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Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud(GCP)」に入門資格として「Cloud Digital Leader」があります。合格するためのおすすめ勉強方法を紹介いたします。
Cloud Digital LeaderはGoogle Cloudの入門資格なので初心者の方にもおすすめの資格です。
- Google Cloud未経験
- AWSは経験あり
業務でGoogle Cloudにかかわることが決まったので慌てて勉強
Cloud Digital Leaderの概要
Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud」の認定試験です。AWSやAzureと並んで使用されるクラウドです。
Google Cloudには複数の認定資格がありますが、Cloud Digital Leaderは一番入門の資格です。
Google Cloudの資格試験体系とCloud Digital Leaderの位置付け
Google Cloud資格にはFoundational(初級)レベル、Associate(中級)レベル、Professional(上級)レベルがあります。
Cloud Digital LeaderはFoundational(初級)に当たる試験です。Google Cloudやクラウドについて浅く、広く出題されるので流行りのクラウドにキャッチアップするのに最適な資格です。
Cloud Digital Leader は、Google Cloud の中核的なプロダクトやサービスの機能と、それらが組織にもたらすメリットを明確にできます。また、Cloud Digital Leader は、一般的なビジネス ユースケースや、クラウド ソリューションが企業をどのように支えているかを説明することができます。
この認定資格は、クラウド コンピューティングの基礎に関する知識と、組織の目標を達成するための Google Cloud プロダクトとサービスの使用方法に関する知識があることを示す必要があるすべての方を対象としています。
Google Cloud公式HP[https://cloud.google.com/learn/certification/cloud-digital-leader?hl=ja]
試験概要
試験名 | Cloud Digital Leader |
試験時間 | 90分 |
出題形式 | 選択問題(複数選択) |
問題数 | 50問~60問 |
合格ライン | 非公開(7割程度?) 結果通知に点数記載なし |
試験日 | 随時 |
試験場所 |
全国のテストセンター または 試験監督付きオンライン受験 |
受験料 | $99 |
合格発表 | 翌日までにメール |
有効期限 | 3年 |
受験要件 | なし |
試験範囲
詳細な試験範囲は公式試験ガイドをご覧ください。
- セクション 1: Google Cloud によるデジタル トランスフォーメーション 約10%
- セクション 2: データと Google Cloud によるイノベーション 約30%
- セクション 3: インフラストラクチャとアプリケーションのモダナイゼーション 約30%
- セクション 4: Google Cloud のセキュリティとオペレーションの理解 約30%
難易度
初級レベルなのでそこまでは難しくありません。
IT企業の新入社員研修の一環で取得させる場合もあります。1週間程度の座学研修の後、各自1~2ヶ月勉強して取得するレベルの試験です。(AWSのCLFやAzureのAZ-900と同レベル)
Google Cloudを触ったことが無い方でも勉強すれば取得可能です。
合格ライン
非公開ですが、6~7割程度といわれているようです。
よくある質問
- 資格の有効期限は?更新はどうするの?
-
Cloud Digital Leaderの有効期限は3年です。(Professional資格は2年です。)
資格の更新には再度試験を受ける必要があります。再認定試験は、認定資格が有効期限切れになる 60 日前から受けることができます。
- 未経験でも合格できる?
正しい勉強を行えば未経験でも合格レベルです。
- 試験に不合格でも再受験は可能?
1 年間に最大 10 回受験できます。試験に不合格となった場合は、再受験まで 14 日以上空ける必要があります。
再受験ポリシーをご確認ください。
Cloud Digital Leader取得のメリット
将来性があるGoogle Cloudについて学べる
総務省の統計では2021年時点によると、クラウドを利用している日本企業は全体の70%以上です。Google Cloudはそのクラウドの一角なので非常に将来性があります。
Google Cloudは日本国内だけでなく、世界中で利用されているクラウドプラットフォームなので、幅広い範囲で活用できます。
転職や就職に有利
企業の70%以上が使用しているクラウド技術ですが、圧倒的に技術者が不足しています。
Google Cloudの資格を持っておくとクラウド人材である証明ができるので、転職や就職に非常に有利になります。
収入UPにつながる
日本の平均年収は400万円ほどといわれていますが、クラウドエンジニアの仕事の平均年収は約596万円という調査結果もあります。
また、Google Cloudを含むクラウドエンジニアはフリーランスになりやすい職種でもあるため、自己研鑽次第でさらなる収入アップを目指すことができます。(フリーランスは税制面でもかなり有利!)
Cloud Digital Leaderのおすすめ勉強方法
以下の流れがおすすめです。まず、全体を理解した後に部分を学ぶことで、情報が頭に入りやすくなります。
Google Cloud未経験者は、ハンズオンでGoogle Cloudを実際に操作してみると、その後の理解がぐんと進みます。
学習した内容は、OneNoteなどに整理しておくと、隙間時間を有効に活用できるので、いつでも復習できるようにしておくと良いでしょう。
OneNoteなど、PCとスマホで共有できるノートアプリがおすすめです! PCでメモを取り、それをスマホで復習するなど、隙間時間を活用した学習が可能です。
特に初めてGoogle Cloudを触る方や未経験者には、ハンズオン動画教材を試してみることをおすすめします。試験のカリキュラムに先立って実際にGoogle Cloudを操作してみると、その後の理解がぐんと進みます。
Google Cloudのハンズオンは300$分の無料利用枠を使用して学習を進めることができます。
STEP1でGoogle Cloudの基礎知識を身に着けたら、次は試験カリキュラムに沿って学習をします。動画教材で学習するのが有効です。動画教材は最新のアップデートがいち早く反映されるのでおすすめです。
公式の模擬問題20問とWEB問題集を解いて本番試験に備えましょう!
Cloud Digital Leaderの合格点は公開されていませんが、75%以上正答できるようになれば本試験の受験を検討します。
間違えた問題は徹底的に見直し、OneNoteなどのノートアプリに書き込んでいくことをおすすめします。
[STEP1]【Google Cloud未経験者向け】ハンズオン動画教材で触ってみる
未経験者がGoogle Cloudを勉強するのに大変おすすめのUdemy動画教材があります。初心者の方にとって難解な用語を図解で徹底的にわかりやすく解説してくれます。
- 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる)
- 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適)
- 不明点を講師に質問可能
- スマホでも視聴可能(隙間時間の活用)
- 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!)
定価は11,800円ですが、月に数回実施しているセール期間であれば2,000円程度で購入できます。
本動画教材でGoogle Cloudの基礎を身に着けてからGoogle Cloud認定資格(Cloud Digital Leader)の学習を始めることをおすすめします。
- Google Cloudの基本、用語の解説
- Google Cloud環境セットアップ(アカウント開設)
- サーバの設定、ホームページ作成のハンズオン
- 不明点や「手順通りに出来ない」場合は講師に質問可能
動画教材の演習はGoogle Cloudの無料利用枠を利用して進めることができます。
↓講座のリンクです。リンク先で15分程度のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。
Udemy動画教材はスマホ視聴もできるので隙間時間の学習にも最適です!
購入後も最新のGoogle Cloudアップデートに合わせて講座の内容が更新されます。
書籍で学習したい方は以下の教科書がおすすめです。
Google Cloudを豊富な図解で網羅的に解説してくれています。
[STEP2]Cloud Digital Leader試験カリキュラムに沿って学ぶ
試験カリキュラムに沿った学習もUdemyの動画教材を使った学習をおすすめしています。なお、2023/12現在、Cloud Digital Leaderの参考書は未発売です。
この動画教材は、試験の全範囲にわたるサービスが完璧にカバーされています。そのため、この教材を使って試験対策をすることで、抜け漏れなくしっかり対策できます。解説の中で試験に”出る/出ない”を明言してくれるところが大変親切です。
解説を聞いて理解した個所はOneNoteなどのノートアプリに書き込むと知識が定着するのでお勧めです。
本番試験さながらのCloud Digital Leader予想問題(50問)が付属しているので理解度をチェックすることもできます。間違えた問題は解説を熟読し、学んだことはOneNoteなどに書いていきます。そして隙間時間に見直しましょう。
本講座ももちろんスマホ視聴が可能です。通勤通学などの隙間時間を有効に使えます。
- 試験範囲の全サービスの解説
- ハンズオン動画の解説
- 50問の本番さながらの練習問題と解説
↓講座のリンクです。リンク先で20分程度のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:4,200円 セール時参考価格2,000~3,000円程度)
Google Cloud認定 Cloud Digital Leader(CDL) トレーニング[STEP3]模擬問題を解いてみる
STEP1とSTEP2で基礎知識を身に着けたら模擬問題を解いていきます。本試験の出題形式に慣れておくためにも安定して75%以上正解できるようになるまで模擬問題を解いておくことが望ましいです。
Google Cloud公式で20問の無料模擬問題があります。まずはこれに取り組みましょう。
リンク先の「模擬試験を受ける」から取り組むことができます。
STEP2の動画教材にも50問の模擬問題が付属していましたが、もっと練習問題を解きたい方向けに320問の模擬問題があります。こちらは定価7,600円ですが、月に数回実施しているセール時は2,000円程度になっていることがあるのでお買い得です。解説もかなりしっかり記載されています。本問題集は本試験に比べて少しだけ難しいと感じました。
間違えた箇所は解説を読んでOneNoteなどにまとめて勉強すれば効率よく学習できます。
↓模擬問題のリンクです。320問、セール時参考価格2,000円
GCP:Google Cloud Digital Leader模擬試験問題集(6回分320問)まとめ
【Cloud Digital Leader資格の概要】
- Google Cloud(GCP)の初級資格である「Cloud Digital Leader」は、初心者向けの試験。
- 90分の試験で50~60問の選択問題を解き、合格ラインは非公開。(7割程度といわれている)
- 3年間有効で、受験料は$99。
【おすすめ勉強方法】
- ハンズオン動画教材で触れる: Udemyなどの動画教材でGoogle Cloud基礎を学び、操作経験を得る。
- 試験カリキュラムに沿った学習をする: 試験範囲に基づいた動画教材で学習。
- 模擬問題を解く: 公式模擬問題や追加の問題で確認し、理解度を向上。
以下の動画教材で基礎を学習するのがおすすめです。セール時参考価格:2,000円程度
書籍で学習したい方は以下の教科書がおすすめです。参考価格:2,800円
試験対策は以下の講座がおすすめです。模擬問題50問も付属しています。セール時参考価格:2,000円程度
Google Cloud認定 Cloud Digital Leader(CDL) トレーニングまずは公式の無料模擬問題を解くことがおすすめです。
追加の模擬問題を解きたい方は320問がセール時2,000円程度で販売されています。
GCP:Google Cloud Digital Leader模擬試験問題集(6回分320問)以上です。Google Cloud学習の参考になればうれしいです!
システムエンジニア
AWSを中心としたクラウド案件に携わっています。
IoTシステムのバックエンド開発、Datadogを用いた監視開発など経験があります。
IT資格マニアでいろいろ取得しています。
AWS認定:SAP, DOP, SAA, DVA, SOA, CLF
Azure認定:AZ-104, AZ-300
ITIL Foundation
Oracle Master Bronze (DBA)
Oracle Master Silver (SQL)
Oracle Java Silver SE
■略歴
理系の大学院を卒業
IT企業に就職
AWSのシステム導入のプロジェクトを担当