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本記事は 2026年9月 に最新の試験ガイド(v4.2)に合わせて更新しました。主な変更点は次の通りです。
- 問題数が 40〜50問 になった(セクション構成と配点は変更なし)
- Dataplex / Dataform / BigLake / RAG 向けのデータ準備など、近年よく問われる領域を追記した
- 試験の配信が 2026年3月2日 から Kryterion から Pearson VUE に変わった
- 短縮版の更新試験(1時間・20問)と、Google Skills の学習パスによる更新方法が追加された
Google はブランディング変更に伴う試験の再更新を予告しているため、受験前に必ず公式の最新の試験ガイドを確認してください。
Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud(GCP)」に上級資格として「Professional Data Engineer(PDE)」があります。合格するためのおすすめ勉強方法を紹介いたします。
Professional Data Engineer(PDE)は上級資格のため、Google Cloud未経験者がいきなり取得を目指すと挫折する場合もあるかと思います。
まずは下位資格のAssociate Cloud Engineer(ACE)やCloud Digital Leader(CDL)の取得から目指してみるのもよいかと思います。
中級資格:Associate Cloud Engineer(ACE)
入門資格:Cloud Digital Leader(CDL)
Professional Data Engineer(PDE)の概要
Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud」の認定試験です。Google CloudはAWSやAzureと並んで使用されるクラウドです。
Google Cloudには複数の認定資格がありますが、Professional Data Engineer(PDE)は最上位区分であるProfessional レベルの資格の一つです。
Google Cloud資格体系とProfessional Data Engineer(PDE)の位置づけ

Google Cloud資格にはFoundational(初級)レベル、Associate(中級)レベル、Professional(上級)レベルがあります。
Professional Data Engineer(PDE)はProfessional(上級)に当たる試験です。試験範囲はデータ基盤の設計・構築・運用と、分析・AI 向けのデータ準備です。BigQuery を中心に、Dataflow / Pub/Sub / Dataplex / Cloud Composer などのデータ基盤サービスと、生成AI(RAG・埋め込み)向けのデータ準備が出題されます。
Professional Data Engineer は、データを収集、変換、公開することで、ほかのユーザーにとってデータを有効で価値のあるものにします。ビジネス要件と規制要件を満たすために、プロダクトやサービスを評価し、選択します。Professional Data Engineer は、堅牢なデータ処理システムを作成して管理します。これには、データ処理ワークロードを設計、構築、デプロイ、モニタリング、維持、保護する能力が含まれます。
https://cloud.google.com/learn/certification/data-engineer?hl=ja
Professional Data Engineer(PDE)出題範囲
試験範囲は以下となっています(2026年9月時点の試験ガイド v4.2。配点は現行ガイドと一致しています)。※詳細な試験範囲は公式試験ガイド(PDF)をご覧ください。
- セクション 1: データ処理システムの設計 (試験の約22%)
- セクション 2: データの取り込みと処理 (試験の約25%)
- セクション 3: データの保存 (試験の約20%)
- セクション 4: 分析用データの準備と使用 (試験の約15%)
- セクション 5: データ ワークロードの管理と自動化 (試験の約18%)
セクション構成と配点は以前から変わっていませんが、各セクションの中身には近年のサービスが追加されています。近年よく問われる領域として、次のサービス・キーワードは押さえておきましょう。
- データプラットフォームとガバナンス:Dataplex / Dataplex Catalog によるデータのカタログ化・プロファイリング、分散データシステムのフェデレーテッドガバナンス
- パイプラインと変換:Dataform、Dataflow、Cloud Data Fusion、Datastream(変更データキャプチャ)、Cloud Composer / Workflows によるオーケストレーション、LLM を使ったクエリ生成、AI によるデータエンリッチメント
- ストレージ:BigQuery、BigLake、AlloyDB、Bigtable、Spanner、Cloud SQL、Cloud Storage、Firestore、Memorystore の使い分け
- AI / ML 向けのデータ準備:BigQuery ML、埋め込み(エンベディング)と RAG(検索拡張生成)向けの非構造化データ準備
- 共有と運用:Analytics Hub(BigQuery のデータ共有)、BigQuery Editions と予約(スロット)によるキャパシティ管理、BI Engine、マテリアライズドビュー
難易度
Google Cloudの難関レベルの試験です。
しかしAWSのSAP(ソリューションアーキテクトプロフェッショナル)と比較すると問題文と選択肢の文章量が少なく、解きやすいように感じました。
上級資格だからと言ってそこまで身構える必要はないように思います。他のメジャー資格と比較すると、応用情報技術者試験やAzureのAZ-305(Azure Solutions Architect Expert)あたりと同程度の難易度だと感じました。
結論:上級資格だが、AWSのソリューションアーキテクトプロフェッショナルほどではない
Google社が難易度の目安を提示してくれています。(以下の経験がないと受験資格がないというわけではありません。)
初級:前提無し
中級:6ヶ月以上の実務経験
上級:3年以上の実務経験
以下、Professional Data Engineer(PDE)のサンプル問題です。正解を確認する場合▼を押下してください。
あなたは、単一のテーブルで繰り返し実行されるクエリについて、BigQuery の最適化に取り組んでいます。クエリされるデータは約 1 GB で、一部の行は 1 時間に約 10 回変更されることが予想されます。SQL ステートメントは可能な限りの最適化が済んでおり、クエリのパフォーマンスをさらに最適化したいと考えています。どうすればよいですか。
A. テーブルに基づくマテリアライズド ビューを作成して、そのビューをクエリします。
B. クエリデータのキャッシュ保存を有効にして、後続のクエリを高速化します。
C. スケジュール設定済みクエリを作成して、レポート作成の数分前にそのクエリを実行します。
D. 多数のスロットを事前に予約して、クエリの実行のためのコンピューティング能力を最大化します。
正解:A
マテリアライズド ビューは、パフォーマンスを向上させるためにクエリの結果を定期的にキャッシュ保存します。マテリアライズド ビューは、頻繁にクエリされる小さなデータセットに適しています。基盤となるテーブルデータが変更されると、影響を受ける部分をマテリアライズド ビューが無効化して再度読み込みます。
B: 選択肢 B は不正解です。キャッシュ保存は自動的に有効化されますが、基盤となるデータが変更されるとパフォーマンスを発揮できません。
C: 選択肢 C は不正解です。スケジュール設定済みクエリにより定期的なクエリをスケジュールできますが、パフォーマンスは特に最適化されません。また、クエリを早く実行しすぎると古いデータが使用される場合があります。
D: 選択肢 D は不正解です。多くのスロットを予約すると、BigQuery スロットの可用性は確保されますがパフォーマンスは向上しません。
https://cloud.google.com/bigquery/docs/materialized-views-intro
https://cloud.google.com/bigquery/docs/materialized-views-best-practices
Professional Data Engineer(PDE)試験概要
| 資格名 | Professional Data Engineer |
| 試験時間 | 120分 |
| 出題形式 | 選択問題 |
| 問題数 | 40~50問 |
| 合格ライン | 非公開(7.5割程度?) 結果通知に点数記載なし |
| 試験日 | 随時 |
| 試験場所 |
オンライン監督付き試験(OnVUE) または Pearson VUE のテストセンター ※2026年3月2日から配信元が Kryterion から Pearson VUE に変わりました。申込は CM Connect(認定資格ポータル)から行います。予約変更・キャンセルは試験の24時間前までです。 |
| 受験料 | $200(税別) 円換算の目安:約30,700円 ※ドル建て決済のため為替で変動します |
| 合格発表 | 翌日までにメール |
| 有効期限 | 2年 更新は有効期限の 60 日前から次の3通り(失効後30日以内は猶予あり) (1) 通常の試験を再受験 (2) 短縮版の更新試験(1時間・20問・$100 税別、円換算の目安:約15,400円) (3) Google Skills(旧 Cloud Skills Boost)の指定コース/スキルバッジを有効期間の最後の1年以内に修了して1年延長 更新に関する公式FAQ |
| 受験要件 | なし (推奨要件に業界経験が 3 年以上とあるが必須ではない) |
| 再受験 | 2 年間に最大 4 回 不合格後の待機期間は 14 日 → 60 日 → 365 日と段階的に延びる |
Professional Data Engineer(PDE)取得のメリット
Professional Data Engineer(PDE)はアメリカの稼げるIT資格ランキング(Skillsoft)で過去に第2位にランクインしたことがある資格です(2025年版のトップ20には入っていませんが、データ基盤の専門資格として引き続き需要があります)。取得することで様々なメリットがあります。
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将来性があるGoogle Cloudについて学べる
総務省の通信利用動向調査(2024年)によると、クラウドサービスを利用している日本企業は全体の80.6%です。Google Cloudはそのクラウドの一角なので非常に将来性があります。
Google Cloudは日本国内だけでなく、世界中で利用されているクラウドプラットフォームなので、幅広い範囲で活用できます。

転職や就職に有利
企業の8割以上が使用しているクラウド技術ですが、圧倒的に技術者が不足しています。
Google Cloudの資格を持っておくとクラウド人材である証明ができるので、転職や就職に非常に有利になります。特にProfessional Data Engineer(PDE)は上級資格なので専門性をアピールできます。
収入UPにつながる
本記事の執筆当時(2024年)に参照した Skillsoft の調査では、米国の Professional Data Engineer(PDE)保有者の平均年収は2,500万円超とされていました。日本でそのままの水準は難しくとも、年収アップを目指せます。
また、Google Cloudを含むクラウドエンジニアはフリーランスになりやすい職種でもあるため、自己研鑽次第でさらなる収入アップを目指すことができます。(フリーランスは税制面でもかなり有利!)
Professional Data Engineer(PDE)勉強方法と教材
無料で使えるGoogle Cloud公式模擬問題やUdemy教材がおすすめです。
- 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる)
- 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適)
- 不明点を講師に質問可能
- スマホでも視聴可能(隙間時間の活用)
- 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!)
| 教材 | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|
| Google Cloud公式模擬試験 | 公式の無料練習問題 全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。 本番試験のレベル感を知ることができる |
無料 |
| Udemy動画教材 Google Cloud認定 Professional Data Engineer(PDE) トレーニング |
「Google Cloud認定 Professional Data Engineer(PDE) 対策トレーニング」。初心者にもわかりやすく解説してくれる動画教材です(2026年6月更新・評価4.0)。 親切な解説(11時間超)で網羅的に学べる 問題演習100問付属 図表中心の説明なので理解しやすい 各セクションに実践問題が付属しており知識の定着に役立つ |
セール時期によって変動(リンク先で確認) |
| UdemyWEB問題集 Google Cloud 認定資格 Professional Data Engineer 問題集 |
日本語の模擬問題 最新の内容に対応している 解答と丁寧な解説が付属している |
セール時期によって変動(リンク先で確認) |
Google Cloud公式模擬試験
無料の練習用模擬試験を利用できます。何度も受験することができます。初めに力試しに解いて、その後全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
問題数は少ないですが公式が出しているだけあって、難易度や出題形式は本番試験ほぼそのままです。まずは解いてみて出題形式と難易度の把握に利用するのが良いと思います。
筆者は間違えた問題は公式ドキュメントを確認したり、後述のUdemy動画を見返して不明点を徹底的につぶしました。
この模擬試験を受験するにはGoogleアカウントが必要です。Googleアカウントでログイン後、氏名や所属会社についてのアンケートに回答すると受験可能となります。
無勉強かつ未経験ではほぼ正解することはできないかと思うので、後に紹介するUdemy動画教材を受講してから模擬試験を受験するのもよいと思います。
Udemy動画教材
UdemyにProfessional Data Engineer(PDE)の試験範囲をわかりやすく体系的に説明してくれる動画教材「Google Cloud認定 Professional Data Engineer(PDE) 対策トレーニング」があります。2026年6月に更新されており、11時間44分の講義と100問の問題演習が付属しています(評価4.0)。
Udemy動画教材の使い方について、画面を交えて詳しく説明しています。ぜひ以下の記事をご覧ください。
記事の内容:
- Udemy動画教材の便利な機能紹介: 再生速度調整、トランスクリプト表示、字幕対応などの機能
- スマホ機能の紹介: コースのダウンロード機能やバックグラウンド再生
- QA方法紹介: 講師への質問方法
本講座はGoogle Cloud(GCP)の主要サービスを理解できる上にProfessional Data Engineer(PDE)試験に合格できる構成になっています。

- 図表を多用した視覚的な説明
- 試験範囲の網羅的かつ体系的な解説
- 100問の問題演習
- 各セクションに実践問題付属
↓講座のリンクです。リンク先でプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(価格はセール時期によって変わるためリンク先でご確認ください)
Google Cloud認定 Professional Data Engineer(PDE) トレーニング
UdemyWEB問題集
出題形式に慣れておくためにも繰り返し模擬問題を解いておくことがおすすめです。WEB問題集で安定して80%以上の正答率を出せるようになれば本番試験の受験を考えてもよいかと思います。
Udemyで日本語のWEB問題集が発売されており、おすすめです。
Udemy問題集の使い方について、実際の画面を交えて詳しく説明しています。ぜひ以下の記事をご覧ください。
記事の内容:
- 【神アップデート!】解答を都度確認する方法を解説。(1問1答)
- Udemyの問題集をPCやスマートフォンで効果的に活用する方法を解説。
- ブラウザ翻訳機能を使い英語問題集を日本語に翻訳する手順を紹介。
- 問題演習画面の操作方法や解答確認の仕方を詳しく説明。
- 講師への質問方法を説明。
- 最新の内容に対応している
- 解答と丁寧な解説が付属している
- 動画教材に比べて安価
価格はセール時期によって変わるためリンク先でご確認ください。
Google Cloud 認定資格 Professional Data Engineer 問題集
まとめ
試験について
- Professional Data Engineer(PDE)はGoogle Cloud(GCP)の認定資格試験の一つでデータ基盤の設計・構築・運用と、分析・AI 向けのデータ準備が出題範囲である。BigQuery を中心に Dataflow / Pub/Sub / Dataplex / Cloud Composer などのデータ基盤サービスと、生成AI(RAG)向けのデータ準備が出題される。
- 上級資格であり、それなりに難しい。
- 2026年3月から試験の配信は Pearson VUE。更新は通常試験のほか、短縮版の更新試験(1時間・20問)や Google Skills の学習パスでも可能。
勉強方法と教材
Google Cloud公式模擬問題やUdemy教材を組み合わせると効果的です。
| 教材 | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|
| Google Cloud公式模擬試験 | 公式の無料練習問題 全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。 本番試験のレベル感を知ることができる |
無料 |
| Udemy動画教材 Google Cloud認定 Professional Data Engineer(PDE) トレーニング |
「Google Cloud認定 Professional Data Engineer(PDE) 対策トレーニング」。初心者にもわかりやすく解説してくれる動画教材です(2026年6月更新・評価4.0)。 親切な解説(11時間超)で網羅的に学べる 問題演習100問付属 図表中心の説明なので理解しやすい 各セクションに実践問題が付属しており知識の定着に役立つ |
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| UdemyWEB問題集 Google Cloud 認定資格 Professional Data Engineer 問題集 |
日本語の模擬問題 最新の内容に対応している 解答と丁寧な解説が付属している |
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システムエンジニア
AWSを中心としたクラウド案件に携わっています。
IoTシステムのバックエンド開発、Datadogを用いた監視開発など経験があります。
IT資格マニアでいろいろ取得しています。
AWS認定:SCS, ANS, AIP, SAP, DOP, SAA, DVA, SOA, CLF
Azure認定:AZ-104, AZ-300
ITIL Foundation
Oracle Master Bronze (DBA)
Oracle Master Silver (SQL)
Oracle Java Silver SE
■略歴
理系の大学院を卒業
IT企業に就職
AWSのシステム導入のプロジェクトを担当


