AWS公式ドキュメントでEventBridgeのメトリクスDeadLetterInvocationsの説明が理解できなかったのでまとめてみました。
公式ドキュメントの説明 無限ループの意味がよくわからない
AWS公式のドキュメントを見ていると、日本語が難しく理解できなかったのでざっくりどういうことなのかを記述します。
今回紹介するのはEventBridge(旧CloudWatch Events)のDeadLetterInvocationsです。
公式の説明を引用します。
イベントに反応してルールのターゲットが呼び出されなかった回数。これには、呼び出しによって同じルールが再度実行され、無限ループが発生したものが含まれます。 有効なディメンション: RuleName 単位はカウント引用元:EventBridge のメトリクス
無限ループはどのようなときに起きうるのかを見ていきます。
無限ループとは何なのか 図解:例えばS3とLambdaで起こりうる
無限ループとはどういうことかを解説してくれているAWS公式ドキュメントを見つけました。
reventInfiniteLoops
たとえば、S3 バケットで ACL が変更されたことを検出し、ソフトウェアをトリガーして ACL を目的の状態に変更するルールがあるとします。このルールが慎重に記述されていない場合は、その後 ACL を変更するとルールが再び開始され、無限ループが作成されます。言っていることを図にするとこんな感じだそうです。図にするとよくわかります。
この構成でしばらく放置してしまうとAWSから莫大な請求が来る可能性があるのでDeadLetterInvocationsのメトリクスが発生した場合は迅速に対処したほうが良いです。
特にイベントを動的に生成している場合は、プログラムのバグで無限ループになりえないか気にかけたほうがよさそうですね。
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システムエンジニア
AWSを中心としたクラウド案件に携わっています。
IoTシステムのバックエンド開発、Datadogを用いた監視開発など経験があります。
IT資格マニアでいろいろ取得しています。
AWS認定:SAP, DOP, SAA, DVA, SOA, CLF
Azure認定:AZ-104, AZ-300
ITIL Foundation
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Oracle Master Silver (SQL)
Oracle Java Silver SE
■略歴
理系の大学院を卒業
IT企業に就職
AWSのシステム導入のプロジェクトを担当