【Google Cloud DevOps】Professional Cloud DevOps Engineer勉強方法と教材を紹介

GCP_DevOpsProサムネイル

当ブログにはPRを含みます。

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud(GCP)」に上級資格として「Professional Cloud DevOps Engineer」があります。合格するためのおすすめ勉強方法を紹介いたします。

Professional Cloud DevOps Engineerは上級資格のため、Google Cloud未経験者がいきなり取得を目指すと挫折する可能性があります。

未経験者の方はまず下位資格のAssociate Cloud Engineer(ACE)やCloud Digital Leader(CDL)の取得から目指してみることをおすすめします。

中級資格:Associate Cloud Engineer(ACE)

入門資格:Cloud Digital Leader(CDL)

目次

Professional Cloud DevOps Engineerの概要

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud」の認定試験です。Google CloudはAWSやAzureと並んで使用されるクラウドです。

Google Cloudには複数の認定資格がありますが、Professional Cloud DevOps Engineerは上級に位置するレベルの資格です。

Google Cloud資格体系とProfessional Cloud DevOps Engineerの位置づけ

Google Cloud資格一覧とProfessional Cloud DevOps Engineerの位置づけ

Google Cloud資格にはFoundational(初級)レベル、Associate(中級)レベル、Professional(上級)レベルがあります。Professional Cloud DevOps EngineerはProfessional(上級)に当たる試験です。

試験範囲はCI/CDに関する知識です。IaC(yamlやTerraform)、サードパーティの自動化ツール(Jenkins、Git)、サービスメッシュなども問われます。

Professional Cloud DevOps Engineer は、Google 推奨の手法とツールを使用して、システム開発ライフサイクル全体にプロセスを実装します。また、ソフトウェアとインフラストラクチャのデリバリー パイプラインを構築してデプロイし、本番環境のシステムとサービスを最適化して保守し、サービスの信頼性と配信速度の調整を行います。

https://cloud.google.com/learn/certification/guides/cloud-devops-engineer?hl=ja

Professional Cloud DevOps Engineer出題範囲

試験範囲は以下となっています。※詳細な試験範囲は公式試験ガイドをご覧ください。

PCD試験範囲
  • セクション 1: DevOps のための Google Cloud 組織のブートストラップ(試験内容の 17% 以下)
  • セクション 2: サービスの CI/CD パイプラインの構築と実装(試験内容の 23% 以下)
  • セクション 3: サイト信頼性エンジニアリングの手法をサービスに適用する(試験内容の 23% 以下)
  • セクション 4: サービス モニタリング戦略の実施(試験内容の 21% 以下)
  • セクション 5: サービス パフォーマンスの最適化(試験内容の 16% 以下)

他のGoogle Cloud資格試験同様、Kubernetes関連(Google Kubernetes Engine)が多く出題されます。

難易度

Google Cloudの難関レベルの試験です。

しかしAWSのSAP(ソリューションアーキテクトプロフェッショナル)と比較すると問題文と選択肢の文章量が少なく、解きやすいように感じました。

上級資格だからと言ってそこまで身構える必要はないように思います。基本情報技術者試験レベルのIT基礎知識があればスムーズに学習できると考えられます。

結論:上級資格だが、身構える必要はなし。(AWSのソリューションアーキテクトプロフェッショナルほどの難易度ではない

難易度の目安

Google社が難易度の目安を提示してくれています。(以下の経験がないと受験資格がないというわけではありません。)
初級:前提無し
中級:6ヶ月以上の実務経験
上級:3年以上の実務経験

以下、Professional Cloud DevOps Engineerのサンプル問題です。正解を確認する場合▼を押下してください。

あなたが勤める小さな会社では、Cloud Build で CI / CD パイプラインの一部としてオープンソースの Java パッケージを使用しています。セキュリティ チームは、オープンソース パッケージの脆弱性が悪用されることを懸念しています。本番環境の依存関係の安全性を確保するために、費用対効果の高いソリューションを実装する必要があります。どうすればよいですか。

A. Assured Open Source Software(Assured OSS)パッケージを Cloud Build に pull する。

B. Cloud Source Repositories にパッケージを pull し、セキュリティ チームでオープンソース パッケージの検証を行う。

C. オープンソース パッケージをローカルに pull し、Cloud Build を使用してすべてのパッケージをスキャンして、フラグが付けられたパッケージを削除する。

D. 最新バージョンの GitHub パッケージのみを Cloud Build パイプラインに pull する。

正解:A

A: 正解です。Assured OSS パッケージは Google Cloud 独自のセキュアなパイプライン内に構築され、脆弱性のスキャン、分析、ファズテストが定期的に実施されます。

B: 不正解です。これは最も費用対効果の高いソリューションとはいえません。Google Cloud では、厳選された検証済みのオープンソース パッケージがすでに提供されているからです。

C: 不正解です。各ビルドに含まれるすべてのパッケージをスキャンすることは、費用対効果が高いとはいえません。また、不可欠なパッケージを削除すると、ビルドは失敗します。

D: 不正解です。最新のオープンソース バージョンを pull すると、未検出のバグや脆弱性が含まれている可能性があります。

https://cloud.google.com/assured-open-source-software/docs/remote-repository-access

https://cloud.google.com/assured-open-source-software/docs/download-java-packages

https://cloud.google.com/software-supply-chain-security/docs/practices?hl=ja

Professional Cloud DevOps Engineer試験概要

資格名 Professional Cloud DevOps Engineer
試験時間 120分
出題形式 選択問題
問題数 50~60問
合格ライン 非公開(7.5割程度?)
結果通知に点数記載なし
試験日 随時
試験場所 遠隔監視オンライン試験
または
テストセンター
受験料 $200
合格発表 翌日までにメール
有効期限 2年
再認定試験は、認定資格が有効期限切れになる 60 日前から受験可能
受験要件 なし
(推奨要件に業界経験が 3 年以上とあるが必須ではない)

Professional Cloud DevOps Engineer取得のメリット

Professional Cloud DevOps Engineerはアジア太平洋地域の稼げるIT資格ランキングにランクインしている国際資格です。取得することで様々なメリットがあります。

150円/ドル計算で1,470万円の年収が得られているというデータがあります。

アジア太平洋地域で高収入な資格一覧

将来性があるGoogle Cloudについて学べる

総務省の統計では2021年時点によると、クラウドを利用している日本企業は全体の70%以上です。Google Cloudはそのクラウドの一角なので非常に将来性があります。

Google Cloudは日本国内だけでなく、世界中で利用されているクラウドプラットフォームなので、幅広い範囲で活用できます。

総務省の統計(日本のクラウド利用企業の推移)

転職や就職に有利

企業の70%以上が使用しているクラウド技術ですが、圧倒的に技術者が不足しています。

Google Cloudの資格を持っておくとクラウド人材である証明ができるので、転職や就職に非常に有利になります。特にProfessional Cloud DevOps Engineerは上級資格なので専門性をアピールできます。

収入UPにつながる

稼げる資格にもランクインしている資格です。世界的に認められている資格なので自分の市場価値向上に貢献します。

また、Google Cloudを含むクラウドエンジニアはフリーランスになりやすい職種でもあるため、自己研鑽次第でさらなる収入アップを目指すことができます。(フリーランスは税制面でもかなり有利!)

Professional Cloud DevOps Engineer勉強方法と教材

Udemy教材や無料で使えるGoogle Cloud公式模擬問題がおすすめです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

価格は執筆当時です。変更される可能性があります。

教材 特徴 価格
Google Cloud 公式模擬試験 20問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
無料
GCP(Google Cloud)教科書シリーズ



Google Cloudサービス全体を学べる教科書です。試験対策のみならず、実務でも役立ちます。Ⅱ[コンテナ開発編]は全体的にCI/CDについて解説されています。3章は特にCloud BuildのCI/CDが詳しく解説されており、試験対策におすすめです。
Google Cloudの入門書として最適
AWSとの対応表、違いを学べる
実務でも手元に置いておくと役立つ
各3,000~5,000円程度
Udemy動画教材(日本語音声)
Google Certified Professional DevOpsが”ざっくり”「スッキリ」分かる講座 icon
試験に出題されるポイントとDevOps、SREの学習が可能。模擬問題3回分以上(184問)も付属しています。
試験に出題されるポイントと周辺知識を効率的に学習可能
(ざっくりと銘打っているが、)詳しい解説で理解しやすい
180問以上の模擬試験が付属
ハンズオンは付属していない
定価:2,600円
Udemy動画教材(英語音声+日本語字幕)
GCP Google Cloud Professional DevOps Engineer Certification icon
ハンズオン中心動画教材。英語音声ですが、日本語字幕が利用可能です。
親切な解説とハンズオンで網羅的に学べる
ハンズオン中心で実践的な学習が可能
英語音声である(日本語字幕利用可能。技術用語は英語でも聞き取れる)
定価:2,600円
UdemyWEB問題集(日本語)
Google Cloud 認定資格 Professional DevOps Engineer 問題集 icon
模擬問題(164問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円
(もっと多くの問題演習をしたい方)
UdemyWEB問題集(英語)
Practice Exam | Google Professional DevOps Engineer (GCP) icon
英語の模擬問題(185問)自動翻訳でも十分理解可能かつ高品質
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属してい
WEB問題集のサンプル問題と解説あり
定価:2,600円

Google Cloud公式模擬試験

無料の練習用模擬試験を利用できます。全20問で何度も受験することができます。初めに力試しに解いて、その後全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。

問題数は少ないですが公式が出しているだけあって、難易度や出題形式は本番試験ほぼそのままです。まずは解いてみて出題形式と難易度の把握に利用するのが良いと思います。

筆者は間違えた問題は公式ドキュメントを確認したり、後述のUdemy動画を見返して不明点を徹底的につぶしました。

この模擬試験を受験するにはGoogleアカウントが必要です。Googleアカウントでログイン後、氏名や所属会社についてのアンケートに回答すると受験可能となります。

無勉強かつ未経験ではほぼ正解することはできないかと思うので、後に紹介するGCP教科書やUdemy教材で勉強してから模擬試験を受験するのもよいと思います。

GCP教科書シリーズ

Google Cloudの扱いについて体系的に網羅されている教科書があり、実務は勿論のこと、Professional Cloud DevOps Engineer学習においてもおすすめです。

特にためになったのは、II 【コンテナ開発編】の3章のCloudBuildの解説です。Cloud DevOps Engineerの試験対策ではGCP教科書(Ⅰ)とコンテナ開発編(Ⅱ)です。

なお、日本ではProfessional Cloud DevOps Engineerに特化した試験対策本は未発売です。

Udemy動画教材

クラウド資格の学習にはUdemyがおすすめです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

UdemyにProfessional Cloud DevOps Engineerの試験範囲をわかりやすく網羅的、体系的に説明してくれる動画教材があります。

日本語の動画教材と英語の動画教材があるのでそれぞれ紹介します。

スクロールできます
GCP日本語動画教材サムネイル
日本語動画教材
GCP英語動画教材サムネイル
英語動画教材
音声 日本語 英語
(日本語字幕)
動画時間 3.5時間
(100%解説動画)
13.5時間
(3時間:解説、10.5時間:ハンズオン)
練習問題 付属(180問) 無し
解説の丁寧さ 丁寧 丁寧
特徴 解説中心 ハンズオン中心
価格(両方セール時割引あり) 2,600円 2,600円
リンク Google Certified Professional DevOpsが”ざっくり”「スッキリ」分かる講座 icon GCP Google Cloud Professional DevOps Engineer Certification icon
レビュー (4.3) (4.5)
動画教材比較

(日本語音声)Udemy動画教材 Google Certified Professional DevOpsが”ざっくり”「スッキリ」分かる講座

Google Certified Professional DevOps認定試験に必要な知識を効率的に習得可能なコースです。コース最後には模擬試験180問が付属しているので、受験前に理解度をチェックすることもできます。

初心者の方にもわかりやすくかみ砕いて説明しているので、前提知識は必要ありません。動画講座の総時間は3時間42分です。(2024/3/31現在)

動画時間は短めですが、説明の丁寧さは妥協していません。初心者にもわかりやすいように図表や絵を多用した丁寧な説明が特徴です。

Udemy動画教材 Google Certified Professional DevOps日本語内容詳細説明

↓講座のリンクです。リンク先で60分以上のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:2,600円 セール時参考価格2,000円程度

Google Certified Professional DevOpsが”ざっくり”「スッキリ」分かる講座 icon

Udemy GCP DevOps動画教材日本語詳細説明

講座の内容
  • 試験に合格するための内容とその周辺知識(CI/CD、SRE等)
  • 試験範囲の網羅的かつ体系的な解説
  • 模擬問題3回分(180問)

(英語音声日本語字幕)Udemy Google Cloud Professional DevOps Engineer Certification

こちらのコースは20%(約3時間)が解説、80%(約10時間)がハンズオンに充てられるコースです。ハンズオン部分は馴染みの管理コンソールやコマンドが中心なので字幕を追っているだけでも十分理解可能です。

ハンズオンを中心にDevOpsを学びたい方にお勧めの動画教材です。

Udemy GCP Google Cloud Professional DevOps Engineer Certification動画教材内容詳細説明
講座の内容
  • 親切な解説と70以上のハンズオンで網羅的に学べる
  • ハンズオン中心で実践的な学習が可能
  • Devops と SRE のベスト プラクティスを学べる

↓講座のリンクです。リンク先で15分以上のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:2,600円 セール時参考価格2,000円程度

GCP Google Cloud Professional DevOps Engineer Certification icon

Udemy GCP DevOps教材詳細説明

UdemyWEB問題集(日本語)

出題形式に慣れておくためにも繰り返し模擬問題を解いておくことがおすすめです。WEB問題集で安定して80%以上の正答率を出せるようになれば本番試験の受験を考えてもよいかと思います。

Udemyで日本語のWEB問題集が発売されており、おすすめです。購入後も試験のアップデートに合わせて問題が追加されていくことがあります。

本WEB問題集の特徴
  • 最新の内容に対応している
  • 本番試験でも類似問題が出題される
  • 解答と丁寧な解説が付属している
  • 安い(定価でも2,600円)

164問で定価2,600円です。セール時には1,600円程度になることがあります。

Google Cloud 認定資格 Professional DevOps Engineer 問題集 icon

Udemy GCP DevOps模試詳細説明

UdemyWEB問題集(英語)

より多くの問題集を解きたい方は英語の問題集を翻訳して使用することをおすすめします。

翻訳方法は右クリック→日本語で翻訳でできます。(Chromeでの方法となります。)

英語教材の翻訳方法説明

本問題集は問題の品質も高く、解説が丁寧です。本問題集は、サンプル問題が掲載されているのでここで抜粋して紹介いたします。

サンプル問題の原文(英語)と翻訳

SAMPLE QUESTION:

You recently deployed your application on Google Kubernetes Engine (GKE) and now need to release a new version of the application. You need the ability to instantly roll back to the previous version of the application in case there are issues with the new version.

Which deployment model should you use?

  • A. Perform a rolling deployment, and test your new application after the deployment is complete.
  • B. Perform A/B testing, and test your application periodically after the deployment is complete.
  • C. Perform a canary deployment, and test your new application periodically after the new version is deployed.
  • D. Perform a blue/green deployment, and test your new application after the deployment is complete.

What’s your guess? Scroll below for the answer..

  

 

Explanation


Incorrect Answers:

A. Perform a rolling deployment, and test your new application after the deployment is complete.

Involves gradually updating pods with the new version of the application, replacing the old version incrementally. This method minimizes downtime, as the service remains available during the deployment. However, if issues arise with the new version, rolling back is not instant and can be complex. The process would involve reversing the rollout, which is time-consuming and may not be suitable for scenarios where immediate fallback is crucial.

B. Perform A/B testing, and test your application periodically after the deployment is complete.

Is a strategy where two or more versions of the application are deployed simultaneously, and traffic is split between them. This model is typically used for testing user response to new features or changes. It’s more about gathering data and insights rather than quick rollback capabilities. In case of any issues with the new version, an immediate switch back to the old version isn’t the primary focus of A/B testing, making it less ideal for situations requiring rapid response to deployment problems.

C. Perform a canary deployment, and test your new application periodically after the new version is deployed.

Sees the new version released to a small subset of users first. If this initial release proves successful, the new version is then rolled out to the entire user base. The advantage of this approach is that it reduces the risk of a faulty update affecting all users at once, as any problems can be identified and fixed during the initial, smaller release. However, like A/B testing, canary deployments don’t emphasize instant rollback. If the new version encounters issues, rolling back to the old version across the entire user base would not be as immediate as needed.

Correct answer:

D. Perform a blue/green deployment, and test your new application after the deployment is complete.

Operates with two identical environments, one running the current (blue) version and the other the new (green) version of the application. After deploying the green version, traffic is switched over from blue to green. If the new version encounters any problems, traffic can be instantly reverted back to the blue environment. This approach greatly minimizes downtime and risk, as the old version remains operational and can be quickly reinstated if necessary. The primary downside is the need for double the resources, as both environments run concurrently. Despite this, the level of control and safety it offers, especially for instant rollbacks, often justifies the additional resource requirement.

Links:

Application deployment and testing strategies

Links to Documentation

↓自動翻訳

最近アプリケーションを Google Kubernetes Engine (GKE) にデプロイしたので、アプリケーションの新しいバージョンをリリースする必要があります。新しいバージョンに問題が発生した場合に備えて、アプリケーションの前のバージョンに即座にロールバックできる機能が必要です。

どの導入モデルを使用する必要がありますか?

  • A. ローリング デプロイメントを実行し、デプロイメントの完了後に新しいアプリケーションをテストします。
  • B. A/B テストを実行し、展開の完了後にアプリケーションを定期的にテストします。
  • C. カナリア デプロイメントを実行し、新しいバージョンのデプロイ後に新しいアプリケーションを定期的にテストします。
  • D. ブルー/グリーン デプロイメントを実行し、デプロイメントの完了後に新しいアプリケーションをテストします。

あなたの推測は何ですか?答えについては下にスクロールしてください。

 

 

 

説明


不正解:

A. ローリング デプロイメントを実行し、デプロイメントの完了後に新しいアプリケーションをテストします。

アプリケーションの新しいバージョンでポッドを段階的に更新し、古いバージョンを段階的に置き換えます。この方法では、展開中にサービスが利用可能な状態が維持されるため、ダウンタイムが最小限に抑えられます。ただし、新しいバージョンで問題が発生した場合、ロールバックはすぐには行われず、複雑になる可能性があります。このプロセスにはロールアウトを元に戻すことが含まれますが、これには時間がかかり、即時フォールバックが重要なシナリオには適さない可能性があります。

B. A/B テストを実行し、展開の完了後にアプリケーションを定期的にテストします。

アプリケーションの 2 つ以上のバージョンを同時にデプロイし、それらの間でトラフィックを分割する戦略です。このモデルは通常、新機能や変更に対するユーザーの反応をテストするために使用されます。迅速なロールバック機能よりも、データと洞察を収集することが重要です。新しいバージョンに問題が発生した場合、古いバージョンに即座に切り替えることは A/B テストの主な焦点ではないため、展開の問題に迅速に対応する必要がある状況にはあまり適していません。

C. カナリア デプロイメントを実行し、新しいバージョンのデプロイ後に新しいアプリケーションを定期的にテストします。

最初に少数のユーザーにリリースされた新しいバージョンが表示されます。この最初のリリースが成功すると、新しいバージョンがユーザー ベース全体に展開されます。このアプローチの利点は、最初の小規模なリリース中に問題を特定して修正できるため、欠陥のあるアップデートが一度にすべてのユーザーに影響を与えるリスクが軽減されることです。ただし、A/B テストと同様、カナリア デプロイメントでは即時ロールバックは重視されません。新しいバージョンで問題が発生した場合、ユーザー ベース全体で古いバージョンにロールバックすることは、必要なほどすぐには行われません。

正解:

D. ブルー/グリーン デプロイメントを実行し、デプロイメントの完了後に新しいアプリケーションをテストします。

2 つの同一の環境で動作します。1 つはアプリケーションの現在の (青) バージョンを実行し、もう 1 つは新しい (緑) バージョンを実行します。緑色のバージョンを展開すると、トラフィックは青色から緑色に切り替わります。新しいバージョンで問題が発生した場合は、トラフィックを即座に青い環境に戻すことができます。このアプローチでは、古いバージョンが動作し続け、必要に応じてすぐに復元できるため、ダウンタイムとリスクが大幅に最小限に抑えられます。主な欠点は、両方の環境が同時に実行されるため、2 倍のリソースが必要になることです。それにもかかわらず、特に即時ロールバックの場合、それが提供する制御と安全性のレベルは、多くの場合、追加のリソース要件を正当化します。

リンク:

アプリケーションの導入とテストの戦略

ドキュメントへのリンク

ご覧の通り、問題と解説ともに高品質です。自動翻訳でも十分に内容の理解は可能です。

本WEB問題集の特徴
  • 最新の内容に対応している
  • 自動翻訳でも十分理解可能。
  • 解答と丁寧な解説が付属している
  • 安い(定価でも2,600円)

264問で定価2,600円です。セール時には1,600円程度になることがあります。

Practice Exam | Google Professional DevOps Engineer (GCP) icon

Udemy GCP DevOps模試英語詳細説明

まとめ

試験について

  • Professional Cloud DevOps EngineerはGoogle Cloud(GCP)の上級資格の一つであり、CI/CDに関する知識を問われる試験である。Google Cloud未経験者が直接この試験を受けるのは難しいため、まずは下位資格の取得を推奨される。
  • 試験範囲は以下の5つのセクションに分かれており、CI/CDパイプラインの構築やサイト信頼性エンジニアリングの手法の適用、サービスのモニタリング戦略の実施などが含まれる。Kubernetes関連の知識も問われることが多い。
  • 難易度は高いが、問題文や選択肢の文章量が比較的少なく、基本情報技術者試験レベルのIT基礎知識があれば学習が可能と思われる。受験資格に3年以上の実務経験が推奨されるが、必須ではない。
  • 試験は選択問題形式で、問題数は50~60問、合格ラインは非公開である。試験の有効期限は2年間で、受験料は$200である。

勉強方法と教材

勉強方法としては、Udemyの教材や無料で利用できるGoogle Cloud公式模擬問題が推奨される。Udemyの教材は30日以内であれば返金可能であり、購入後もコンテンツがアップデートされる。また、不明点は講師に質問することができる他、スマホでも視聴可能である。

教材 特徴 価格
Google Cloud 公式模擬試験 20問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
無料
GCP教科書シリーズ



Google Cloudサービス全体を学べる教科書です。試験対策のみならず、実務でも役立ちます。Ⅱ[コンテナ開発編]は全体的にCI/CDについて解説されています。3章は特にCloud BuildのCI/CDが詳しく解説されており、試験対策におすすめです。
Google Cloudの入門書として最適
AWSとの対応表、違いを学べる
実務でも手元に置いておくと役立つ
各3,000~5,000円程度
Udemy動画教材(日本語音声)
Google Certified Professional DevOpsが”ざっくり”「スッキリ」分かる講座 icon
試験に出題されるポイントとDevOps、SREの学習が可能。模擬問題3回分以上(184問)も付属しています。
試験に出題されるポイントと周辺知識を効率的に学習可能
(ざっくりと銘打っているが、)詳しい解説で理解しやすい
180問以上の模擬試験が付属
ハンズオンは付属していない
定価:2,600円
Udemy動画教材(英語音声+日本語字幕)
GCP Google Cloud Professional DevOps Engineer Certification icon
ハンズオン中心動画教材。英語音声ですが、日本語字幕が利用可能です。
親切な解説とハンズオンで網羅的に学べる
ハンズオン中心で実践的な学習が可能
英語音声である(日本語字幕利用可能。技術用語は英語でも聞き取れる)
定価:2,600円
UdemyWEB問題集(日本語)
Google Cloud 認定資格 Professional DevOps Engineer 問題集 icon
模擬問題(164問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円
(もっと多くの問題演習をしたい方)
UdemyWEB問題集(英語)
Practice Exam | Google Professional DevOps Engineer (GCP) icon
英語の模擬問題(185問)自動翻訳でも十分理解可能かつ高品質
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属してい
WEB問題集のサンプル問題と解説あり
定価:2,600円

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

ランキング

ランキングに参加しています。クリックして応援いただけると嬉しいです。
にほんブログ村 IT技術ブログ クラウドコンピューティングへ
にほんブログ村
AWSランキング
AWSランキング

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次