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ORACLE MASTER SILVER SQLのおすすめ勉強方法、おすすめ教材、お得な受験方法についてご紹介します。
この記事を書いた人
管理人:syo
サラリーマンエンジニア約9年
新卒で入社した大手システム会社でリモートワーク、年収800万円に到達
AWS関連プロジェクトのインフラエンジニア&プロジェクトマネージャーを担当。
IT資格
AWS:プロフェッショナルレベル2冠・アソシエイトレベル3冠・CLF・ペシャリティ資格(SAP, DOP, SAA, SOA, DVA, SCS, DBS, MLS, ANS, PAS)
Azure:AZ-305・AZ-104・AZ-900
その他:基本情報、JAVASE Silver、オラクルマスターブロンズ(DBA)、Silver SQL、ITIL Foundation、LinuC
ORACLE MASTER SILVER SQLとは?
ORACLE MASTER SILVER SQLとはオラクル社が運営する開発者およびデータアナリスト向けの資格です。
ORACLE MASTER(オラクルマスター)は上からプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズのレベルがありますが、SQL分野にはシルバーレベル一択となっています。
オラクルといえばデータベースの多くのシェアを占めています。オラクルマスターブロンズを勉強するとデータベースに関する基礎知識を身に着けることができるので、ITエンジニアには大変おすすめできる資格です。オラクル以外のMySQLやMariaDB、AWSのRDSを利用するときにも役立つ知識も習得することができます。
オラクルマスターの勉強はMySQLやMariaDB、AWS(RDS)を利用する際にも役立つ基礎知識を学ぶことができます。
※AWS RDS上に搭載されているDBエンジンはオラクルだったりMySQLだったりAurora(AWS謹製)だったりします。
筆者の勉強前のレベル
データベースに対する業務経験はありませんでした。
会社の研修で2週間程度システム開発のハンズオン研修を受講した程度でした。select文やupdate文、insert文についてなんとなく知っているという程度の知識でした。
システム開発にはデータベースの知識が欠かせないと知り、知識の習得を目的に受験を決意しました。
ORACLE MASTER SILVER SQL認定を受けるには
試験名と認定資格名が異なるのでややこしいですが、1Z0-071-JPN: Oracle Database SQLという試験に合格する必要があります。
2024年現在、試験バージョンは2019となっています。
また受験に当たっての前提条件はありません。
試験情報
試験概要
2023年11月時点のものです。最新の情報はOracle公式HPで確認してください。
試験名 | 1Z0-071-JPN: Oracle Database SQL |
試験時間 | 120分 |
出題形式 | 選択問題 |
問題数 | 78問 |
合格ライン | 63% |
試験日 | 随時 |
試験場所 |
全国のピアソンVUE公認試験会場 または 監督付きオンライン試験(自宅や職場) |
受験料 | 税抜き¥34,300(税込み \37,730) |
合格発表 | 即時 |
出題範囲
出題分野は以下の通りとなっています。※変更があるかもしれないので公式試験ガイドを確認してください。
ORACLE独自の機能だけではなく、リレーショナルデータベースに広く通じる内容を学習することができます。
- リレーショナル・データベースの概念
- SQL SELECT文を使用したデータの取得
- データの制限とソート
- 単一行関数を使用した出力のカスタマイズ
- 変換関数と条件式の使用
- グループ関数を使用した集計データのレポート
- 複数の表からのデータの表示
- 副問合せを使用した問合せの解決
- 集合演算子の使用
- DML文を使用した表の管理
- 索引、シノニムおよびシーケンスの管理
- DDLによる表とその関係の管理
- ビューの管理
- ユーザー・アクセスの制御
- データ・ディクショナリ・ビューを使用したオブジェクトの管理
- 異なるタイム・ゾーンでのデータの管理
難易度
当時、実務経験がなかった筆者には少々難しく感じました。
しかし、ハンズオン(手を動かす演習)を中心に勉強していけば未経験からでも取得できる難易度に感じました。最近はAWSを使えば簡単に演習環境を構築できるので勉強しやすくなっていると思います。
筆者の周りにも未経験でORACLE MASTER SILVER SQLに合格している人は何人かいます。(同じ経験値のひとでは合格している人7割、不合格になった人3割くらいの体感です。)
必要勉強時間の目安
筆者の場合、2ヶ月ほど勉強しました。1日の勉強時間は平均2時間程度だったと思うので60時間程度かと思います。
他の方の合格体験を見ると50~100時間程度の勉強時間が多いようです。
よくある質問
資格取得のメリット
- スキルの証明になり転職、就職を有利に進められる
- 年収アップが期待できる
- システム開発に不可欠なデータベースの知識を身に着けられる。
日本の平均年収は400万円ほどといわれていますが、オラクルマスターの資格を持っている方には800万円以上を提示している求人もあります。(※要件が上位資格である場合もあります。)
収入アップ、キャリアアップのためにオラクルマスターの取得を目指しませんか?
おすすめ勉強方法
以下の流れがおすすめです。全体→部分の順番で学習することで頭に入りやすくなると思います。
また、データベースを実際に触ってみると理解が進みます。select文やupdate文等を学んだら実際にコマンドを実行して動きを確認してみましょう。
実際にデータベースを触って勉強するのが近道!
SQL文(select文、update文等)を学びながら実際にテーブルを作って実行してみます。実際に触りながら学ぶことで、参考書だけを読んで勉強するより納得感があり、知識の定着が段違いに良いです。
SQL文の解説→SQL文の実行の流れで解説してくれる動画教材があるのでご紹介します。
黒本(参考書)で試験カリキュラムに沿って学習していきます。練習問題もついているので不明点は徹底的に調べてOneNoteなどに書き出していきます。OneNoteはスマホでも見れるようにしておき隙間時間に見直せるようにしておきましょう。
この時点では巻末の模擬問題は解かないことをおすすめします。(試験勉強の仕上げ確認で解くことをおすすめします。)
公式試験ガイドのチェックリストで理解不足の分野がないかを確認します。チェックリストの箇条書きの内容を頭の中で説明できていればOK、説明できなければSTEP1やSTEP2に戻って復習しましょう。
黒本巻末の模擬問題を解きます。本試験は65%で合格ですが、余裕をもって75%正解を目指します。間違えた問題は徹底的に見直します。
黒本の模擬問題は本試験に比べて少々難易度が低い気がするのでUdemyの模擬問題(解説動画付き)で補完することをおすすめします。
[STEP1]Oracleデータベースを触りながら教材で学ぶ
SQL文を学びながら実際のOracleデータベースでコマンドを実行していきます。Udemyの教材で、Oracleのセットアップ、テーブルの作成を解説してくれる動画教材があります。
Udemy動画教材の使い方について、画面を交えて詳しく説明しています。ぜひ以下の記事をご覧ください。
記事の内容:
- Udemy動画教材の便利な機能紹介: 再生速度調整、トランスクリプト表示、字幕対応などの機能
- スマホ機能の紹介: コースのダウンロード機能やバックグラウンド再生
- QA方法紹介: 講師への質問方法
定価は26,800円と高価ですが、月に数回実施しているセール時には2,000~3,000円程度になっていることがあります。セールになっていれば間違いなく買いです。(セールではない場合、Udemyに登録しておき本講座をお気に入り登録することをおすすめします。)
スマホでの学習も可能なので通勤通学などの隙間時間などでも学習可能です。
↓リンクになっています
【ゼロからスタート】Oracleで始める SQL入門トレーニング
もちろん、有料講座なので解説の通りにOracleが動作しないなどあれば講師に質問することができます。
トレーニングの説明やOracleデータベースの設定はプレビュー視聴で無料で見ることができます。興味ある方はぜひリンク先でプレビューを確認してみてください。
以下のような流れで動画教材は進行していきます。
- Oracleのインストール方法(プレビューでフル視聴可能です!)
- リレーショナルデータベースの概要
- テーブルの作成方法の解説
- 各種SQL文の解説と演習(ハンズオン)
- Oracleの組み込み関数の解説と演習(ハンズオン)
[STEP2]参考書で解説を読んで練習問題を解いてみる
こちらの参考書は日本オラクル社が監修している唯一のORACLE MASTER SILVER SQL試験対策本です。
解説を読んで理解出来たら章末問題に取り組みます。章末問題で間違えたところは解説を読んで理解したところをOneNoteに書き出していきます。繰り返しになりますが、間違えたところや理解不足で調べたところは記録しておき、いつでも見直せるようにしておくことが大切だと思います。
本書の巻末模擬問題は質は高いですが1回分のみの収録なので、自分でできる試験対策をやり切ってから解くことをおすすめします。ゆえに後に解説するSTEP4で解くことをおすすめします。
黒本は一番メジャーだと思われる参考書です。日本オラクル社が監修しているだけあって内容は的確です。ただ、定価5,000円超と参考書にしてはかなり高価です…
▼出版社HPより引用しています。
[STEP3]試験チェックリストで理解不足をチェックする(ORACLE公式チェックリスト)
公式試験ガイドのチェックリストで理解不足の分野を確認します。一度頭の中や声に出して説明してみて、詰まる部分や理解不足の部分があればSTEP1やSTEP2に戻って学習しなおしましょう。
理解不足が解消したらSTEP4に進みます。
[STEP4]問題集を解いてみる(黒本の模擬問題、UdemyのWEB問題集)
いよいよ温存しておいた黒本の巻末模擬試験を解きます。この模擬試験は1回分しか収録されていないので、ある程度勉強をやり切ってから着手することをおすすめします。余裕をもって75%以上の正答率を目指します。
間違えた問題は解説を熟読し、不明点は徹底的に調べて理解するようにしましょう。調べた内容はOneNoteに書き出して隙間時間に見直すことをおすすめします。
もっと試験を解きたい方や、誰かに試験を解説してほしい方は以下の動画教材がおすすめです。
こちらは何と定価2,400円です。(セールでも2,000円程度にしか下がらないので、必要なとき購入してしまってもよいと思います。)
本講座もスマホでの学習も可能なので通勤通学などの隙間時間などでも学習可能です。
↓リンクになっています
【動画解説+模擬試験】1Z0-071-JPN : Oracle Database SQL 問題集
本講座では模擬試験を題材に解き方をレクチャーしてくれます。事前に問題を解いておくのもよし、解説を聞きながら納得するのもよしです。質の高い模擬試験が2回分付属しています。
本講座も無料のプレビュー視聴が可能なので気になる方は視聴してみてください。
- 問題文、選択肢の豊富な図解を用いた解説
- 全試験範囲を網羅した解説
- 2回分の模擬試験付属(140問)
ORACLE MASTER SILVER SQLをお得に受験する方法(約4,000円お得)
定価で受験すると税込み37,730円ですが、以下の楽天のリンクからチケットを購入して受験すると税込み35,200円で受験できます。(2,530円お得)
また、楽天カード、楽天銀行ユーザであればポイントが4~5%ほど還元されます。(1,400~1,700ポイント程度)
【ピアソンVUE専用】OracleピアソンVUE配信監督付き試験用受験チケット(電子チケット)
受験チケット(バウチャー)を購入すると、メールが届きます。メールに記載されている「受験チケット番号」を申込時に受験チケットに適用すればOKです。
もしまだ楽天カードをお持ちでない方は作成されてはいかがでしょうか?
楽天ポイントはクレジットカード(楽天カード)の支払いにも使えます。楽天証券と組み合わせれば投資信託や株も購入することができます!
筆者は楽天ポイントでインデックスファンドを購入しています。
まとめ
データベースに触れながら参考書や問題集を解いてみると理解度が格段に上がりました。Udemyでハンズオン系の動画教材を視聴しておいてよかったです。
勉強の流れとしては Oracleデータベースに触れる→参考書を読む→チェックリストで理解不足を確認する→問題を解いてみる がおすすめです。
Oracleデータベースのハンズオンは以下の動画教材がおすすめです。セール時参考価格:2,000円程度
以下のオラクル社が監修した試験対策用の参考書がおすすめです。参考価格:5,000円程度
公式試験ガイドのチェックリストで理解不足の分野を確認します。無料です。
STEP2の巻末模擬問題を75%以上正答を目指して解きます。
動画解説+模擬試験も大変おすすめです。定価2,400円
通常より4,000円程度お得に受験したい方は楽天で販売しているバウチャーチケットを購入するのがおすすめです。
以上です。皆様が合格されますように。
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システムエンジニア
AWSを中心としたクラウド案件に携わっています。
IoTシステムのバックエンド開発、Datadogを用いた監視開発など経験があります。
IT資格マニアでいろいろ取得しています。
AWS認定:SAP, DOP, SAA, DVA, SOA, CLF
Azure認定:AZ-104, AZ-300
ITIL Foundation
Oracle Master Bronze (DBA)
Oracle Master Silver (SQL)
Oracle Java Silver SE
■略歴
理系の大学院を卒業
IT企業に就職
AWSのシステム導入のプロジェクトを担当