Udemy初夏のビッグセール開催中(~5/23)人気教材が1,300円~

【悲報】Serverless FrameworkがV4から有料化されるらしい

【悲報】Serverless Frameworkが V4から有料化されるらしいアイキャッチ

AWSや他クラウドでサーバレスのシステム開発をする際にたびたび利用されるServerless FrameworkですがV4から有料化されるようです。

なお、全員が課金の対象ではないようです。

公式サイトから要点を確認しました。さっくり影響を確認したい方に役立てていただければと思います。

目次

参考にした公式サイト

Serverless Framework公式HP

Serverless Framework公式HP料金について

課金に対する要点

課金される対象はだれか?

年間収益が200万ドルを超える組織(会社)に料金体系が導入される。個人開発者やスタートアップなどの小規模組織は支払いが免除される。

いつから課金されるのか?

Serverless Framework V4から課金される。

V3を引き続き使用する場合課金されないが、V3は2024年まででセキュリティおよびバグ修正が打ち切られる。

V4では何が新しくなるのか?

Serverless FrameworkのHPによると以下の要素が追加、強化されるようです。

  • 拡張機能がリリースされ、より多くのクラウド、サービスに対応できるようになる。※拡張機能はV4から新しく追加される概念です。
  • 監視に使えるダッシュボードが使えるようになる。

V4とV3との互換性は?

互換性はあるようです。

課金体系はどうなるのか?

組織が利用するインスタンス拡張機能の数に応じて、料金が段階的に適用されます。

インスタンスとは、特定の AWS アカウント、ステージ、リージョン内にデプロイされたサーバーレス フレームワーク サービスを指します。言い換えれば、一意の AWS アカウント ID、およびデプロイされたserverless.yml内の「service」、「stage」、および「region」パラメータのセットです。

1インスタンスは1クレジットと引き換えになるようです。なお、デプロイされてから5日以内のインスタンスはクレジットとしてカウントされないようです。

クレジットの料金は以下のようになっており、必要量を組み合わせて購入できるようです。
例:65クレジット必要であれば15クレジットと50クレジットを購入するので235ドルといった具合※割引を効かせていない場合。

  • 2クレジット:無料
  • 15クレジット:60ドル
  • 50クレジット:175ドル
  • 300クレジット:750ドル

スモールビジネス割引や、年額支払い割引があるようです。

Serverless Framework V4クレジットの料金

拡張機能とはV4から新しく追加される概念です。筆者は詳細については読み取れませんでした。数が料金に直結するようです。

また、新設されるServerless Dashboard機能も課金対象となっています。

  • トレース50,000あたり:1クレジット必要
  • メトリクス400万あたり:1クレジット必要
ダッシュボード機能の消費クレジット一覧

ダッシュボードとは何か?

V4から追加される機能のようです。

デプロイの管理、ロールバック、パフォーマンスのモニタリングが可能なようです。ダッシュボードの利用には上述クレジットを購入して利用する必要があるようです。

  • トレース50,000あたり:1クレジット必要
  • メトリクス400万あたり:1クレジット必要

有料化された収益は何に使われるのか?

拡張機能に関する収益は拡張機能の開発者に還元されるようです。

拡張機能から生成される収益の80%が拡張機能の作成者に還元されます。これはInfrastructure-as-Codeの領域では初めての取り組みであり、YouTubeやTwitterなどの他のプラットフォームからインスピレーションを得ています。

V3は使い続けることはできるのか?

V3についてのアップデートは2024年で終了してしまいます。

例えばAWSで使用している場合、言語アップデートも終了してしまうため、Lambda関数の作成ができなくなってしまいます。Serverless Frameworkを継続して利用する場合、どこかのタイミングでV4にアップデートすることは必須と考えた方がよさそうです。

まとめ

  • Serverless Framework V4から有料化される。
  • 課金対象は年間収益が200万ドル以上の組織であり、個人開発者やスタートアップは免除される。
  • V4では拡張機能の導入、監視用ダッシュボードの提供などが行われる。
  • V4とV3は互換性がある。
  • 料金体系は、インスタンスと拡張機能の数に応じて段階的に適用される。
  • 拡張機能による収益の80%は開発者に還元される。
  • 新たに導入されるダッシュボード機能も課金対象となる。
  • V3は言語バージョンアップ対応が終了するのでどこかのタイミングでV4に上げる必要がある。

以上です。

ランキング

ランキングに参加しています。クリックして応援いただけると嬉しいです。
にほんブログ村 IT技術ブログ クラウドコンピューティングへ
にほんブログ村
AWSランキング
AWSランキング

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次