私はネットワーク専門エンジニアではありませんが、CompTIA Network+ (N10-009) に一発合格することができました。
学習期間は約2ヶ月、総学習時間は50時間程度。高額な公式教材は使わず、Udemy教材とTAC Web模擬試験だけで合格できました。
この記事では、私が実際に使用した教材と具体的な学習方法を詳細に紹介します。ネットワーク初学者でも、適切な学習方法さえ知っていれば十分合格可能な資格です。ぜひ参考にしてください!
私の受験時の状況とスコア
ネットワーク専門ではない私でも、約50時間の学習で783点(720点合格)を取得し一発合格することができました。

受験前の私の状況
私はIT企業でシステム開発のプロジェクトマネジメントを担当しており、ネットワークエンジニアではありません。ただし、AWS(Solutions Architect Associate、Solutions Architect Professional等)やAzure(AZ-104、AZ-305等)といったクラウド系資格を複数保有しており、基本的なITインフラの知識はある程度持っていました。
学習期間と時間
学習期間は1.5~2ヶ月間で、業務の繁閑により日々の勉強時間は変動しましたが、平均して1日1時間程度、総勉強時間は約50時間でした。
平日は通勤時間や昼休みを活用し、週末にまとめて復習する学習スタイルを取りました。
フリーリテイク制度による安心感
CompTIA資格にはフリーリテイク制度(初回受験で不合格の場合、2回目を無料で受験できる制度)があります。「万が一落ちても再挑戦できる」という安心感が、受験への大きな後押しとなりました。
実際の取得スコア
783点(900点満点、合格ライン720点)で一発合格しました。思っていたより余裕を持って合格でき、適切な学習方法と教材選択ができていたと感じています。
受験前に確認!フリーリテイクについて
CompTIA Network+を受験するなら、フリーリテイク特典付きのバウチャーをおすすめします。
フリーリテイク特典とは万が一初回受験で不合格になっても、2回目の受験が無料になる非常にありがたい制度です。この安心感があることで、プレッシャーを感じすぎることなく、リラックスして試験に臨むことができました。
執筆時点(2025年7月)では、フリーリテイク付き/なしのバウチャーが併存していますが、どちらも価格は全く同じです。フリーリテイク付きを選ぶデメリットは一切ありません。
フリーリテイク付きバウチャーは以下のURLから購入できます:
CompTIA Network+ (N10-009) フリーリテイク付きバウチャー
https://jp-store.comptia.org/p/NET-009-TRJV-24-C
⚠️ 重要な注意事項
- フリーリテイク特典は終了する可能性があります
- 購入前に必ず最新情報をご確認ください
- フリーリテイク特典の有効期限も併せてチェックしましょう執筆時点では6ヶ月以内です。
CompTIA network+ について
CompTIA Network+は、ベンダーニュートラルで他資格の基礎となる知識を習得するのに最適です。CompTIA 資格の中ではCORE資格の中核を担うネットワーク分野の資格です。
公式試験ガイド:https://comptia.jp/pdf/Network%2B_N10-009_CertificationGuide.pdf
項目 | 内容 |
---|---|
試験番号 | N10-009 (2025年7月時点現行バージョン) |
試験時間 | 90分 |
出題形式 | 単一選択/複数選択/パフォーマンスベーステスト(画面上のシミュレーション) |
試験会場 | PearsonVUE(ピアソンテストセンター) |
パフォーマンスベースの出題数 | 私の場合は2テーマ出題されました |
問題数 | 最大90問(私の場合は85問) |
合格ライン | 720点(満点900点、目安正答率80%) |
CompTIA資格体系とNetwork+ の位置付け
CompTIA資格の最大の特徴はベンダーニュートラルであることです。 特定ベンダーの製品に依存しない汎用的なネットワーク知識を身につけることができます。
CiscoのCCNAのような特定ベンダー資格とは異なり、CompTIA Network+で学ぶ技術は、あらゆるメーカーのネットワーク機器や環境で共通して活用できる汎用的なスキルです。このため、転職や職場環境の変化にも柔軟に対応できる価値の高い資格です。
Network+は、CompTIA CORE資格の中でネットワーク分野に特化した専門基礎資格として位置付けられています。 CORE資格は、CompTIA認定資格の中でも基本的な内容の認定資格です。

CORE資格の学習順序:
資格名 | 内容 | 想定実務経験 |
---|---|---|
ITF+(IT Fundamentals+) | 初学者向け。ITの基本概念を網羅 | 無し |
A+ | ヘルプデスクやサポート職向け。ハードウェア、OS、トラブル対応 | 12か月 |
👉Network+ | ネットワークの基本(TCP/IP、ルーティング、Wi-Fiなど) | 9か月 |
Security+ | セキュリティの基礎。リスク管理、暗号化、脅威対策など | 2年 |
参考:CompTIA認定資格、ITキャリア:あなたの疑問に答えます
https://www.comptia.jp/information/2022/03/certifications-and-it-careers-faq.html
出題範囲と出題の特徴
2025年7月時点の最新バージョンであるN10-009は以下の5つの分野から構成され、それぞれの分野における用語やベストプラクティスの理解が必要です。試験自体は選択問題が中心で、深い論述問題などはありませんが、正答率80%以上が求められるため、あいまいな知識では合格は難しいと感じました。
試験は選択問題に加えてパフォーマンスベースドテスト(PBT)も含まれます。PBTでは実際のネットワーク構成やトラブルシューティングを画面上で操作する実践的な問題が出題され、単なる暗記ではなく理解度が問われます。
試験分野 | 出題比率 |
---|---|
1.0 ネットワーキングの概念 | 23% |
2.0 ネットワークの実装 | 20% |
3.0 ネットワークオペレーション | 19% |
4.0 ネットワークセキュリティ | 14% |
5.0 ネットワークのトラブルシューティング | 24% |
旧試験と比較すると最新版(N10-009)では現代のネットワーク環境に対応した以下の技術分野が追加されています:
- SD-WAN(Software-Defined WAN): 地理的に分散した拠点間接続の最適化
- Infrastructure as Code(IaC): コードによるインフラ自動化
- VxLAN: 大規模ネットワーク展開における仮想化技術
私の利用教材と勉強方法
私はセール中のUdemy教材とTAC Web模擬試験のみで合格することができました。高額な公式教材は使用せず、一発合格できました。
まずはCompTIA Network+学習で使える教材を一覧で紹介します。
教材名(リンク) | 特徴 | 価格(税込) | 筆者利用 |
---|---|---|---|
CompTIA Network+公式テキスト イーブック |
公式テキスト 試し読み不可 日本語訳が不適切でわかりにくいレビューあり。 |
¥18,180 | 不使用 |
Udemy 動画教材 (ネットワーク全般) ネットワークエンジニアを目指す初心者はここから始めよう!「ゼロから学ぶネットワーク基礎」豊富な図解で徹底解説 |
出題範囲全体を学習可能 試験範囲の用語を理解するための基礎知識を習得可能 ただしセキュリティとトラブルシューティング分野については別途補完する必要あり |
\27,800 セール時\2,000程度 必ずセールで買いましょう! |
利用 |
Udemy 動画教材 (セキュリティ/トラブルシューティング ハンズオン) 【ハンズオン】ネットワークセキュリティ入門講座 |
全般教材で不足しているセキュリティとトラブルシューティング学習可能 ハンズオン形式なのでPBT対策にも有効 |
¥2,600 セール時\2,000程度 |
利用 |
Udemy 問題集 N10-009対応版 CompTIA Network+ 模擬問題集 |
詳しい解説つき 240問 |
\3,000 セール時\2,000程度 |
利用 |
TAC 問題集 Network+(N10-009)Web模試 |
パフォーマンスベース対応 180問 |
\6,800 | 利用 |
CompTIA Network+は出題範囲が非常に広いため、網羅的にインプットし、的確にアウトプットできる教材が必要だと感じました。一方で、難しい問題は出題されないため、浅く網羅的に学習する方が効率的です。
CompTIA公式教材(¥18,180 税込)は高額な上、他の受験者のレビューで「分かりにくい」との評価が多かったため使用しませんでした。実際、試験範囲の公式ガイドに詳細な出題範囲が記載されているため、サードパーティの学習教材でも十分合格可能です。

私は以下の4段階で段階的に学習を進めました:
- Udemy 動画教材で基礎固め(全般+セキュリティ)
- 公式ガイドでの用語理解(知らない用語をゼロに)
- Udemy 問題演習(知識定着と試験慣れ)
- TAC Web模擬試験(パフォーマンスベース対策と総仕上げ)
この順序でインプット→アウトプット→実践と体系的に学習を進めることができました。
Udemy 動画教材で基礎固め(全般+セキュリティ)
Udemyネットワーク入門動画教材は、ネットワークの基礎を体系的に学ぶのに最適で、セール時なら1,500円程度で購入できる非常にコストパフォーマンスの高い教材です。
以下の講座がCompTIA Network+のとっかかりの学習として非常に有用でした。
↓リンク先で無料のプレビュー動画も視聴可能です。
ネットワークエンジニアを目指す初心者はここから始めよう!「ゼロから学ぶネットワーク基礎」豊富な図解で徹底解説
この教材の特徴は、1つのセクションが数分(長くても5分程度)で構成されているため、隙間時間学習に非常に適していることです。私は昼休みや通勤電車で視聴し、既知の分野は2倍速で復習しました。各セクションには確認テストもあり、知識の定着に役立ちました。
図解も豊富で視覚的にも理解しやすかったです。
上記教材だけでは、ネットワークセキュリティ(第4分野)とトラブルシューティング(第5分野)が不足していたため、以下の教材も併用しました:
↓リンク先で無料のプレビュー動画も視聴可能です。
【ハンズオン】ネットワークセキュリティ入門講座この教材はハンズオン中心のため、1つ目の動画教材との補完相性が良かったです。実際に手を動かすことで、パフォーマンスベーステスト(PBT)の対策としても有用でした。私は帰宅後や土日に集中的に実施し、やや難易度が高めでしたが実践的なスキルが身につきました。
公式ガイド 出題範囲の用語理解
公式ガイドに記載されている用語を完全に理解することが合格の鍵となります。CompTIA Network+のほとんどの問題は「知っているか/知らないか」で決まるためです。

公式試験ガイド:https://comptia.jp/pdf/Network%2B_N10-009_CertificationGuide.pdf
公式ガイドで知らない用語を発見したら、ChatGPTやClaudeやDeepSeekなどの生成AIに用語説明を依頼することで効率よく学習できます。CompTIA Network+レベルの基本的な用語であれば、生成AIが間違った情報を出力するリスクはほとんど無さそうでした。(私が使用した範囲の話です。私はClaude Sonnet 4 を使いました。)
生成AIは優秀なコーチ役として活用できるため、以下のような活用がおすすめです:
- 用語の基本概念説明:例「VLANについて、初学者でも理解できるよう説明してください。」
- 関連技術との違いの説明:例「NATとPATの違いについて、表形式で比較して説明してください。それぞれの特徴、使用場面、メリット・デメリットを含めてください。」
- 実際の使用場面の例示:例「BGPについて、企業のネットワーク環境での具体的な使用例を3つ挙げて、それぞれなぜBGPが必要なのかを説明してください。」
- 覚えやすい語呂合わせの提案:例「OSI参照モデルの7層(物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、セッション層、プレゼンテーション層、アプリケーション層)を覚えやすい語呂合わせを3パターン提案してください。日本語で覚えやすいものをお願いします。」
生成AIから質の高い応答を引き出すために初めに「優秀なITエンジニアになってください。」などと役割を指定してあげると良いです。「初学者でも理解できるように」などと説明のレベル感も指定してあげると質が上がります。
試験ガイドにおいて知らない用語が一つもない状態まで学習することを目標としました。この徹底した用語理解が、後の問題演習での高い正答率につながりました。
Udemy 問題演習
Udemy問題集は試験対策の中で最も有用だったと感じており、実際の試験でも「見たことある問題」が複数出題されました。
N10-009対応版 CompTIA Network+ 模擬問題集私はこの問題集を2回繰り返し、以下のような使い分けをしました:
1回目: 時間を計り、本番形式で90問を一気に解く(試験慣れのため)
2回目以降: 1問ずつ解説を読みながら確認(理解の補強と定着)
動画教材で覚えた用語や概念があやふやな部分は、解説を読んでから動画教材に戻るなど、アウトプットとインプットを往復しながら知識を定着させました。
実際の試験では、この問題集と非常に似た問題が複数出題され、「この問題、見たことある」と感じるほどでした。単なる知識確認だけでなく、実戦的な問題慣れにも大いに役立ちました。
TAC Web模擬試験コースでパフォーマンスベース対策
TAC Web模擬試験コースは、日本語対応でパフォーマンスベーステスト(PBQ)対策ができる唯一の教材であり、総仕上げに最適でした。
パフォーマンスベーステストが出題されますが、日本語対応で対策できる教材はほぼ存在しません。私が調べた限り、TACのWeb模擬試験コースが唯一PBQに対応しており、内容も本番と非常に近くて驚きました。
試験本番でも何問かは模試と全く同じ問題が出題され、パフォーマンスベーステストも模試とほとんど同じものが出たので驚きました。
TACには通信講座(約40,000円~)もありますが、試験合格のためであればWeb模擬試験(6,800円)だけでも十分です。知識がある状態でこの模試を使えば、「どこがあやふやか」が明確になるため、弱点の特定と最終確認に最適でした。
TAC Web模擬試験コース: https://ec.tac-school.co.jp/products/detail.php?product_id=326830
実際に出題された問題形式
CompTIA Network+の問題形式は、主に単一選択/複数選択の選択問題とパフォーマンスベーステスト(PBQ)の2種類で構成されており、それぞれ異なる対策が必要です。
選択問題
選択問題は用語と定義を正確に理解していれば即答できるシンプルな構成が多く、「用語の意味を知っているかどうか」で正解が決まる問題が大半を占めます。
試験範囲は広いものの、1問1問はそこまで難解ではなく、基本的な用語理解で解答できる問題が中心です。また、試験時間(90分で最大90問)にも余裕があるため、じっくりと考える時間が確保できます。
逆に言えば、曖昧な知識では合格ライン(80%)に届かないため、広く浅く、しかし正確に用語を押さえることが重要です。深い技術理解よりも、確実な基礎知識の定着が合格の鍵となります。
以下に実際の出題に近い例題を紹介します:
問題文:
以下の技術のうち、X.509証明書が最も関連するものはどれですか?
選択肢:
A. PKI(公開鍵基盤)
B. VLANタギング
C. LDAP(軽量ディレクトリアクセスプロトコル)
D. MFA(多要素認証)
解答
正解:A. PKI(公開鍵基盤)
解説: X.509は公開鍵基盤(PKI)で使用される証明書の標準規格です。
用語 | 説明 |
---|---|
PKI | デジタル証明書と公開鍵暗号化を管理するフレームワーク |
VLANタギング | ネットワークを論理的に分離する技術 |
LDAP | ディレクトリサービスにアクセスするプロトコル |
MFA | 複数の認証要素を組み合わせるセキュリティ手法 |
このように、用語の定義や関連性を問う問題が典型的な出題パターンです。
パフォーマンスベーステスト
パフォーマンスベーステスト(PBQ)は、シミュレーション形式で実際の設定作業やトラブルシューティングを求められる問題で、形式に慣れていないと戸惑う可能性があるため、事前対策が必須です。

PBQは出題数としては少ない(私の試験では2シナリオ)ものの、表示された画面で何をどう設定すればよいかを判断し、実際に操作する必要があります。選択問題とは全く異なるスキルが求められるため、初見で取り組むと大きく戸惑います。
設問を読むだけでは内容がわかりづらく、画面全体を操作して状況を把握する力も必要です。また、部分点がないため、完全に正解する必要があります。
例えば、以下のようなケースの問題が考えられます:
- スイッチの設定や管理、ポートの管理
- CLI画面でのコマンド入力
- ネットワーク図のドラッグ&ドロップで構成する
- トラブルシューティングのシミュレーション
PBQ対策には、実際に手を動かす経験が不可欠です。私の場合、Udemy動画教材のハンズオンやTACの模擬問題が対策に大いに役立ちました。
また、CompTIA公式サイトでPBQの概要とサンプル問題が公開されているため、本番で慌てないためにも必ず一度は目を通しておくことを強くおすすめします。
CompTIA公式サイト(PBQ情報): https://www.comptia.jp/cert_about/testing/cat/
事前にPBQの形式と操作方法を理解しておくことで、本番でも落ち着いて取り組むことができます。
受験して感じたこと
実際に受験してみて、適切な準備をすれば合格は十分達成可能で、ベンダーニュートラルな基礎知識を効率的に身につけられる価値の高い試験だと感じました。
基礎的な問題が中心
しっかりと準備をすれば合格することは難しくないと思います。基本的な知識問題が試験の大部分を占めています。
実際に受験した感覚として、「知っていれば解ける」基本的な問題が多い印象を受けました。深い技術理解や複雑な計算を求める問題は少なく、用語の定義や基本概念の理解で対応できる問題が中心でした。
受験前に調査した合格体験記を参考にすると、受験者のうち6〜7割の方は合格しているのではないかと思います。
ただし、1回の試験で最大90問が出題されるため、試験中はかなり疲れました。集中力を最後まで維持することも大切だと感じました。
試験時間は余る
試験時間(90分)は十分余裕があり、全問題を解答した後も30分程度の見直し時間を確保できました。
パフォーマンスベーステスト以外の選択式問題はシンプルな構成のため、スムーズに解答を進めることができます。私の場合、全問題を解答し終えた時点で30分程度時間が余り、全問を1〜2回見直して試験を終了しました。
パフォーマンスベーステストについては、操作や設定に時間がかかるため、じっくり時間をかけて調査・考察してから回答することをおすすめします。選択問題で時間を節約できる分、PBQに十分な時間を割り当てることが可能です。
ベンダーニュートラルな汎用的な考え方を身につけられて良かった
ベンダーニュートラルな基礎知識を習得できたことで、今後どのような製品や環境でも対応できる土台が構築できました。
今回の受験のきっかけは、改めてネットワークの知識を定着させたいと考えたことでした。CISCO社の認定資格であるCCNAとも迷いましたが、まずはベンダーフリーの資格を取得しようと思い、CompTIA Network+を選択しました。
実際に学習を通じて、「どのような環境でも通用する基礎知識」を身につけることができました。今後、クラウド(AWS、Azure)、Cisco、バッファロー、NECなど様々なベンダーの製品を扱う際の共通基盤となる知識を習得できたのはよかったです。
日本語表現の課題
出題の日本語表現がわかりづらいことがありますが、英語への切り替え機能を活用することで解決できます。
CompTIA試験全体に共通することですが、英語を元に日本語へ自動翻訳していると思われるため、出題の日本語がわかりづらい表現になっていることがあります。
そんなときは消去法なども利用しつつ、PC上で英語と日本語の切り替えが可能なので、英語に切り替えて読んでみると理解しやすい場合があります。英語がある程度読める方は、積極的に言語切り替え機能を活用することをおすすめします。
まとめ
- 高額な公式教材は使用せず、UdemyとTAC Web模擬試験のみで一発合格できました。私はネットワーク専門エンジニアではありませんでしたが、783点で合格できました。
- 学習戦略は「広く・浅く・正確に」を徹底し、総学習時間約50時間(平均1日1時間×1.5〜2ヶ月)で合格レベルに到達できました。基本用語の正確な理解が合格の鍵となります。
- フリーリテイク制度を必ず活用してください。初回不合格でも2回目が無料になるため、プレッシャーを感じすぎずリラックスして学習と受験に臨むことができます。
- ベンダーニュートラルな汎用的知識を習得できるため、AWS・Azure・CCNAなどの上位資格への確実な土台となり、転職や職場環境の変化にも柔軟に対応できる価値の高い資格だと感じています。
- パフォーマンスベーステスト対策としてTAC模擬試験の活用と、効率的な用語学習のためのChatGPTやClaude等の生成AI活用が合格への近道だと思います。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

システムエンジニア
AWSを中心としたクラウド案件に携わっています。
IoTシステムのバックエンド開発、Datadogを用いた監視開発など経験があります。
IT資格マニアでいろいろ取得しています。
AWS認定:SAP, DOP, SAA, DVA, SOA, CLF
Azure認定:AZ-104, AZ-300
ITIL Foundation
Oracle Master Bronze (DBA)
Oracle Master Silver (SQL)
Oracle Java Silver SE
■略歴
理系の大学院を卒業
IT企業に就職
AWSのシステム導入のプロジェクトを担当