notification to an Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) topic when changes occur to the repository’s main branch. Subscribe the pipeline to the SNS topic.

↓自動翻訳

企業は AWS CodeCommit でアプリケーションのソースコードを管理します。同社は、AWS CodePipeline を使用してアプリケーションの CI/CD パイプラインを作成しています。CodeCommit リポジトリのメイン ブランチに変更が発生したときに、パイプラインが自動的に開始される必要があります。変更は毎日頻繁に発生するため、パイプラインは可能な限り応答性が高くなければなりません。

これらの要件を満たすために、DevOps エンジニアは何をすべきでしょうか?

A) リポジトリのメイン ブランチの変更を定期的にチェックするようにパイプラインを構成します。変更が検出されたときにパイプラインを開始します。
B) リポジトリのメインブランチへの変更を検出するように Amazon EventBridge (Amazon CloudWatch Events) ルールを設定します。変更に応じてパイプラインが開始されるように構成します。
C) AWS Lambda 関数を定期的に実行するようにリポジトリを構成します。リポジトリのメイン ブランチをチェックし、関数が変更を検出したときにパイプラインを開始するように関数を構成します。
D) リポジトリのメインブランチに変更が発生したときに、Amazon Simple Notice Service (Amazon SNS) トピックに通知を発行するようにリポジトリを設定します。パイプラインを SNS トピックにサブスクライブします。

↓120問買い切り模試リンクセール時は2000円程度

Practice Exams | AWS Certified DevOps Engineer Professional icon

Practice Exams | AWS Certified DevOps Engineer Professional紹介

  • 問題数: 120問
  • 価格: 定価は約4,800円、セール時参考価格は2,000円程度
  • レビュースコア: (4.7/5)
  • 難易度: 試験レベルより少し難しい
  • 特徴:
    • すべての問題に詳細な解説と参考リンクが付属
    • 世界中のベストセラー
  • 良いレビュー:
    • 難易度が本試験に非常に近く、しっかりと準備できた。
    • 解説が詳細で、正しい理解が深まった。
    • 最新の試験フォーマットに合わせて更新されているのが良い。
  • 悪いレビュー:
    • 初心者には少し難易度が高く感じるかもしれない。
    • 問題数がもう少しあればよいと感じた。

5. 英語の動画教材で学習

DOP動画教材無料部分

試験範囲を効率的に学習するためには、動画教材の活用も非常に有効です。残念ながら、DOPに関しては現在のところ日本語音声の動画教材は未発売です。

しかし、英語の動画教材を日本語字幕付きで学習することが可能です。特に、図表やアーキテクチャ図が豊富な教材であれば、視覚的に理解しやすく、SOA相当の知識があれば、英語が苦手な方でも十分理解できると思います。

動画教材の活用方法

  • 補完的な学習に最適
    動画教材は、特に問題集の解説やブラックベルト資料では理解が不十分だった章の補完に最適です。動画は少々長いですが、自分に足りていない分野を強化するのに役立ちます。特にハンズオンが豊富な教材では、テキストでは伝わりにくい部分を視覚的に理解することが可能です。
  • スライドのダウンロードも可能
    動画講座によっては、スライドがダウンロード可能です。講座を視聴する前に、どの章を優先して視聴するか判断するのに役立ちます。
  • 筆者の活用事例
    筆者は、特に他の教材だけでは理解しきれなかったControl Tower周りの内容を動画教材を通じて補完しました。例えば、第6章ではControl Towerに関する詳細な解説が含まれています。

↓講座のリンクです。リンク先で40分程度のプレビューを無料視聴可能です。

AWS Certified DevOps Engineer Professional DOP-C02 icon

AWS Certified DevOps Engineer Professional 2024 - DOP-C02詳細

  • 価格: 定価は約27,800円、セール時参考価格:2,000円程度
  • 動画時間: 約17.5時間
  • レビュースコア: (4.6/5)
  • 特徴:
    • AWSのさまざまなサービス間の自動化を学べる
    • 実践的なスキルを身につけるためのハンズオンが豊富
  • 良いレビュー:
    • 実践的で、試験に直結する内容が詰まっており、良かった。
    • 試験に焦点を当てた具体的な内容で、実際に試験に合格できた
  • 悪いレビュー:
    • 一部ペースが速く、初心者には難しいと感じた(再生速度調節可能)
    • いくつかの説明が繰り返しになっているように感じた

まとめ

AWS DOP-C02試験の合格には、計画的かつ効率的な学習が不可欠です。本記事で紹介した以下の5つのポイントを押さえて、体系的に学習を進めていきましょう。

  1. ChatGPTなどの補助ツールを活用し、疑問をすぐに解決する。
    • 学習中に出てきた技術的な疑問は、AIツールを使って素早く解決し、効率的に学習を進めることが可能です。
  2. 下位資格(SAA, SOA)の知識を復習し、基礎を固める。
    • DOPは上級資格であり、基礎がしっかりしていないと難しく感じることがあります。アソシエイトレベルの知識を復習し、土台を固めましょう。
  3. 頻出サービスを重点的に学び、ブラックベルト資料を活用する。
    • AWS CodeシリーズやControl Towerなど、出題頻度が高いサービスをしっかりと学習し、ブラックベルト資料で理解を深めることが有効です。
  4. 問題演習を繰り返し、本番形式に慣れる。
    • 模擬試験を繰り返し解き、80%以上の正答率を目指しましょう。理解不足の部分は再度インプット学習に立ち返り、正しい知識を身につけることが大切です。
  5. 英語の動画教材も活用し、視覚的に理解を深める。
    • 動画教材を使って、特に理解が不十分な部分を補完し、実践的なスキルを強化しましょう。

これらの学習方法を駆使することで、DOP-C02試験の合格へと確実に近づくことができます。AWS DevOpsエンジニアとしての知識とスキルを最大限に引き出すため、計画的に取り組んでいきましょう。

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