DynamoDBにはUserErrorsというメトリクスがあります。UserErrors
公式では下記のようにスロットリングと条件付き更新エラー以外の4XXエラーが対象のようです。
指定された期間に HTTP 400 ステータスコードを生成する DynamoDB または Amazon DynamoDB Streams へのリクエスト。HTTP 400 は通常、無効なパラメータの組み合わせ、存在しないテーブルへの更新の試み、不正なリクエスト署名など、クライアント側のエラーを示します。
以下を除き、このようなイベントはすべて UserErrors メトリクスに反映されます。
ProvisionedThroughputExceededException — このセクションの ThrottledRequests メトリクスを参照してください。
ConditionalCheckFailedException —このセクションの ConditionalCheckFailedRequests メトリクスを参照してください。
UserErrors は、現在の AWS リージョンおよび現在の AWS アカウントの DynamoDB または Amazon DynamoDB Streams リクエストの HTTP 400 エラーの集計を表します。
AWS ディベロッパーガイド
4XXエラーをサマリーしたメトリクスなのですが、どういったエラーでUserErrorsが発生するのかをまとめてみました。
表形式でまとめてみた。
4XXエラーでもUserErrorsで検知しないものもあるので注意ですね
例外 | UserErrorsで検出 |
---|---|
AccessDeniedException | 対象 |
ConditionalCheckFailedException | 対象外(ConditionalCheckFailedRequestsメトリクスで検出) |
IncompleteSignatureException | 対象 |
ItemCollectionSizeLimitExceededException | 対象 |
LimitExceededException | 対象 |
MissingAuthenticationTokenException | 対象 |
ProvisionedThroughputExceeded | 対象 |
ProvisionedThroughputExceededException | 対象外(ThrottledRequestsメトリクスで検出) |
RequestLimitExceeded | 対象 |
ResourceInUseException | 対象 |
ResourceNotFoundException | 対象 |
ThrottlingException | 対象 |
UnrecognizedClientException | 対象 |
ValidationException | 対象 |
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当ブログはWordPressテーマSWELLを使用しています。非常に使いやすく、簡単にプロのようなデザインを使えるのでお勧めです!!
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システムエンジニア
AWSを中心としたクラウド案件に携わっています。
IoTシステムのバックエンド開発、Datadogを用いた監視開発など経験があります。
IT資格マニアでいろいろ取得しています。
AWS認定:SAP, DOP, SAA, DVA, SOA, CLF
Azure認定:AZ-104, AZ-300
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Oracle Java Silver SE
■略歴
理系の大学院を卒業
IT企業に就職
AWSのシステム導入のプロジェクトを担当