prismjsを使ってWordPressで書いたブログにソースコードをかっこよく貼り付ける方法を紹介します。
この記事を実践するとソースコードをこんな感じに記載できるようになります。
def main():
print("Hello World")
return
Java、Python、Cなどをはじめとした言語からJSON、SQL、HTMLといったものまで幅広く対応できます。
検証に使用した環境
使用したWordPressテーマ:Cocoon
OS:AmazonLinux2
サーバ:AmazonEC2
カスタムCSSとカスタムJavaScriptの入力ができるテーマであれば問題なく動作すると思います。
prismjsでJSとCSSを生成する
圧縮レベルとテーマを選択する
prismjsにアクセスします。ページ上部、Compression levelを選択できるので「Development version」を選択します。「Minified version」のほうが軽量ですが、思った通りの動作をしないことがあります。
筆者の環境ではカスタムCSSとJavaScriptに貼り付けする際Minidiedだとうまく表示されませんでしたが、テーマや環境によってはMinidiedでもよいかもしれません。
必要な言語を選択する
そして下にスクロールするとLanguagesの選択ができます。ここで今回表示したい言語を選んでください。
複数選択することができますが、重たくなる原因になるので最小限の選択がおすすめです。
プラグインの選択
次にプラグインを選択します。プラグインでは行番号の表示やクリップボードへのコピーボタンの表示などを選択できます。今回はこの2つを選択しています。用途によってカスタマイズできますが、この2つはおすすめです。
ちなみに仕上がりにどう影響するかというとこんな感じです。
CSSとJavaScriptのダウンロード
ここまで選択すると下部に生成したJSとCSSが表示されます。これをWordPressに反映します。表示されているCSSとJSをコピーしてもいいのですが、選択するのが大変なのでダウンロードボタンを押して落としておくのがおすすめです。
必ずJSとCSS両方をダウンロードまたはコピーしておいてください。
JSはホームページに動きを付けるもの、CSSはデザインを定義しているものです。
生成したJSとCSSを貼り付ける
WordPressの投稿画面に行き、カスタムCSS、カスタムJavaScriptにそれぞれダウンロードしたCSSとJSを貼り付けます。
ブログ本文にソースコードを貼り付ける方法
ソースコードを貼り付ける際のHTMLタグ
WordPressのエディタにソースコードを貼り付けます。このときブロックエディタではなく、コードエディタを使ってください。(HTMLタグが使えるほうです。)
今回の例のように、行番号の表示であれば<pre>タグにclass=”line-numbers”の記述を追加、<code>タグにclass=”language-言語”(例えばPythonであればclass=”language-python”)を記述します。
例えばPythonコードを貼り付けるときはこのような感じになります。
<pre class="line-numbers"><code class="language-python"> ソースコードを貼り付け </code></pre>
もちろんソースコードは改行されている複数行のものでOKです。繰り返しになりますが、「class=”language-python“」の箇所は言語によって変えてください。json、yamlやhtml、javaなど。
大文字小文字スペースなど言語の指定方法がわからない場合の調べ方
どのように指定するか不明な場合はDLしたCSSやJSの中を見るとわかります。
例えばJSを言語名で検索すると下記のように出てきます。大文字小文字、スペースなどここの記載に合わせてもらえればOKです。
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当ブログはWordPressテーマSWELLを使用しています。非常に使いやすく、簡単にプロのようなデザインを使えるのでお勧めです!!
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システムエンジニア
AWSを中心としたクラウド案件に携わっています。
IoTシステムのバックエンド開発、Datadogを用いた監視開発など経験があります。
IT資格マニアでいろいろ取得しています。
AWS認定:SAP, DOP, SAA, DVA, SOA, CLF
Azure認定:AZ-104, AZ-300
ITIL Foundation
Oracle Master Bronze (DBA)
Oracle Master Silver (SQL)
Oracle Java Silver SE
■略歴
理系の大学院を卒業
IT企業に就職
AWSのシステム導入のプロジェクトを担当