音声原稿 04-a:基準と具体例
このパートでは、何を報告し何を捨てるかを基準で書くことと、少数の具体例で一般化させることを扱います。ノートの、基準の無いレビュー、誤検知の種類、具体例、例は捨てた代替まで書く、と同じ中身です。
コメントの正確さを確認して、は、文体の好みまで指摘します。開発者は二回目から、正しいバグの指摘まで読み飛ばします。境界は、こう書きます。主張している挙動が、コードの実際の分岐と矛盾するときだけ指摘する。命名、空行、局所的な書き癖は捨てる。
保守的に、確信度が高いものだけ、は、この境界を作りません。モデルの自己申告は、難しいケースで過大なままです。確信度の数値で絞り込む前に、種類で線を引きます。
誤検知が多い種類は、正確な種類への信頼まで壊します。レビューが、正しいバグと、インポート順の好みを同じ一覧に出します。開発者は一覧の先頭しか読まなくなります。正確なバグが、好みの隣にあるだけで無視されます。直すあいだ、好みの種類は指摘対象から外します。外す条件は、インポートの順序、一行の長さ、既存ファイルに既にある書き癖は書くな、です。慎重に、では、どの種類が外れたかが残りません。
戻すときは、その種類の正例と反例を足してからにします。正例は、分岐がコメントと矛盾する空のキャッチです。反例は、プロジェクトに既にある同じ空のキャッチで、呼び出し元が失敗を見ているものです。対が無い禁止は、翌日に好みが戻ります。規約を丁寧に、へ戻すと、翌日の指摘はスタイルに戻ります。規約の変更は、捨てるリストを増やすか、報告の種類の反例を足すか、のどちらかで行います。
重大度も、段階ごとのコードの断片で定義します。高は、本番のデータが誤った相手へ出る、または例外が握りつぶされて呼び出し元が成功に見える、です。中は、特定の入力でだけ結果が違うが、データは漏れない、です。低は報告しない、と書き切ります。低を残すと、モデルは低を埋めるために好みを報告します。高、という語だけだと、同じ空のキャッチが、人によって別の段階になります。
確信度の自己申告は、この線の代わりになりません。難しいファイルほど、誤って高い数字が出ます。数値で自動的に通す前に、種類の線と、あとで扱う校正が要ります。
指示が長いのに形式がぶれるとき、効くのは少数の具体例です。個数の目安は二から四です。十件に増やすと、モデルは列挙した文面への一致に寄り、新しいファイルで沈黙するか、例の文言をコピーします。各例には、もっともらしい代替ではなく、こちらを選んだ理由を短く添えます。この依頼は注文番号を含むので参照であり、表示名だけなので顧客取得ではない。理由が無い例は、表面の語だけを真似します。
レビューでは、許容されるコードと、本当の欠陥を対にします。対が無いと、例に似た正しいコードまで指摘します。対があると、似て非なる新しいファイルへも線が移ります。
抽出では、体裁の違いを例にします。本文中の引用と、末尾の参考文献。方法の節と、本文に埋め込まれた条件。どこを見れば同じ欄が埋まるかを見せると、必須の欄が空で返る頻度が下がります。ただし、文書にその情報が無いのに欄が必須なのは、例では埋まりません。空のままが正しいのに、例が常に値を見せていると、モデルは無い文書でも値を作ります。例の一つは、該当なしでヌルを返すものです。
三つの例で、表面ではなく状態を一般化します。エー十九の状態は、は注文参照で、顧客取得を捨てます。理由は、識別子が注文番号の形だからです。山田の住所、は顧客取得です。山田のエー十九、は、番号があっても確認が先で、未確認なら返金へ進みません。この三例は、番号の有無ではなく、確認という状態を一般化します。
抽出の例の一つは、税額の行が無い請求書で、税額をヌルにし、合計は本文の数字のまま、です。この例が無いと、他の例がすべて税額を埋めているので、無い文書でもモデルは合計の一部を税額として作ります。
出力の形も例で見せます。ファイル、行、重大度、修正案。自由文の例を見せながら、形を要求すると、モデルは自由文に戻ります。
このパートの判断は、こうです。精度の第一手は、報告と非報告の種類と、段階ごとの例です。自己申告の確信度や、慎重に、は境界の代わりになりません。形式のぶれと曖昧な境界は、理由つきの例を二から四です。例の一つは、情報が無いときのヌルです。
規約の密度を、短く固定します。報告するのは、分岐がコメントや名前と矛盾する欠陥、認証の抜け、入力が検証されずに外部へ出る箇所、です。捨てるのは、インポートの順序、一行の長さ、既存ファイルに既にある書き癖、です。重大度の高は、本番のデータが誤った相手へ出る、または例外が握りつぶされて呼び出し元が成功に見える、という断片つきです。中は、特定の入力で結果が違うがデータは漏れない、です。低は報告しない、と書き切ります。低を残すと、モデルは低を埋めるために好みを報告します。
この規約が信頼を戻す順番です。まず好みの種類を、指摘対象から外します。外しているあいだに、空のキャッチの正例と反例を足します。正例は、分岐がコメントと矛盾し、呼び出し元が成功に見えるもの。反例は、同じ形でも呼び出し元が失敗を見ているもの。対を足してから、その種類を戻します。確信度が高いものだけ、と足しても、どの種類が欠陥かは定義されたまま残りません。三回実行して二回以上だけ残すのも、定義を残したまま、たまにしか出ない本物を落とします。
例が一般化する条件を、注文の三例で聞き直します。エー十九の状態は、注文参照です。捨てた代替は顧客取得で、理由は識別子の形です。山田の住所は、顧客取得です。山田のエー十九は、番号があっても確認が先です。理由の行が無いと、モデルはエーという文字だけを真似し、確認という状態へ線が移りません。十例に増やすと、列挙した文面への一致に寄り、新しい言い回しで沈黙します。二から四に抑え、各例に捨てた理由を一行添えます。抽出では、税額の行が無い請求書でヌルを返す例を、必ず一つ入れます。他の例がすべて税額を埋めていると、この一例が無いだけで、合計の一部を税額として作ります。出力の形も例で見せます。自由文の例を見せながらスキーマを要求すると、自由文に戻ります。
重大度を語だけで置いたときの事故です。同じ空のキャッチを、ある実行は高、別の実行は低と書きます。低を報告してよい規約だと、モデルは低を埋めるためにインポート順を報告し、高の隣に好みが並びます。開発者は一覧を読まなくなります。高と中だけを断片で定義し、低は書くな、と書き切ります。断片は、呼び出し元が成功に見える、というコードの様子です。語の高だけでは、人によって段階が変わります。
例の個数を十に増やしたあとの症状は、新しいファイルで沈黙するか、例の文言をそのままコピーすることです。二から四に戻し、各例に捨てた代替の理由を残します。理由が、エーという文字があるから、だけだと、表面の真似に戻ります。確認が先、という状態の理由まで書いて、初めて新しい依頼へ線が移ります。
報告する種類を直しているあいだ、その種類を外すのは、信頼を戻すためです。外したまま正例と反例を足さずに戻すと、翌日には好みが戻ります。外す、対を足す、戻す、の順です。慎重に、を足すのは、この順の代わりになりません。