ORACLE MASTER SILVER SQL勉強方法-お得な受験方法も紹介

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当ブログにはPRを含みます。

ORACLE MASTER SILVER SQLのおすすめ勉強方法、おすすめ教材、お得な受験方法についてご紹介します。

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この記事を書いた人

管理人:syo

サラリーマンエンジニア歴10年
新卒で入社した大手システム会社でリモートワーク、年収800万円に到達
AWS関連プロジェクトのインフラエンジニア&プロジェクトマネージャーを担当。
IT資格
AWS:プロフェッショナルレベル2冠・アソシエイトレベル3冠・CLF・ペシャリティ資格(SAP, DOP, SAA, SOA, DVA, SCS, DBS, MLS, ANS, PAS)
Azure:AZ-305・AZ-104・AZ-900
その他:基本情報、JAVASE Silver、オラクルマスターブロンズ(DBA)、Silver SQL、ITIL Foundation
、LinuC

目次

ORACLE MASTER SILVER SQLとは?

Oracle認定一覧とSILVER SQLの位置付け

ORACLE MASTER SILVER SQLとはオラクル社が運営する開発者およびデータアナリスト向けの資格です。

ORACLE MASTER(オラクルマスター)は上からプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズのレベルがありますが、SQL分野にはシルバーレベル一択となっています。

オラクルといえばデータベースの多くのシェアを占めています。オラクルマスターブロンズを勉強するとデータベースに関する基礎知識を身に着けることができるので、ITエンジニアには大変おすすめできる資格です。オラクル以外のMySQLやMariaDB、AWSのRDSを利用するときにも役立つ知識も習得することができます。

オラクルマスターの勉強はMySQLやMariaDB、AWS(RDS)を利用する際にも役立つ基礎知識を学ぶことができる。
※AWS RDS上に搭載されているDBエンジンはオラクルだったりMySQLだったりAurora(AWS謹製)だったりします。

筆者の勉強前のレベル

データベースに対する業務経験はありませんでした。

会社の研修で2週間程度システム開発のハンズオン研修を受講した程度でした。select文やupdate文、insert文についてなんとなく知っているという程度の知識でした。

システム開発にはデータベースの知識が欠かせないと知り、知識の習得を目的に受験を決意しました。

ORACLE MASTER SILVER SQL認定を受けるには

試験名と認定資格名が異なるのでややこしいですが、1Z0-071-JPN: Oracle Database SQLという試験に合格する必要があります。

2023年現在、試験バージョンは2019となっています。

また受験に当たっての前提条件はありません。

試験情報

試験概要

2023年11月時点のものです。最新の情報はOracle公式HPで確認してください。

試験名 1Z0-071-JPN: Oracle Database SQL
試験時間 120分
出題形式 選択問題
問題数 78問
合格ライン 63%
試験日 随時
試験場所 全国のピアソンVUE公認試験会場
または
監督付きオンライン試験(自宅や職場)
受験料 税抜き¥34,300(税込み \37,730)
合格発表 即時

出題範囲

出題分野は以下の通りとなっています。※変更があるかもしれないので公式試験ガイドを確認してください。

ORACLE独自の機能だけではなく、リレーショナルデータベースに広く通じる内容を学習することができます。

  • リレーショナル・データベースの概念
  • SQL SELECT文を使用したデータの取得
  • データの制限とソート
  • 単一行関数を使用した出力のカスタマイズ
  • 変換関数と条件式の使用
  • グループ関数を使用した集計データのレポート
  • 複数の表からのデータの表示
  • 副問合せを使用した問合せの解決
  • 集合演算子の使用
  • DML文を使用した表の管理
  • 索引、シノニムおよびシーケンスの管理
  • DDLによる表とその関係の管理
  • ビューの管理
  • ユーザー・アクセスの制御
  • データ・ディクショナリ・ビューを使用したオブジェクトの管理
  • 異なるタイム・ゾーンでのデータの管理

難易度

当時、実務経験がなかった筆者には少々難しく感じました。

しかし、ハンズオン(手を動かす演習)を中心に勉強していけば未経験からでも取得できる難易度に感じました。最近はAWSを使えば簡単に演習環境を構築できるので勉強しやすくなっていると思います。

筆者の周りにも未経験でORACLE MASTER SILVER SQLに合格している人は何人かいます。(同じ経験値のひとでは合格している人7割、不合格になった人3割くらいの体感です。)

必要勉強時間の目安

筆者の場合、2ヶ月ほど勉強しました。1日の勉強時間は平均2時間程度だったと思うので60時間程度かと思います。

他の方の合格体験を見ると50~100時間程度の勉強時間が多いようです。

よくある質問

資格の有効期限はある?

有効期限はありません。

ただし、過去に発行されていた10g/11g/12cの資格が、現在のDBA2019に統合されたように、今後もオラクルのバージョン更新とあわせて、資格もアップデートされる可能性があります。

未経験でも合格できる?

正しい勉強を行えば未経験でも合格レベルです。

試験に不合格でも再受験は可能?

再受験可能です。ただし、同じ試験は年5回までしか挑戦することができません。

資格取得のメリット

  • スキルの証明になり転職、就職を有利に進められる
  • 年収アップが期待できる
  • システム開発に不可欠なデータベースの知識を身に着けられる。

日本の平均年収は400万円ほどといわれていますが、オラクルマスターの資格を持っている方には800万円以上を提示している求人もあります。(※要件が上位資格である場合もあります。)

収入アップ、キャリアアップのためにオラクルマスターの取得を目指しませんか?

おすすめ勉強方法

以下の流れがおすすめです。全体→部分の順番で学習することで頭に入りやすくなると思います。

また、データベースを実際に触ってみると理解が進みます。select文やupdate文等を学んだら実際にコマンドを実行して動きを確認してみましょう。

実際にデータベースを触って勉強するのが近道!

STEP

SQL文(select文、update文等)を学びながら実際にテーブルを作って実行してみます。実際に触りながら学ぶことで、参考書だけを読んで勉強するより納得感があり、知識の定着が段違いに良いです。

SQL文の解説→SQL文の実行の流れで解説してくれる動画教材があるのでご紹介します。

STEP

黒本(参考書)で試験カリキュラムに沿って学習していきます。練習問題もついているので不明点は徹底的に調べてOneNoteなどに書き出していきます。OneNoteはスマホでも見れるようにしておき隙間時間に見直せるようにしておきましょう。

この時点では巻末の模擬問題は解かないことをおすすめします。(試験勉強の仕上げ確認で解くことをおすすめします。)

STEP

公式試験ガイドのチェックリストで理解不足の分野がないかを確認します。チェックリストの箇条書きの内容を頭の中で説明できていればOK、説明できなければSTEP1やSTEP2に戻って復習しましょう。

STEP

黒本巻末の模擬問題を解きます。本試験は65%で合格ですが、余裕をもって75%正解を目指します。間違えた問題は徹底的に見直します。

黒本の模擬問題は本試験に比べて少々難易度が低い気がするのでUdemyの模擬問題(解説動画付き)で補完することをおすすめします。

[STEP1]Oracleデータベースを触りながら教材で学ぶ

SQL文を学びながら実際のOracleデータベースでコマンドを実行していきます。Udemyの教材で、Oracleのセットアップ、テーブルの作成を解説してくれる動画教材があります。

定価は26,800円と高価ですが、月に数回実施しているセール時には2,000~3,000円程度になっていることがあります。セールになっていれば間違いなく買いです。(セールではない場合、Udemyに登録しておき本講座をお気に入り登録することをおすすめします。)

スマホでの学習も可能なので通勤通学などの隙間時間などでも学習可能です。

↓リンクになっています

SQL動画教材の詳細説明

 

【ゼロからスタート】Oracleで始める SQL入門トレーニング
icon

もちろん、有料講座なので解説の通りにOracleが動作しないなどあれば講師に質問することができます。

トレーニングの説明やOracleデータベースの設定はプレビュー視聴で無料で見ることができます。興味ある方はぜひリンク先でプレビューを確認してみてください。

Udemyでのプレビューの視聴方法

以下のような流れで動画教材は進行していきます。

動画教材の流れの解説
講座で学べる事
  • Oracleのインストール方法(プレビューでフル視聴可能です!)
  • リレーショナルデータベースの概要
  • テーブルの作成方法の解説
  • 各種SQL文の解説と演習(ハンズオン)
  • Oracleの組み込み関数の解説と演習(ハンズオン)

[STEP2]参考書で解説を読んで練習問題を解いてみる

こちらの参考書は日本オラクル社が監修している唯一のORACLE MASTER SILVER SQL試験対策本です。

解説を読んで理解出来たら章末問題に取り組みます。章末問題で間違えたところは解説を読んで理解したところをOneNoteに書き出していきます。繰り返しになりますが、間違えたところや理解不足で調べたところは記録しておき、いつでも見直せるようにしておくことが大切だと思います

本書の巻末模擬問題は質は高いですが1回分のみの収録なので、自分でできる試験対策をやり切ってから解くことをおすすめします。ゆえに後に解説するSTEP4で解くことをおすすめします。

黒本は一番メジャーだと思われる参考書です。日本オラクル社が監修しているだけあって内容は的確です。ただ、定価5,000円超と参考書にしてはかなり高価です…

▼出版社HPより引用しています。

参考書の詳細説明
参考書の特徴解説

[STEP3]試験チェックリストで理解不足をチェックする(ORACLE公式チェックリスト)

公式試験ガイドのチェックリストで理解不足の分野を確認します。一度頭の中や声に出して説明してみて、詰まる部分や理解不足の部分があればSTEP1やSTEP2に戻って学習しなおしましょう。

Oracle公式チェックリストの解説

理解不足が解消したらSTEP4に進みます。

[STEP4]問題集を解いてみる(黒本の模擬問題、UdemyのWEB問題集)

いよいよ温存しておいた黒本の巻末模擬試験を解きます。この模擬試験は1回分しか収録されていないので、ある程度勉強をやり切ってから着手することをおすすめします。余裕をもって75%以上の正答率を目指します。

間違えた問題は解説を熟読し、不明点は徹底的に調べて理解するようにしましょう。調べた内容はOneNoteに書き出して隙間時間に見直すことをおすすめします。

もっと試験を解きたい方や、誰かに試験を解説してほしい方は以下の動画教材がおすすめです。

こちらは何と定価2,400円です。(セールでも2,000円程度にしか下がらないので、必要なとき購入してしまってもよいと思います。)

本講座もスマホでの学習も可能なので通勤通学などの隙間時間などでも学習可能です。

↓リンクになっています

ORACLE MASTER Silver SQL動画教材の詳細説明

 

【動画解説+模擬試験】1Z0-071-JPN : Oracle Database SQL 問題集
icon

本講座では模擬試験を題材に解き方をレクチャーしてくれます。事前に問題を解いておくのもよし、解説を聞きながら納得するのもよしです。質の高い模擬試験が2回分付属しています。

本講座も無料のプレビュー視聴が可能なので気になる方は視聴してみてください。

動画教材の詳細流れの説明
本講座の特徴
  • 問題文、選択肢の豊富な図解を用いた解説
  • 全試験範囲を網羅した解説
  • 2回分の模擬試験付属(140問)

ORACLE MASTER SILVER SQLをお得に受験する方法(約4,000円お得)

定価で受験すると税込み37,730円ですが、以下の楽天のリンクからチケットを購入して受験すると税込み35,200円で受験できます。(2,530円お得)

また、楽天カード、楽天銀行ユーザであればポイントが4~5%ほど還元されます。(1,400~1,700ポイント程度)

上記は2023/11現在の金額です。

【ピアソンVUE専用】OracleピアソンVUE配信監督付き試験用受験チケット(電子チケット)

ポイント込みで通常申し込みより4,000円程度安く受験することができます。

もしまだ楽天カードをお持ちでない方は作成されてはいかがでしょうか?

年会費永年無料の楽天カード

楽天ポイントはクレジットカード(楽天カード)の支払いにも使えます。楽天証券と組み合わせれば投資信託や株も購入することができます!

筆者は楽天ポイントでインデックスファンドを購入しています。

受験チケットの対象試験(SILVER SQLも対象)

まとめ

データベースに触れながら参考書や問題集を解いてみると理解度が格段に上がりました。Udemyでハンズオン系の動画教材を視聴しておいてよかったです。

勉強の流れとしては Oracleデータベースに触れる→参考書を読む→チェックリストで理解不足を確認する→問題を解いてみる がおすすめです。

[STEP1] Oracleデータベースに触れる

Oracleデータベースのハンズオンは以下の動画教材がおすすめです。セール時参考価格:2,000円程度

[STEP2] 参考書を読む

以下のオラクル社が監修した試験対策用の参考書がおすすめです。参考価格:5,000円程度

[STEP3] チェックリストで理解不足を確認する

公式試験ガイドのチェックリストで理解不足の分野を確認します。無料です。

[STEP4] 問題を解いてみる

STEP2の巻末模擬問題を75%以上正答を目指して解きます。

動画解説+模擬試験も大変おすすめです。定価2,400円

お得に受験する方法

通常より4,000円程度お得に受験したい方は楽天で販売しているバウチャーチケットを購入するのがおすすめです。

【ピアソンVUE専用】OracleピアソンVUE配信監督付き試験用受験チケット(電子チケット)

以上です。皆様が合格されますように。

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