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ITIL(正式名称:Information Technology Infrastructure Library)は、ITの国際的なベストプラクティスをまとめたものです。ITILは、ITサービスの効率性、品質、顧客満足度を […]]]>

当ブログにはPRを含みます。

ITIL(正式名称:Information Technology Infrastructure Library)は、ITの国際的なベストプラクティスをまとめたものです。ITILは、ITサービスの効率性、品質、顧客満足度を向上させるための手法として、世界中で広く採用されています。

ITILはIT業界のデファクトとなっているため、学習する価値は高いといえます。

その中でITILファンデーション資格にはざっくりと以下の魅力があります。

  • 入門資格のため、初心者のITエンジニア、非ITエンジニアにとって挑戦しやすい。
  • 過去の事例からベストプラクティス(最良のやり方)を学べる
  • ITILはIT業界ではデファクトスタンダードになっている(すごくメジャーである
  • ITパスポート、基本情報技術者試験など、IT関連資格の足掛かりに出来る。

この記事では、ITILファンデーション資格を初心者でも取得できるような勉強方法や教材を紹介します。

ITILファンデーションの概要


ITIL(Information Technology Infrastructure Library)は、情報技術サービス管理(ITSM)のためのベストプラクティスをまとめたフレームワークです。

そしてITILファンデーションは英国企業であるAXELOS社(PeopleCert社の子会社)が提供している国際的なIT資格です。概要を以下に示します。

資格名ITIL®4ファンデーション(ITIL foundation)
難易度 ファンデーション(基礎)
試験時間60分
出題形式選択問題
問題数40問
合格ライン65%(26問/40問)
試験日随時通年
試験場所遠隔監視オンライン試験
または
全国のテストセンター
受験料67,793円(プロメトリック社
合格発表試験終了後即座
有効期限なし
ただし、上位資格受験の資格は3年以内
受験要件なし
(誰でも可)
ITILファンデーションV4とV3の違い

2019年からITILファンデーションはV4がリリースされました。

V4ではアジャイル、クラウド、DevOpsなど最新のITにおいて重要なベストプラクティスの項目が追加されました。

ITIL資格体系とファンデーションの位置づけ

PeopleCert社から図を引用します。

ITILファンデーションはすべてのITIL資格の基礎となっています。ITILスペシャリストなどの上位資格を取得する際の前提条件にもなっています。

基礎レベルということで、広く浅く学習すると合格できます。全体的に用語や考え方を問う問題が多いです。文系の方でも楽々合格できるレベルかと思います。

ITパスポートレベルだと考えてください。

ITILファンデーションの出題範囲

試験範囲を記載します。詳細な出題内容はITIL® 4 ファンデーション受験者向けのシラバスをご確認ください。

PCNE試験範囲(抜粋)
  • サービスマネジメントの主要概念
    • 用語の定義
    • サービスによる価値創出の主要概念
  • サービスマネジメントの4つの側面
    • 組織と人材
    • 情報と技術
    • パートナとサプライヤ
    • バリューストリームとプロセス
  • ITILサービスバリューシステム
    • 従うべき原則の本質
    • 従うべき原則の利用方法
  • ITIL管理プラクティス
    • 15 種類の ITILプラクティスの目的と主要用語
    • 7種類の主要ベストプラクティスの理解

それぞれの分野についてブルームのレベル1または2の理解度(思い出す、説明する)を求められます。

ブルームのレベル(BL)とは

BLとは分野に対する理解度です。レベル1とレベル2では以下の違いがあります。

  • BL1:「思い出す」/「定義する」
  • BL2:「述べる」/「説明する」

難易度

ITサービス分野に従事している方を対象としていますが、実務経験は必要ありません。これからITにかかわっていきたい方にもおすすめの難易度です。

試験時間もたっぷりあるので、焦る必要もありません。

以下、ITILファンデーションのサンプル問題です。用語を理解している場合は即答できますが、用語を知らない場合は考えてもわからないと思います。

正解を確認する場合▼を押下してください。

プロセスの効率と費用対効果を改善する方法を探す目的があるのは、サービス ライフサイクルのどの段階ですか?

A. サービスオペレーション

B. サービスストラテジ

C. 継続的サービス改善

D. サービストランジション

正解:C

継続的なサービス改善は、サービス ライフサイクル全体にわたるプロセスです。このプロセスでは、サービス プロバイダーは、サービス レベルの達成、顧客満足度の向上、およびコスト削減を目的として、サービスとプロセスを継続的に改善します。

プロセスの効率と費用対効果を改善することは、継続的サービス改善の重要な目標です。

**選択肢 A は、サービスオペレーションの段階です。この段階では、サービスが設計どおりに実行されていることを確認することに重点が置かれています。

**選択肢 B は、サービスストラテジの段階です。この段階では、組織のビジネス目標を達成するために、サービス戦略を策定することに重点が置かれています。

**選択肢 D は、サービストランジションの段階です。この段階では、新しいサービスまたは変更されたサービスを立ち上げることに重点が置かれています。

したがって、正解は C です。

ITILサービスライフサイクル

必要な勉強時間

筆者の場合、IT企業入社2年目で取得しました。その際の勉強期間は1週間程度、勉強時間は20時間程度だったと記憶しています。

その他、何人かの合格体験記を確認していると以下のようにITにかかわっているかによって変わるようです。

  • 初学者:40時間程度
  • 経験者:20~30時間程度

ITの用語とかが出題されるので、情報系の学校出身の方やITに従事している方が少々有利という印象です。

ただ、プログラミングや込み入った技術の分野は出題されないため、文系出身の方や非ITの方でも勉強して合格可能です。

ITILファンデーション取得のメリット

ITILファンデーション資格は国際資格のため、世界的に認められたマネジメントの知識があることが証明されます。

これは、就職活動・転職活動時に大きなアピールポイントになります。

さらに、ITサービスの成功を理解することで、システム構築をより論理的に行えるようになります。最近は、多くの企業が情報システム部門やIT部門を持っています。そのような場所で働く際に、ITILファンデーションの知識を活かすことができます。

ITILファンデーション勉強方法と教材

Udemy教材や参考書がおすすめです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるIT分野学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

価格は執筆当時です。変更される可能性があります。

教材特徴価格
Udemy動画教材

ITIL4の初心者向け導入コースです。参考書を読み進める前の導入講座として最適です。(2.5時間の動画教材)
ITIL4の概要を初心者向けにわかりやすく解説してくれる
ITILファンデーションの範囲の主要部分をカバーしている
ITILファンデーション試験の概要を解説してくれる
ITILファンデーション試験の出題範囲を網羅しているわけではないので注意(参考書で補完すると良い)
定価:6,200円
セール時参考価格:1,800円
参考書1
IT Service Management教科書 ITIL 4ファンデーション


参考書は本書または参考書2のうちから自分に合う方を1つ選択すれば十分かと思います。本書の方がページは多めです。
試験範囲を網羅している
各節に確認問題が付属(理解度チェックに最適)
模擬問題2回分(80問)付属
IT未経験などの初心者の場合、予備知識がないと読み進めるのに苦労する場合あり(Udemy動画教材を先に視聴しておくと理解が進む)
3,960円程度
参考書2
ITIL 4ファンデーション試験対策

参考書は本書または参考書1のうちから自分に合う方を1つ選択すれば十分かと思います。本書の方がページが少なめであっさりしています。
試験範囲を網羅している
各章に練習問題が付属している
模擬問題2回分(80問)付属
IT未経験などの初心者の場合、予備知識がないと読み進めるのに苦労する場合あり
定価:2,970円
UdemyWEB問題集

模擬問題6回分(240問)参考書の模擬問題に加えて解いておくと安心です。
本試験でも類似問題が多数出題される
最新のV4の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:3,000円
セール時参考価格:1,800円

Udemy動画教材

この講座はITサービスマネジメントとITIL4のフレームワークを理解するための導入講座です。参考書を読み進める前の予備知識を身に着けるのに最適な講座です。

初心者の方にもわかりやすくかみ砕いて説明しています。ただし、ITILファンデーション試験の全ての範囲をカバーしているわけではないので注意してください。

図を出しながら解説してくれるので初心者の方でも直観的に理解しやすいです。

↓動画教材の無料部分

講座の内容
  • ITIL4に関連した言葉の定義の説明
  • ITIL4の主要範囲の解説
    • サービスマネジメント
    • サービスバリューシステム
    • サービスバリューチェーン
    • 4つの側面
    • 34のプラクティス
  • ITILファンデーションの試験の紹介

↓講座のリンクです。リンク先で10分以上のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:6,200円 セール時参考価格1,800円程度

参考書1 (IT Service Management教科書 ITIL 4ファンデーション)

参考書は2つ紹介しますが、リンク先でサンプルを観覧するなどで自分に合った参考書を選んでください。紹介している参考書は2つとも、80問の模擬問題が付属しています。

どちらを選んだとしてもITILファンデーションに合格するための知識を身に着けるには十分かと思います。初心者の方は本書を読み進める前にUdemyの導入動画講座を視聴しておくと理解が進みやすいかと思います。

こちらの参考書は解説の分量が多め、価格は高めです。

  • 試験範囲を網羅している
  • 各節に確認問題が付属(理解度チェックに最適)
  • 模擬問題2回分(80問)付属
  • IT未経験などの初心者の場合、予備知識がないと読み進めるのに苦労する場合あり(Udemy動画教材を先に視聴しておくと理解が進む)

参考書2 (ITIL 4ファンデーション試験対策)

こちらの参考書は解説の分量が少なめ、価格は安めです。本書も試験範囲は網羅しています。リンク先で試し読みができます。

  • 試験範囲を網羅している
  • 各章に確認問題が付属(理解度チェックに最適)
  • 模擬問題2回分(80問)付属
  • IT未経験などの初心者の場合、予備知識がないと読み進めるのに苦労する場合あり(Udemy動画教材を先に視聴しておくと理解が進む)

UdemyWEB問題集

出題形式に慣れておくためにも繰り返し模擬問題を解いておくことがおすすめです。WEB問題集で安定して80%以上の正答率を出せるようになれば本番試験でも合格は濃厚です。

Udemyで日本語のWEB問題集が発売されており、おすすめです。

問題の精度が高く、本番試験でも類似の試験問題が出題されたとの報告も上がっています。試験に合格するためには本模擬問題集を完璧に理解することがおすすめです。

本WEB問題集の特徴
  • 最新のV4の内容に対応している
  • 本番試験でも類似問題が出題される
  • 解答と丁寧な解説が付属している
  • 安い(定価でも3,000円)

240問で定価3,000円です。セール時には1,800円程度になることがあります。

まとめ

試験について

  • ITILファンデーション資格は初心者にとって取得しやすく、ITエンジニアや非ITエンジニアにも価値がある。
    • ITIL(Information Technology Infrastructure Library)は、ITの国際的なベストプラクティスをまとめたもので、効率化や品質の向上を目指す助けになる。
  • ITILファンデーションの試験は選択問題で、出題範囲はサービスマネジメントの概念やITIL管理プラクティスなど。
  • ITILファンデーション取得にかかる勉強時間は初心者では40時間程度、経験者では20〜30時間程度。

勉強方法と教材

勉強するための教材にはUdemyや参考書がある。Udemyでは動画教材が視聴可能。また、Udemyや書籍での模擬問題集もあり、WEB問題集での繰り返し学習も有効。

教材特徴価格
Udemy動画教材

ITIL4の初心者向け導入コースです。参考書を読み進める前の導入講座として最適です。(2.5時間の動画教材)
ITIL4の概要を初心者向けにわかりやすく解説してくれる
ITILファンデーションの範囲の主要部分をカバーしている
ITILファンデーション試験の概要を解説してくれる
ITILファンデーション試験の出題範囲を網羅しているわけではないので注意(参考書で補完すると良い)
定価:6,200円
セール時参考価格:1,800円
参考書1
IT Service Management教科書 ITIL 4ファンデーション


参考書は本書または参考書2のうちから自分に合う方を1つ選択すれば十分かと思います。本書の方がページは多めです。
試験範囲を網羅している
各節に確認問題が付属(理解度チェックに最適)
模擬問題2回分(80問)付属
IT未経験などの初心者の場合、予備知識がないと読み進めるのに苦労する場合あり(Udemy動画教材を先に視聴しておくと理解が進む)
3,960円程度
参考書2
ITIL 4ファンデーション試験対策

参考書は本書または参考書1のうちから自分に合う方を1つ選択すれば十分かと思います。本書の方がページが少なめであっさりしています。
試験範囲を網羅している
各章に練習問題が付属している
模擬問題2回分(80問)付属
IT未経験などの初心者の場合、予備知識がないと読み進めるのに苦労する場合あり
定価:2,970円
UdemyWEB問題集

模擬問題6回分(240問)参考書の模擬問題に加えて解いておくと安心です。
本試験でも類似問題が多数出題される
最新のV4の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:3,000円
セール時参考価格:1,800円

AWSやAzureなどのクラウドエンジニアの仕事に興味がある方は以下の記事で具体的な転職方法を紹介しています。
興味がある方はぜひご覧ください。

以上です。ITILファンデーションの学習に役立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!

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【Google Cloud PCNE】Professional Cloud Network Engineer勉強方法と教材を紹介 https://sal-blog.com/gcp-pcne/ Sun, 21 Apr 2024 14:40:46 +0000 https://sal-blog.com/?p=5637

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud Platform」に上級資格として「Professional Cloud Network Engineer」があります。合格するためのおすすめ勉強方法を紹 […]]]>

当ブログにはPRを含みます。

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud Platform」に上級資格として「Professional Cloud Network Engineer」があります。合格するためのおすすめ勉強方法を紹介いたします。

なお、本試験は以前まで英語での提供のみでしたが、日本語での提供が開始されました。

Professional Cloud Network Engineer試験が日本語に対応しました

本資格はアジア太平洋地域で最も高収入の認定資格ランキングでトップの資格です。

Professional Cloud Network Engineerは上級資格のため、Google Cloud未経験者がいきなり取得を目指すと挫折する可能性があります。

未経験者の方はまず下位資格のAssociate Cloud Engineer(ACE)やCloud Digital Leader(CDL)の取得から目指してみることをおすすめします。

中級資格:Associate Cloud Engineer(ACE)

入門資格:Cloud Digital Leader(CDL)

Professional Cloud Network Engineerの概要

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud」の認定試験です。Google CloudはAWSやAzureと並んで使用されるクラウドです。

Google Cloudには複数の認定資格がありますが、Professional Cloud Network Engineerは上級に位置するレベルの資格です。

Google Cloud資格体系とProfessional Cloud Network Engineerの位置づけ

Google Cloud資格試験体系とProfessional Cloud Network Engineerの位置付け

Google Cloud認定資格にはFoundational(初級)レベル、Associate(中級)レベル、Professional(上級)レベルがあります。Professional Cloud Network EngineerはProfessional(上級)に当たる試験です。

試験範囲はネットワークに関する知識です。VPC、専用線、VPNなどについて問われます。

Professional Cloud Network Engineer は、Google Cloud でネットワーク アーキテクチャを実装、管理します。クラウド インフラストラクチャを設計するアーキテクトと一緒にネットワーキング チームやクラウドチームで働くこともあります。Cloud Network Engineer は、Google Cloud Console やコマンドライン インターフェースを使用し、ネットワーク サービス、アプリケーションとコンテナのネットワーキング、ハイブリッドおよびマルチクラウド接続、VPC の実装、確立されたネットワーク アーキテクチャのセキュリティに関する経験を活用して、クラウドの実装を成功させます。

https://cloud.google.com/learn/certification/cloud-network-engineer?hl=ja

Professional Cloud Network Engineer出題範囲

試験範囲は以下となっています。※詳細な試験範囲は公式試験ガイドをご覧ください。

PCNE試験範囲
  • セクション 1: Google Cloud ネットワークの設計、計画、プロトタイピング(試験内容の約 26%)
  • セクション 2: Virtual Private Cloud(VPC)インスタンスの実装(試験内容の約 21%)
  • セクション 3: ネットワーク サービスの構成(試験内容の約 23%)
  • セクション 4: ハイブリッド相互接続の実装(試験内容の約 14%)
  • セクション 5: ネットワーク オペレーションの管理、モニタリング、最適化(試験内容の約 16%)

他のGoogle Cloud資格試験同様、Kubernetes関連(Google Kubernetes Engine)も出題されます。

難易度

Google Cloudの難関レベルの試験です。

しかしAWSのSAP(ソリューションアーキテクトプロフェッショナル)と比較すると問題文と選択肢の文章量が少なく、解きやすいように感じました。

上級資格だからと言ってそこまで身構える必要はないように思います。基本情報技術者試験レベルのIT基礎知識があればスムーズに学習できると考えられます。

結論:上級資格だが、身構える必要はなし。(AWSのソリューションアーキテクトプロフェッショナルほどの難易度ではない

難易度の目安

Google社が難易度の目安を提示してくれています。(以下の経験がないと受験資格がないというわけではありません。)
初級:前提無し
中級:6ヶ月以上の実務経験
上級:3年以上の実務経験

以下、Professional Cloud Network Engineerのサンプル問題です。正解を確認する場合▼を押下してください。

あなたの組織は最近、いくつかのプライベート Google Kubernetes Engine (GKE) クラスターをデプロイしました。一部の GKE クラスタのコントロール プレーンには、任意の IP アドレスからアクセスできることがわかります。インフラストラクチャの変更を最小限に抑えながら、コントロール プレーンへのネットワーク アクセスを制限したいと考えています。あなたは何をするべきか?

A. 承認済みネットワークを有効にして新しい GKE クラスタを作成します。

B. 承認済みネットワークを有効にして新しい GKE 限定公開クラスタを作成します。

C. 既存の GKE 限定公開クラスタを更新して、新しい承認済みネットワークを有効にします。

D. 既存のクラスターの外部 IP アドレス範囲を更新して、新しい承認済みネットワークを有効にします。

正解:C

A は不正解です。新しい GKE クラスタを作成するにはインフラストラクチャの変更が必要です。

B は不正解です。新しい GKE クラスタを作成するにはインフラストラクチャの変更が必要です。

C は正解です。承認されたネットワークでは CIDR 範囲を指定し、その範囲内の IP アドレスが HTTPS を使用してクラスター コントロール プレーン エンドポイントにアクセスできるようになります。 gcloud CLI または Google Cloud Console を使用して、承認済みネットワークを既存のクラスタに追加できます。

D は不正解です。外部 IP アドレス範囲を更新すると、アドレス範囲を拡大または縮小できますが、ネットワーク アクセスは制限されません。

https://cloud.google.com/kubernetes-engine/docs/how-to/authorized-networks?hl=ja#overview.

https://cloud.google.com/kubernetes-engine/docs/how-to/authorized-networks?hl=ja#add

Professional Cloud Network Engineer試験概要

資格名Professional Cloud Network Engineer
試験時間120分
出題形式選択問題
問題数50~60問
合格ライン非公開(7.5割程度?)
結果通知に点数記載なし
試験日随時
試験場所遠隔監視オンライン試験
または
テストセンター
受験料$200
合格発表翌日までにメール
有効期限2年
再認定試験は、認定資格が有効期限切れになる 60 日前から受験可能
受験要件なし
(推奨要件に業界経験が 3 年以上とあるが必須ではない)

Professional Cloud Network Engineer取得のメリット

Professional Cloud Network Engineerはアジア太平洋地域の稼げるIT資格ランキングトップの国際資格です。取得することで様々なメリットがあります。

150円/ドル計算で約1,700万円の年収が得られているというデータがあります。

アジア太平洋地域で稼げる資格ランキング(Professional Cloud Network Engineerが1位)

将来性があるGoogle Cloudについて学べる

総務省の統計では2021年時点によると、クラウドを利用している日本企業は全体の70%以上です。Google Cloudはそのクラウドの一角なので非常に将来性があります。

Google Cloudは日本国内だけでなく、世界中で利用されているクラウドプラットフォームなので、幅広い範囲で活用できます。

総務省の統計(日本のクラウド利用企業の推移)

転職や就職に有利

企業の70%以上が使用しているクラウド技術ですが、圧倒的に技術者が不足しています。

Google Cloudの資格を持っておくとクラウド人材である証明ができるので、転職や就職に非常に有利になります。特にProfessional Cloud Network Engineerは上級資格なので専門性をアピールできます。

収入UPにつながる

稼げる資格にもランクインしている資格です。世界的に認められている資格なので自分の市場価値向上に貢献します。

また、Google Cloudを含むクラウドエンジニアはフリーランスになりやすい職種でもあるため、自己研鑽次第でさらなる収入アップを目指すことができます。(フリーランスは税制面でもかなり有利!)

Professional Cloud Network Engineer勉強方法と教材

Udemy教材や無料で使えるGoogle Cloud公式模擬問題がおすすめです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

価格は執筆当時です。変更される可能性があります。

教材特徴価格
Google Cloud公式模擬試験20問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
無料
【書籍】
Google Cloud教科書シリーズ

Google Cloudサービス全体を学べる教科書です。試験対策のみならず、実務でも役立ちます。
Ⅰでネットワークを含めた全体を学び、Ⅱ[コンテナ開発編]では頻出のKubernetes(GKE)について学ぶことをおすすめします。
Google Cloudの入門書として最適
AWSとの対応表、違いを学べる
実務でも手元に置いておくと役立つ
各3,000~5,000円程度
【書籍】
エンタープライズのためのGoogle Cloud クラウドを活用したシステムの構築と運用
ネットワーク分野、ルーティングや Cloud DNS、Cloud Interconnect などについて本書で詳しく解説されています。チャプター4が丸々ネットワーク分野に関する解説です。
問われるポイントであるネットワーク、セキュリティについて詳しく記載されている
実務でも役立つGoogle Cloudの勘どころを体系的に学べる
定価:3,630円
Udemy動画教材(日本語音声)
試験に出題されるポイントとネットワーク関連知識を効率よく学習することができます。模擬問題も付属しているため、理解度のチェックも可能です。
試験に出題されるポイントと周辺知識を効率的に学習可能
図表を利用した解説で理解しやすい
75問以上の模擬試験が付属
解説ポイントが絞られているので別途模擬問題などで知識の補完が必要
ハンズオンは付属していない
Google Cloudの基礎知識は身に着けている前提のコースである。
定価:2,600円
Udemy動画教材(英語音声+日本語字幕)
ハンズオン中心動画教材。英語音声ですが、日本語字幕が利用可能です。
親切な解説とハンズオンで網羅的に学べる
ハンズオン中心で実践的な学習が可能
試験範囲を網羅的に解説している
Google Cloudの基礎認定試験合格相当の知識が前提となっている
英語音声である(日本語字幕利用可能。技術用語は英語でも聞き取れる)
定価:2,600円
UdemyWEB問題集(日本語)
模擬問題(150問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円

Google Cloud公式模擬試験

無料の練習用模擬試験を利用できます。全20問で何度も受験することができます。初めに力試しに解いて、その後全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。

問題数は少ないですが公式が出しているだけあって、難易度や出題形式は本番試験ほぼそのままです。まずは解いてみて出題形式と難易度の把握に利用するのが良いと思います。

筆者は間違えた問題は公式ドキュメントを確認したり、後述のUdemy動画を見返して不明点を徹底的につぶしました。

公式模擬試験問題は英語なのでブラウザの翻訳機能を利用しましょう!

この模擬試験を受験するにはGoogleアカウントが必要です。Googleアカウントでログイン後、氏名や所属会社についてのアンケートに回答すると受験可能となります。

無勉強かつ未経験ではほぼ正解することはできないかと思うので、後に紹介するGoogle Cloud教科書やUdemy教材で勉強してから模擬試験を受験するのもよいと思います。

Google Cloud教科書シリーズ

Google Cloudの扱いについて体系的に網羅されている教科書があり、実務は勿論のこと、Professional Cloud Network Engineer学習においてもおすすめです。

特にためになったのは、Ⅰの4章ネットワーク解説です。

本書はAWSに詳しい方にとって良書です。AWSとGoogle Cloudの比較を解説してくれます。

Google Cloud教科書の目次

なお、日本ではProfessional Cloud Network Engineerに特化した試験対策本は未発売です。

エンタープライズのためのGoogle Cloud クラウドを活用したシステムの構築と運用

本書は市販のGoogle Cloud技術書の中でネットワーク分野について詳しく記載されています。

ネットワーク分野、ルーティングや Cloud DNS、Cloud Interconnect などについて本書で詳しく解説されています。チャプター4が丸々ネットワーク分野に関する解説です。

本書目次
  • Chapter 1:Google Cloudの概要
  • Chapter 2:アカウント設計
  • Chapter 3:セキュリティ設計
  • Chapter 4:ネットワーク設計
  • Chapter 5:プロダクト設計
  • Chapter 6:監視・運用設計
  • Chapter 7:移行設計
  • Chapter 8:Google Cloudを用いたエンタープライズシステム(クラウド移行プロジェクトの例)

Chapter 4:ネットワーク設計に関して、Professional Cloud Network Engineer(PCNE)試験範囲をかなり網羅しています。

Chapter 4:ネットワーク設計に関して目次の詳細

Udemy動画教材

クラウド資格の学習にはUdemyがおすすめです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

UdemyにProfessional Cloud Network Engineerの試験範囲の解説をわかりやすく説明してくれる動画教材があります。

日本語の動画教材と英語の動画教材があるのでそれぞれ紹介します。

スクロールできます
PCNE動画教材日本語サムネ
日本語動画教材
PCNE動画教材英語サムネ
英語動画教材
音声日本語英語
(日本語字幕)
動画時間2.5時間
(100%解説動画)
15時間
(約3時間:解説、約12.0時間:ハンズオン)
練習問題付属(70問)無し
解説の丁寧さポイントを絞っている網羅的
特徴解説中心ハンズオン中心
価格(両方セール時割引あり)2,600円2,600円
リンク
レビュー(3.3)(4.6)
動画教材比較

(日本語音声)Udemy動画教材 PNE(Google Professional Network Engineer)が”ざっくり”「スッキリ」分かる講座

Professional Cloud Network Engineer認定試験に必要な知識を効率的に習得可能なコースです。コース最後には模擬試験70問が付属しているので、受験前に理解度をチェックすることもできます。

初心者の方にもわかりやすくかみ砕いて説明しています。ただし、Google Cloudの基礎知識は身に着けた方向けの講座である点は注意してください。

解説のポイントを絞っているので動画時間は短めですが、説明の丁寧さは妥協していません。初心者にもわかりやすいように図表や絵を多用した丁寧な説明が特徴です。

なお、解説のポイントは絞っているため、後に紹介する英語ハンズオン講座や書籍などで知識を補っておくことをおすすめします。

Udemy日本語講座の解説
講座の内容
  • 試験に合格するための内容とその周辺知識(ネットワーク、Kubernetes(GKE)等)
  • 試験範囲の体系的な解説
  • 模擬問題(70問)とその解説

↓講座のリンクです。リンク先で30分以上のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:2,600円 セール時参考価格2,000円程度

(英語音声+日本語字幕)Udemy GCP – Google Cloud Professional Cloud Network Engineer

こちらのコースは20%(約3時間)が解説、80%(約12時間)がハンズオンに充てられるコースです。ハンズオン部分は馴染みの管理コンソールやコマンドが中心なので字幕を追っているだけでも十分理解可能です。

ハンズオンを中心にGoogle Cloudのネットワークを学びたい方にお勧めの動画教材です。

講座の内容
  • 親切な解説と90以上のハンズオンで網羅的に学べる
  • ハンズオン中心で実践的な学習が可能
  • Google Cloudのネットワーク分野のベスト プラクティスを学べる

↓講座のリンクです。リンク先で25分以上のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:2,600円 セール時参考価格2,000円程度

UdemyWEB問題集(日本語)

出題形式に慣れておくためにも繰り返し模擬問題を解いておくことがおすすめです。WEB問題集で安定して80%以上の正答率を出せるようになれば本番試験の受験を考えてもよいかと思います。

Udemyで日本語のWEB問題集が発売されており、おすすめです。購入後も試験のアップデートに合わせて問題が追加されていくことがあります。

問題の精度が高く、本番試験でも類似の試験問題が出題されたとの報告も上がっています。試験に合格するためには本模擬問題集を完璧に理解することがおすすめです。

UdemyWEB問題集のレビュー
本WEB問題集の特徴
  • 最新の内容に対応している
  • 本番試験でも類似問題が出題される
  • 解答と丁寧な解説が付属している
  • 安い(定価でも2,600円)

150問で定価2,600円です。セール時には1,600円程度になることがあります。

まとめ

試験について

  • Professional Cloud Network EngineerはGoogle Cloudの上級資格の一つであり、Google Cloudのネットワークに関する知識を問われる試験である。
  • Google Cloud未経験者が直接この試験を受けるのは難しいため、まずは下位資格の取得を推奨される。
  • 日本語での提供が開始され、アジア太平洋地域の最高収入認定資格ランキングでトップを獲得している。

勉強方法と教材

勉強方法としては、Udemyの教材や無料で利用できるGoogle Cloud公式模擬問題が推奨される。Udemyの教材は30日以内であれば返金可能であり、購入後もコンテンツがアップデートされる。また、不明点は講師に質問することができる他、スマホでも視聴可能である。

教材特徴価格
Google Cloud公式模擬試験20問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
無料
【書籍】
Google Cloud教科書シリーズ

Google Cloudサービス全体を学べる教科書です。試験対策のみならず、実務でも役立ちます。
Ⅰでネットワークを含めた全体を学び、Ⅱ[コンテナ開発編]では頻出のKubernetes(GKE)について学ぶことをおすすめします。
Google Cloudの入門書として最適
AWSとの対応表、違いを学べる
実務でも手元に置いておくと役立つ
各3,000~5,000円程度
【書籍】
エンタープライズのためのGoogle Cloud クラウドを活用したシステムの構築と運用
ネットワーク分野、ルーティングや Cloud DNS、Cloud Interconnect などについて本書で詳しく解説されています。チャプター4が丸々ネットワーク分野に関する解説です。
問われるポイントであるネットワーク、セキュリティについて詳しく記載されている
実務でも役立つGoogle Cloudの勘どころを体系的に学べる
定価:3,630円
Udemy動画教材(日本語音声)
試験に出題されるポイントとネットワーク関連知識を効率よく学習することができます。模擬問題も付属しているため、理解度のチェックも可能です。
試験に出題されるポイントと周辺知識を効率的に学習可能
図表を利用した解説で理解しやすい
75問以上の模擬試験が付属
解説ポイントが絞られているので別途模擬問題などで知識の補完が必要
ハンズオンは付属していない
Google Cloudの基礎知識は身に着けている前提のコースである。
定価:2,600円
Udemy動画教材(英語音声+日本語字幕)
ハンズオン中心動画教材。英語音声ですが、日本語字幕が利用可能です。
親切な解説とハンズオンで網羅的に学べる
ハンズオン中心で実践的な学習が可能
試験範囲を網羅的に解説している
Google Cloudの基礎認定試験合格相当の知識が前提となっている
英語音声である(日本語字幕利用可能。技術用語は英語でも聞き取れる)
定価:2,600円
UdemyWEB問題集(日本語)
模擬問題(150問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

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UdemyのDockerコンテナ学習におすすめ講座 https://sal-blog.com/udemy-docker-study/ Sun, 14 Apr 2024 15:02:42 +0000 https://sal-blog.com/?p=5433

本記事では、初心者向けにUdemyで利用可能なDocker学習講座を紹介します。Dockerは、最も普及しているコンテナプラットフォームです。 Dockerとは? まず、Dockerとはどういうものでしょうか。 簡単に言 […]]]>

当ブログにはPRを含みます。

本記事では、初心者向けにUdemyで利用可能なDocker学習講座を紹介します。Dockerは、最も普及しているコンテナプラットフォームです。

DockerとKubernetes

コンテナ関連の情報収集をすると、DockerとKubernetesを頻繁に見かけます。

DockerとKubernetesは、両方ともコンテナ技術を使ってアプリケーションを管理するためのツールですが、それぞれ異なる目的や機能を持っています。

  • Docker:単一のコンテナを作成、パッケージ化、実行するためのプラットフォームです。
  • Kubernetes:複数のコンテナを効果的に管理し、自動化するためのオーケストレーションツールです。複数のDockerコンテナをクラスター化、スケーリング、障害に対処するための仕組みを提供します。

上記の違いになっており、学習の順序はDocker→Kubernetesがおすすめです。

Dockerとは?

まず、Dockerとはどういうものでしょうか。

簡単に言うと、Docker社が開発している仮想化技術の一つです。

Dockerは、アプリケーションやサービスを独立した”コンテナ”にまとめて実行できるツールです。これにより、異なる環境やシステム上でもアプリケーションの一貫性が保てます。

他の仮想化技術、例えばVMware、VirtualBox等と比べると軽量・高速という特徴があります。これはDockerと他のコンテナ技術では仮想化しているレイヤーが異なるからです。

Dockerと他の仮想化技術の違い解説

UdemyのDocker講座おすすめ3選

日進月歩のIT技術を学ぶにはUdemyがおすすめです!

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!
教材特徴価格評価詳細
米国AI開発者がゼロから教えるDocker講座サムネ
動画時間:約15時間
初心者、初学者におすすめ
基礎~応用の内容をカバー
理論学習+ハンズオン
AWS、機械学習、データサイエンス等、応用内容も充実
18,800円
セール対象外

詳細はこちら

初心者OK!Docker入門+応用:ゼロからでも実務で使えるスキルが身に付けるサムネ
動画時間:約10時間
初心者、初学者におすすめ
基礎の内容を中心にカバー
理論学習+ハンズオン
基礎が中心+WEBアプリに関して応用範囲もカバー
5,600円
セール時↓
1,800円~

詳細はこちら

Linux とネットワークの基礎から学ぶ Docker 入門サムネ
動画時間:約5時間
初心者、初学者におすすめ
基礎の内容をカバー
理論学習+ハンズオン
Linux、ネットワーク、Dockerの基礎が中心
4,200円
↓セール時
1,800円~

詳細はこちら

各製品の比較

米国AI開発者がゼロから教えるDocker講座

Docker初学者に大変おすすめの講座です。Udemyの中では高価な講座ですが、内容は詳しく、とても分かりやすく解説されています。

約15時間の時間をかけてじっくり妥協せずに説明してくれています。

米国AI開発者がゼロから教えるDocker講座教材説明

動画教材の説明資料の一部(無料部分)

受講対象者
  • プログラミング初心者・これから始めようと思っている人
  • Dockerを聞いたこちあるが、よくわかっていない方
  • Dockerの勉強につまづいた方
  • 仕事でDockerを使ってみたい方、使っている方
学べる事
  • DockerやDocker composeの基本的な使い方を体系的に学べる
  • Dockerを使ったデータサイエンス
  • Dockerを使ったCICDパイプラインの構築
  • Linuxの基礎コマンドなど,プログラミング学習に必要な知識
  • Dockerを使ったWebアプリの開発環境構築

動作環境はMacとありますが、Dockerを構築するのでWindowsのPCでも問題なく動作しました。

↓講座のリンクです。定価18,800円(※セール対象外)リンク先で40分以上のプレビュー視聴可能です!

高価な講座ですが、受講生の評判はUdemyの中でも最高クラスです。

米国AI開発者がゼロから教えるDocker講座のレビュー

18,800円は高価と感じる方向けに、以下の講座はセール時に2,000円以下で購入できる講座を紹介します。セールは月に数回不定期で開催しています。

初心者OK!Docker入門+応用:ゼロからでも実務で使えるスキルが身に付ける

初心者の方にもDockerの基礎がわかる講座です。

Dockerの概要、環境構築、ハンズオンを通じてDockerの理解を深めることができます。セール時には1,800円で購入できるお値打ちな講座です。

動画教材の長さは10時間です。↓本講座も視覚的な資料で説明してくれるため、初心者でもわかりやすい構成になっています。

初心者OK!Docker入門+応用の教材紹介

動画教材の説明資料の一部(無料部分)

受講対象者
  • Docker の漠然としたイメージはあるが、使ったことがない人
  • Docker コマンドを意味を理解せず実行している人
  • Docker を勉強したが挫折した人
  • Docker を実業務にどうやって活用すればいいかわからない人
学べる事
  • Dockerの概要
  • Dockerの環境構築と使い方
  • Dockerのハンズオン(Web APIやWebアプリの開発)
  • Dockerを使ったCI/CDパイプラインの構築
  • AWS ECSへのデプロイ

↓講座のリンクです。定価5,600円(※セール時参考価格 1,800円~)リンク先で30分程度のプレビュー視聴可能です!

初心者の方にも好評な講座です。

初心者OK!Docker入門+応用のレビュー

Linux とネットワークの基礎から学ぶ Docker 入門

初心者の方にもDockerの基礎と環境構築がわかる講座です。

Dockerの環境構築に欠かせないLinuxとネットワーク知識を習得できるコースです。初学者の方、Linux とネットワークの知識が不足していて学習につまづいた方におすすめです。

上記2つの講座と比較して動画時間は短めで、約5時間です。

動画教材の中でLinux環境はGoogle Cloudを使っていますが、これはAWSもしくはローカルPC上で構築したものでも問題ありません。

↓本講座もDockerとネットワークの基礎を視覚的な資料で分かりやすく解説してくれています。

Linux とネットワークの基礎から学ぶ Docker 入門教材紹介

動画教材の説明資料の一部(無料部分)

受講対象者
  • Docker の漠然としたイメージはあるが、使ったことがない人
  • Docker について学ぼうとしているが、Linux やネットワーク関係の用語が分からず困っている方
  • Docker を勉強したが挫折した人
  • インフラへの苦手意識を克服したいアプリケーションエンジニアの方
学べる事
  • Linuxの基礎知識
  • ネットワークの基礎知識
  • Dockerの概要
  • Dockerを使ったハンズオン(環境構築)
  • Docker上でWEBサーバ、APサーバ、DBサーバ(3層アーキテクチャ)構築のハンズオン

↓講座のリンクです。定価4,200円(※セール時参考価格 1,800円~)リンク先で15分程度のプレビュー視聴可能です!

本講座も初心者の方含め大変好評なレビューが多数です。

Linux とネットワークの基礎から学ぶ Docker 入門レビュー

Kubernetes講座おすすめ講座2選

開発現場ではDockerはKubernetesと組み合わせて使用することが多いです。

Dockerの知識を身に着けたら次はKubernetesを学習するのがおすすめです。Kubernetesは学習コストが高いといわれていますが、Udemyでは初心者にも理解しやすい講座がそろっています。

教材特徴価格評価詳細
Kubernetes入門サムネ
動画時間:約4.5時間
初心者、初学者におすすめ
基礎~中級の内容をカバー
理論学習+ハンズオン
AWSのEKSの解説あり
4,200円
セール時

1,800円~


(4.3)
詳細はこちら

Docker + Kubernetes で構築する Webアプリケーション 実践講座サムネ
動画時間:約6.5時間
中級者におすすめ
何らかのプログラミング経験があると理解しやすい
基礎~応用の内容をカバー
理論学習+ハンズオン
Dockerの基礎についても解説してくれる
27,800円
セール時↓
1,800円~


(4.2)
詳細はこちら

各製品の比較

Kubernetes入門

Kubernetesの講座の中で一番難易度が易しい基礎の講座です。

Kubernetesの理論説明→ハンズオンの流れで基本的な知識を身に着けることができます。Kubernetesでよく使用されるAWSのEKS(Kubernetesのマネージドサービス)についても学習できるお得なコースです。

↓わかりやすい図解で挫折させない工夫がされた説明資料で解説してくれます。

Kubernetes入門教材紹介

動画教材の説明資料の一部(無料部分)

受講対象者
  • Kubernetes初心者、初学者
  • Kubernetesに興味があるが、公式ドキュメントは多すぎて難しく感じている人
  • Kubernetesを勉強したが挫折した人
  • KubernetesのPodなどは知っているが、体系的には学んだことがない人
学べる事
  • Kubernetesの理論知識
  • kubectl (cli)のインストールと基本的な操作方法
  • ハンズオンとデバック方法解説
  • AWS EKS(マネージドなKubernetesサービス)の構築
  • KubernetesでのCI/CD

↓講座のリンクです。定価4,200円(※セール時参考価格 1,800円~)リンク先で10分程度のプレビュー視聴可能です!

Docker + Kubernetes で構築する Webアプリケーション 実践講座

本講座は何らかのプログラミング言語を経験した方向けの中級講座です。

基礎技術のDockerの基礎とKubernetesの理論とハンズオンで学べます。Kubernetesを使ったDBサーバ、APサーバ、WEBサーバの構築についての実践的な内容を学ぶことができます。

↓応用的な実践内容もありますが、基礎の内容も図表を使ってしっかり説明してくれます。

Docker + Kubernetes で構築する Webアプリケーション 実践講座教材紹介

動画教材の説明資料の一部(無料部分)

受講対象者
  • Kubernetes初心者、初学者
  • Kubernetesを体系的に学びたい方
  • Dockerもまとめて学びたい方
  • 何らかのプログラミング経験とネットワークの基礎知識がある方
学べる事
  • Dockerの理論知識
  • Dockerの環境構築とハンズオン
  • Kubernetesの理論知識
  • Kubernetesの環境構築とハンズオン
  • Kubernetesを使ったWebアプリケーション実践(DBサーバ、APサーバ、WEBサーバの構築)

↓講座のリンクです。定価27,800円(※セール時参考価格 1,800円~)リンク先で50分程度のプレビュー視聴可能です!

ITエンジニアおすすめ転職エージェント2選

【転職・IT経験者向け】レバテックキャリア

現在IT業界に居る方で年収アップやスキルアップを目指したい方向けの転職エージェントです。

エンジニアの専門アドバイザーがサポートしてくれます。今すぐ転職を考えていない方も情報収集のために登録しておくと思わぬ会社からアプローチがあるかもしれません。保有求人の8割以上が年収600万円以上です。

レバテックキャリア

ITの有名企業の求人を多数扱っています。

・SIer、ソフトウェア
┗NTTデータ、SCSK、IIJ、Sky、TIS、NEC、日鉄ソリューションズ
・インターネットサービス
┗PayPay、Sansan、SmartHR、ディー・エヌ・エー、LINE、freee
・ITコンサル
┗アクセンチュア、PwC、デロイトトーマツ、ベイカレント、アビームコンサル、フューチャー

【転職・第二新卒や若手向け】キャリアネクスト

IT企業にいる第二新卒・若手向けのIT専門の求人サイトです。若手の方でITやクラウド、コンテナ技術に興味がある方は無料でエージェントに相談することができます。

新卒入社から3-5年前後の初めての転職に力を入れた転職エージェントです。

エンジニア転職希望者へのプロモーション【キャリアネクスト】

大手からベンチャー、スタートアップまで幅広く扱っています

まとめ

本記事では初心者向けのDocker学習講座を紹介しました。後のラーニングパスになるKubernetesについての教材も紹介しました。

  • Docker講座3つの紹介:
    • 「米国AI開発者がゼロから教えるDocker講座」(定価18,800円)
    • 「初心者OK!Docker入門+応用:ゼロからでも実務で使えるスキルが身に付ける」(定価5,600円)
    • 「Linuxとネットワークの基礎から学ぶDocker入門」(定価4,200円)
  • Kubernetes講座2つの紹介:
    • 「Kubernetes入門」(定価4,200円)
    • 「Docker + Kubernetesで構築するWebアプリケーション実践講座」(定価27,800円)

Dockerおすすめ教材3選

教材特徴価格評価詳細
米国AI開発者がゼロから教えるDocker講座サムネ
動画時間:約15時間
初心者、初学者におすすめ
基礎~応用の内容をカバー
理論学習+ハンズオン
AWS、機械学習、データサイエンス等、応用内容も充実
18,800円
セール対象外

詳細はこちら

初心者OK!Docker入門+応用:ゼロからでも実務で使えるスキルが身に付けるサムネ
動画時間:約10時間
初心者、初学者におすすめ
基礎の内容を中心にカバー
理論学習+ハンズオン
基礎が中心+WEBアプリに関して応用範囲もカバー
5,600円
セール時↓
1,800円~

詳細はこちら

Linux とネットワークの基礎から学ぶ Docker 入門サムネ
動画時間:約5時間
初心者、初学者におすすめ
基礎の内容をカバー
理論学習+ハンズオン
Linux、ネットワーク、Dockerの基礎が中心
4,200円
↓セール時
1,800円~

詳細はこちら

各製品の比較

Kubernetesおすすめ教材2選

教材特徴価格評価詳細
Kubernetes入門サムネ
動画時間:約4.5時間
初心者、初学者におすすめ
基礎~中級の内容をカバー
理論学習+ハンズオン
AWSのEKSの解説あり
4,200円
セール時

1,800円~


(4.3)
詳細はこちら

Docker + Kubernetes で構築する Webアプリケーション 実践講座サムネ
動画時間:約6.5時間
中級者におすすめ
何らかのプログラミング経験があると理解しやすい
基礎~応用の内容をカバー
理論学習+ハンズオン
Dockerの基礎についても解説してくれる
27,800円
セール時↓
1,800円~


(4.2)
詳細はこちら

各製品の比較

以上です。皆様の学習の参考になれば嬉しいです。

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Google Workspace Administrator 資格対策とおすすめ教材(PGW) https://sal-blog.com/google-workspace-administrator/ Sun, 07 Apr 2024 14:45:40 +0000 https://sal-blog.com/?p=5429

Google Workspace Administratorは、Google Workspace(以前のG Suite)環境において、組織内のGoogle Workspaceサービスの管理と設定を行う方向けの資格試験です […]]]>

当ブログにはPRを含みます。

Google Workspace Administratorは、Google Workspace(以前のG Suite)環境において、組織内のGoogle Workspaceサービスの管理と設定を行う方向けの資格試験です。

個々のサービスの操作方法などではなく、管理機能について問われる資格試験です。

Google Workspaceとは

Google Workspace(旧G Suite)は、Googleが提供するビジネス向けのクラウドベースのツールの総称です。

Gmail、Googleドキュメント、スプレッドシート、Google プレゼンテーション、Googleカレンダー、Googleチャット、Google Meet、Google ドライブなどの機能が含まれています。

資格の概要と試験対策、おすすめの教材について紹介していきます。

Google Workspace Administratorの概要

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud」の認定試験の認定資格の一つです。Google Cloud(GCP)はAWSやAzureと並んで使用されるクラウドです。

Google Workspace AdministratorはGoogle Cloud(GCP)上のシステム構築に対する試験ではなく、Google Workspace管理機能について問われる異色の資格試験です。

Google Cloud資格体系とGoogle Workspace Administratorの位置づけ

Google Cloud資格体系とGoogle Workspace Administratorの位置づけ

Google Cloud(GCP)資格にはFoundational(初級)レベル、Associate(中級)レベル、Professional(上級)レベルがあります。Google Workspace AdministratorはProfessional(上級)に当たる試験です。

Professional Google Workspace 管理者は、ユーザー、コンテンツ、統合について統括的に考慮しながらビジネス目標を具体的な Google Workspace 構成、ポリシー、セキュリティ対策に変換します。Google Workspace 管理者は、組織のインフラストラクチャに関する知識を活かして、安全かつ効率的な方法で、共同作業、データ通信、データへのアクセスができるように支援します。エンジニアリングとソリューションの視点を持って業務に取り組む Google Workspace 管理者は、ツール、プログラミング言語、API を使用して、ワークフローの自動化、エンドユーザーの教育、業務効率を向上させながら、Google Workspace とツールセットをサポートします。

https://cloud.google.com/learn/certification/google-workspace-administrator?hl=ja

Google Workspace Administrator出題範囲

試験範囲は以下となっています。※詳細な試験範囲は公式試験ガイドをご覧ください。

PCD試験範囲
  • セクション 1: オブジェクトの管理(試験内容の 20% 以下)
  • セクション 2: サービスの構成(試験内容の 18% 以下)
  • セクション 3: トラブルシューティング(試験内容の 24% 以下)
  • セクション 4: データアクセスと認証(試験内容の 24% 以下)
  • セクション 5: ビジネス イニシアチブのサポート(試験内容の 14% 以下)

セキュリティや組織をカスタマイズする管理機能について問われます。個々のGoogle Workspaceサービスについての細かな使い方などは問われません。

トラブルシューティングについての出題が多い印象を受けました。

Google Workspace管理画面

Google Workspace Administrator難易度

Google Cloud(GCP)のProfessional(上級)レベルの試験です。

他のGoogle Cloud(GCP)試験とは特性が異なるので比較は難しいですが、中難易度~高難易度と感じる方が多いようです。

Google Workspace 管理の幅広い知識、セキュリティ、APIとの連携、ベストプラクティスの理解が必要なため、学習範囲は広いです。多数あるエディションも理解しておく必要があります。(試験ではBusinessエディションEnterpriseエディションの出題が中心です。)

エディション説明(公式より抜粋)
Business Starterユーザーあたり 30 GB のストレージを備えたビジネス向け生産性向上スイート
Business Standardユーザーあたり 2 TB のストレージ プールを備えた拡張版の生産性向上スイート
Business Plusユーザーあたり 5 TB のストレージ プールを備えた高度な生産性向上スイート
Enterprise Standardフレキシブルなストレージおよびエンタープライズ レベルのセキュリティと管理機能を備えた、生産性向上とコラボレーションのアプリスイート
Enterprise Plusフレキシブルなストレージおよびセキュリティとコンプライアンスの最先端機能を備えた、生産性向上とコラボレーションのツールセット
エディションの一覧(一部)

※ほかにもEducationエディションやEssentialエディションがあります。

難易度の目安

Google社が難易度の目安を提示してくれています。(以下の経験がないと受験資格がないというわけではありません。)
初級:前提無し
中級:6ヶ月以上の実務経験
上級:3年以上の実務経験

以下、Google Workspace Administratorのサンプル問題です。正解を確認する場合▼を押下してください。

あなたの組織は Google Workspace への移行を完了し、認証にオンプレミスのサードパーティ SSO を使用しています。突然ユーザーがアカウントにアクセスできなくなり、「ログイン資格の有効期限が切れたため、このサービスにはアクセスできません。ログインしてから、もう一度やり直してください。」というエラー メッセージが表示されました。 どうすればよいですか。

A. ユーザー パスワードをリセットしてから、もう一度試してもらいます。

B. Google Workspace の管理コンソールでセッション管理を更新します。

C. サードパーティ SSO でセッション管理を更新します。

D. サードパーティ SSO のサーバーの時刻を同期します。

正解:D

A は不正解です。ユーザー パスワードをリセットしても、ユーザーに同じエラーが表示されます。
B は不正解です。Google セッション管理で継続時間を更新しても、サードパーティ SSO セッションには影響しません。
C は不正解です。セッションの有効期限が切れた場合、ユーザーにエラー メッセージは表示されず、再度ログインするように求められます。
D は正解です。ID プロバイダの時刻が正しくない場合に一般的に発生するエラーです。

Google Workspace Administrator試験概要

資格名Google Workspace Administrator
試験時間120分
出題形式選択問題
問題数50~60問
合格ライン非公開(7.5割程度?)
結果通知に点数記載なし
試験日随時
試験場所遠隔監視オンライン試験
または
テストセンター
受験料$200
合格発表翌日までにメール
有効期限2年
再認定試験は、認定資格が有効期限切れになる 60 日前から受験可能
受験要件なし
(推奨要件に業界経験が 3 年以上とあるが必須ではない)

Google Workspace Administrator取得のメリット

Google Workspaceは近年日本でも導入が進んでします。筆者の取引先の企業でもGoogle Workspaceを利用している企業が増えています。

Google Workspace Administratorを取得することでGoogle Workspaceについてのスキルと知識の証明となり、雇用機会増加や賃金アップ等のメリットを受け取ることができます。

Google Workspace Administrator勉強方法と教材

Udemy教材がおすすめです。

なお、市販のGoogle Workspaceの解説書は試験対策にはあまり役に立たないのでお勧めしません。理由は試験では管理機能について問われるのに対し、解説書は個々のサービスについての具体的な使い方がメインだからです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

価格は執筆当時です。変更される可能性があります。

教材(レビュー)特徴価格
Google Cloud公式模擬試験20問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
内容が古い。旧名称G-Suiteの表記になっている(2024年4月時点)
無料
Udemy動画教材

試験に出題されるポイントとGoogle Workspaceの管理機能の詳しい解説。模擬問題2回分以上(100問)も付属しています。
試験に出題されるポイントとGWS管理機能を効率的に学習可能
(ざっくりと銘打っているが、)詳しい解説で理解しやすい
100問の模擬試験が付属
定価:2,600円
Google Workspace公式ヘルプページ

試験では多くのトラブルシュートに関する出題があります。Udemy動画教材やWEB問題集で基礎を学習してから一般的なトラブルシュート手法について参考にしておくと良いでしょう。
試験に出題されるトラブルシュートについて学べる
基礎を学習していない段階で確認しても理解が難しい(基礎を学習してからであれば有用)
無料
UdemyWEB問題集Ⅰ

模擬問題(80問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円
UdemyWEB問題集Ⅱ


英語の模擬問題(65問)自動翻訳でも十分理解可能かつ高品質
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解説が付属してい
誤字脱字がある
一部問題は解説が簡素である
定価:2,600円

Google Cloud公式模擬試験

無料の練習用模擬試験を利用できます。全20問で何度も受験することができます。初めに力試しに解いて、その後全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。

問題数は少ないですが公式が出しているだけあって、難易度や出題形式は本番試験ほぼそのままです。まずは解いてみて出題形式と難易度の把握に利用するのが良いと思います。

ただし、旧名称「G-Suite」が使われていたり、内容が古い部分がある点に注意してください。

この模擬試験を受験するにはGoogleアカウントが必要です。Googleアカウントでログイン後、氏名や所属会社についてのアンケートに回答すると受験可能となります。

無勉強かつ未経験ではほぼ正解することはできないかと思うので、後に紹介するUdemy教材で勉強してから模擬試験を受験するのもよいと思います。

Udemy動画教材

クラウド資格の学習にはUdemyがおすすめです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

Google Workspace Administrator認定試験に必要な知識を効率的に習得可能なコースです。コース最後には模擬試験100問が付属しているので、受験前に理解度をチェックすることもできます。

初心者の方にもわかりやすく説明しているので、前提知識は必要ありません。動画講座の総時間は約2時間30分です。(2024/4現在)

動画時間は短めですが、説明の丁寧さは妥協していません。初心者にもわかりやすいように図表や絵を多用した丁寧な説明が特徴です。ただ必要な知識を教えるだけではなく、「なぜ?」を解説してくれるので知識の定着が良いです。

Google Workspace Administrator認定試験動画教材詳細説明

↓講座のリンクです。リンク先で約60分のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:2,600円 セール時参考価格2,000円程度

講座の内容
  • 試験に合格するための内容とその周辺知識
  • 解説は妥協せず、「なぜ?」までを詳しく解説
  • 試験範囲の網羅的かつ体系的な解説
  • 模擬問題2回分(100問)

UdemyWEB問題集Ⅰ 80問

UdemyWEB問題集Ⅱと比較するとこの問題集は新しく発売された問題集です。

出題形式に慣れておくためにも繰り返し模擬問題を解いておくことがおすすめです。WEB問題集で安定して80%以上の正答率を出せるようになれば本番試験の受験を考えてもよいかと思います。

Udemyで日本語のWEB問題集が発売されており、おすすめです。購入後も試験のアップデートに合わせて問題が追加されていくことがあります。

本WEB問題集の特徴
  • 最新の内容に対応している
  • 本番試験でも類似問題が出題される
  • 解答と丁寧な解説が付属している
  • 安い(定価でも2,600円)

80問で定価2,600円です。セール時には1,600円程度になることがあります。

UdemyWEB問題集Ⅱ 65問

この問題集はUdemyWEB問題集Ⅰより古くから発売されている問題集です。

Google Workspace Administratorの合格体験記を見るとこの問題集を解いて合格された方が多いようです。問題の品質は良いですが、解説が簡素なものもあるので自分で調べることを覚悟してください。(調べるのも勉強になると思います。)

本WEB問題集の特徴
  • 本試験でも類似問題が多数出題される
  • 最新の内容に対応している
  • 解説が付属している
  • 誤字脱字がある
  • 一部問題は解説が簡素である

65問で定価2,600円です。セール時には1,600円程度になることがあります。

まとめ

試験について

  • Google Workspace Administratorは、Google Workspace(以前のG Suite)環境の管理と設定を行うための資格試験である。
  • 試験は個々のサービスの操作方法ではなく、管理機能に焦点を当てている。
  • Google Workspaceは、ビジネス向けのクラウドベースのツールの総称であり、Gmail、Googleドキュメント、スプレッドシートなどの機能が含まれる。
  • 試験はGoogle Cloud(GCP)のProfessionalレベルに属し、Google Workspaceの幅広い知識とセキュリティ対策の知識が必要とされる。

勉強方法と教材

勉強方法としては、Udemyの教材や無料で利用できるGoogle Cloud公式模擬問題がおすすめ。

Udemyの教材は30日以内であれば返金可能であり、購入後もコンテンツがアップデートされる。また、不明点は講師に質問することができる他、スマホでも視聴可能である。

教材(レビュー)特徴価格
Google Cloud公式模擬試験20問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
内容が古い。旧名称G-Suiteの表記になっている(2024年4月時点)
無料
Udemy動画教材

試験に出題されるポイントとGoogle Workspaceの管理機能の詳しい解説。模擬問題2回分以上(100問)も付属しています。
試験に出題されるポイントとGWS管理機能を効率的に学習可能
(ざっくりと銘打っているが、)詳しい解説で理解しやすい
100問の模擬試験が付属
定価:2,600円
Google Workspace公式ヘルプページ

試験では多くのトラブルシュートに関する出題があります。Udemy動画教材やWEB問題集で基礎を学習してから一般的なトラブルシュート手法について参考にしておくと良いでしょう。
試験に出題されるトラブルシュートについて学べる
基礎を学習していない段階で確認しても理解が難しい(基礎を学習してからであれば有用)
無料
UdemyWEB問題集Ⅰ

模擬問題(80問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円
UdemyWEB問題集Ⅱ


英語の模擬問題(65問)自動翻訳でも十分理解可能かつ高品質
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解説が付属してい
誤字脱字がある
一部問題は解説が簡素である
定価:2,600円

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

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【Google Cloud DevOps】Professional Cloud DevOps Engineer勉強方法と教材を紹介 https://sal-blog.com/gcp-devopspro/ Mon, 01 Apr 2024 14:49:56 +0000 https://sal-blog.com/?p=5309

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud(GCP)」に上級資格として「Professional Cloud DevOps Engineer」があります。合格するためのおすすめ勉強方法を紹介いたしま […]]]>

当ブログにはPRを含みます。

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud(GCP)」に上級資格として「Professional Cloud DevOps Engineer」があります。合格するためのおすすめ勉強方法を紹介いたします。

Professional Cloud DevOps Engineerは上級資格のため、Google Cloud未経験者がいきなり取得を目指すと挫折する可能性があります。

未経験者の方はまず下位資格のAssociate Cloud Engineer(ACE)やCloud Digital Leader(CDL)の取得から目指してみることをおすすめします。

中級資格:Associate Cloud Engineer(ACE)

入門資格:Cloud Digital Leader(CDL)

Professional Cloud DevOps Engineerの概要

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud」の認定試験です。Google CloudはAWSやAzureと並んで使用されるクラウドです。

Google Cloudには複数の認定資格がありますが、Professional Cloud DevOps Engineerは上級に位置するレベルの資格です。

Google Cloud資格体系とProfessional Cloud DevOps Engineerの位置づけ

Google Cloud資格一覧とProfessional Cloud DevOps Engineerの位置づけ

Google Cloud資格にはFoundational(初級)レベル、Associate(中級)レベル、Professional(上級)レベルがあります。Professional Cloud DevOps EngineerはProfessional(上級)に当たる試験です。

試験範囲はCI/CDに関する知識です。IaC(yamlやTerraform)、サードパーティの自動化ツール(Jenkins、Git)、サービスメッシュなども問われます。

Professional Cloud DevOps Engineer は、Google 推奨の手法とツールを使用して、システム開発ライフサイクル全体にプロセスを実装します。また、ソフトウェアとインフラストラクチャのデリバリー パイプラインを構築してデプロイし、本番環境のシステムとサービスを最適化して保守し、サービスの信頼性と配信速度の調整を行います。

https://cloud.google.com/learn/certification/guides/cloud-devops-engineer?hl=ja

Professional Cloud DevOps Engineer出題範囲

試験範囲は以下となっています。※詳細な試験範囲は公式試験ガイドをご覧ください。

PCD試験範囲
  • セクション 1: DevOps のための Google Cloud 組織のブートストラップ(試験内容の 17% 以下)
  • セクション 2: サービスの CI/CD パイプラインの構築と実装(試験内容の 23% 以下)
  • セクション 3: サイト信頼性エンジニアリングの手法をサービスに適用する(試験内容の 23% 以下)
  • セクション 4: サービス モニタリング戦略の実施(試験内容の 21% 以下)
  • セクション 5: サービス パフォーマンスの最適化(試験内容の 16% 以下)

他のGoogle Cloud資格試験同様、Kubernetes関連(Google Kubernetes Engine)が多く出題されます。

難易度

Google Cloudの難関レベルの試験です。

しかしAWSのSAP(ソリューションアーキテクトプロフェッショナル)と比較すると問題文と選択肢の文章量が少なく、解きやすいように感じました。

上級資格だからと言ってそこまで身構える必要はないように思います。基本情報技術者試験レベルのIT基礎知識があればスムーズに学習できると考えられます。

結論:上級資格だが、身構える必要はなし。(AWSのソリューションアーキテクトプロフェッショナルほどの難易度ではない

難易度の目安

Google社が難易度の目安を提示してくれています。(以下の経験がないと受験資格がないというわけではありません。)
初級:前提無し
中級:6ヶ月以上の実務経験
上級:3年以上の実務経験

以下、Professional Cloud DevOps Engineerのサンプル問題です。正解を確認する場合▼を押下してください。

あなたが勤める小さな会社では、Cloud Build で CI / CD パイプラインの一部としてオープンソースの Java パッケージを使用しています。セキュリティ チームは、オープンソース パッケージの脆弱性が悪用されることを懸念しています。本番環境の依存関係の安全性を確保するために、費用対効果の高いソリューションを実装する必要があります。どうすればよいですか。

A. Assured Open Source Software(Assured OSS)パッケージを Cloud Build に pull する。

B. Cloud Source Repositories にパッケージを pull し、セキュリティ チームでオープンソース パッケージの検証を行う。

C. オープンソース パッケージをローカルに pull し、Cloud Build を使用してすべてのパッケージをスキャンして、フラグが付けられたパッケージを削除する。

D. 最新バージョンの GitHub パッケージのみを Cloud Build パイプラインに pull する。

正解:A

A: 正解です。Assured OSS パッケージは Google Cloud 独自のセキュアなパイプライン内に構築され、脆弱性のスキャン、分析、ファズテストが定期的に実施されます。

B: 不正解です。これは最も費用対効果の高いソリューションとはいえません。Google Cloud では、厳選された検証済みのオープンソース パッケージがすでに提供されているからです。

C: 不正解です。各ビルドに含まれるすべてのパッケージをスキャンすることは、費用対効果が高いとはいえません。また、不可欠なパッケージを削除すると、ビルドは失敗します。

D: 不正解です。最新のオープンソース バージョンを pull すると、未検出のバグや脆弱性が含まれている可能性があります。

https://cloud.google.com/assured-open-source-software/docs/remote-repository-access

https://cloud.google.com/assured-open-source-software/docs/download-java-packages

https://cloud.google.com/software-supply-chain-security/docs/practices?hl=ja

Professional Cloud DevOps Engineer試験概要

資格名Professional Cloud DevOps Engineer
試験時間120分
出題形式選択問題
問題数50~60問
合格ライン非公開(7.5割程度?)
結果通知に点数記載なし
試験日随時
試験場所遠隔監視オンライン試験
または
テストセンター
受験料$200
合格発表翌日までにメール
有効期限2年
再認定試験は、認定資格が有効期限切れになる 60 日前から受験可能
受験要件なし
(推奨要件に業界経験が 3 年以上とあるが必須ではない)

Professional Cloud DevOps Engineer取得のメリット

Professional Cloud DevOps Engineerはアジア太平洋地域の稼げるIT資格ランキングにランクインしている国際資格です。取得することで様々なメリットがあります。

150円/ドル計算で1,470万円の年収が得られているというデータがあります。

アジア太平洋地域で高収入な資格一覧

将来性があるGoogle Cloudについて学べる

総務省の統計では2021年時点によると、クラウドを利用している日本企業は全体の70%以上です。Google Cloudはそのクラウドの一角なので非常に将来性があります。

Google Cloudは日本国内だけでなく、世界中で利用されているクラウドプラットフォームなので、幅広い範囲で活用できます。

総務省の統計(日本のクラウド利用企業の推移)

転職や就職に有利

企業の70%以上が使用しているクラウド技術ですが、圧倒的に技術者が不足しています。

Google Cloudの資格を持っておくとクラウド人材である証明ができるので、転職や就職に非常に有利になります。特にProfessional Cloud DevOps Engineerは上級資格なので専門性をアピールできます。

収入UPにつながる

稼げる資格にもランクインしている資格です。世界的に認められている資格なので自分の市場価値向上に貢献します。

また、Google Cloudを含むクラウドエンジニアはフリーランスになりやすい職種でもあるため、自己研鑽次第でさらなる収入アップを目指すことができます。(フリーランスは税制面でもかなり有利!)

Professional Cloud DevOps Engineer勉強方法と教材

Udemy教材や無料で使えるGoogle Cloud公式模擬問題がおすすめです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

価格は執筆当時です。変更される可能性があります。

教材特徴価格
Google Cloud 公式模擬試験20問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
無料
GCP(Google Cloud)教科書シリーズ



Google Cloudサービス全体を学べる教科書です。試験対策のみならず、実務でも役立ちます。Ⅱ[コンテナ開発編]は全体的にCI/CDについて解説されています。3章は特にCloud BuildのCI/CDが詳しく解説されており、試験対策におすすめです。
Google Cloudの入門書として最適
AWSとの対応表、違いを学べる
実務でも手元に置いておくと役立つ
各3,000~5,000円程度
Udemy動画教材(日本語音声)
試験に出題されるポイントとDevOps、SREの学習が可能。模擬問題3回分以上(184問)も付属しています。
試験に出題されるポイントと周辺知識を効率的に学習可能
(ざっくりと銘打っているが、)詳しい解説で理解しやすい
180問以上の模擬試験が付属
ハンズオンは付属していない
定価:2,600円
Udemy動画教材(英語音声+日本語字幕)
ハンズオン中心動画教材。英語音声ですが、日本語字幕が利用可能です。
親切な解説とハンズオンで網羅的に学べる
ハンズオン中心で実践的な学習が可能
英語音声である(日本語字幕利用可能。技術用語は英語でも聞き取れる)
定価:2,600円
UdemyWEB問題集(日本語)
模擬問題(164問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円
(もっと多くの問題演習をしたい方)
UdemyWEB問題集(英語)
英語の模擬問題(185問)自動翻訳でも十分理解可能かつ高品質
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属してい
WEB問題集のサンプル問題と解説あり
定価:2,600円

Google Cloud公式模擬試験

無料の練習用模擬試験を利用できます。全20問で何度も受験することができます。初めに力試しに解いて、その後全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。

問題数は少ないですが公式が出しているだけあって、難易度や出題形式は本番試験ほぼそのままです。まずは解いてみて出題形式と難易度の把握に利用するのが良いと思います。

筆者は間違えた問題は公式ドキュメントを確認したり、後述のUdemy動画を見返して不明点を徹底的につぶしました。

この模擬試験を受験するにはGoogleアカウントが必要です。Googleアカウントでログイン後、氏名や所属会社についてのアンケートに回答すると受験可能となります。

無勉強かつ未経験ではほぼ正解することはできないかと思うので、後に紹介するGCP教科書やUdemy教材で勉強してから模擬試験を受験するのもよいと思います。

GCP教科書シリーズ

Google Cloudの扱いについて体系的に網羅されている教科書があり、実務は勿論のこと、Professional Cloud DevOps Engineer学習においてもおすすめです。

特にためになったのは、II 【コンテナ開発編】の3章のCloudBuildの解説です。Cloud DevOps Engineerの試験対策ではGCP教科書(Ⅰ)とコンテナ開発編(Ⅱ)です。

なお、日本ではProfessional Cloud DevOps Engineerに特化した試験対策本は未発売です。

Udemy動画教材

クラウド資格の学習にはUdemyがおすすめです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

UdemyにProfessional Cloud DevOps Engineerの試験範囲をわかりやすく網羅的、体系的に説明してくれる動画教材があります。

日本語の動画教材と英語の動画教材があるのでそれぞれ紹介します。

スクロールできます
GCP日本語動画教材サムネイル
日本語動画教材
GCP英語動画教材サムネイル
英語動画教材
音声日本語英語
(日本語字幕)
動画時間3.5時間
(100%解説動画)
13.5時間
(3時間:解説、10.5時間:ハンズオン)
練習問題付属(180問)無し
解説の丁寧さ丁寧丁寧
特徴解説中心ハンズオン中心
価格(両方セール時割引あり)2,600円2,600円
リンク
レビュー(4.3)(4.5)
動画教材比較

(日本語音声)Udemy動画教材 Google Certified Professional DevOpsが”ざっくり”「スッキリ」分かる講座

Google Certified Professional DevOps認定試験に必要な知識を効率的に習得可能なコースです。コース最後には模擬試験180問が付属しているので、受験前に理解度をチェックすることもできます。

初心者の方にもわかりやすくかみ砕いて説明しているので、前提知識は必要ありません。動画講座の総時間は3時間42分です。(2024/3/31現在)

動画時間は短めですが、説明の丁寧さは妥協していません。初心者にもわかりやすいように図表や絵を多用した丁寧な説明が特徴です。

Udemy動画教材 Google Certified Professional DevOps日本語内容詳細説明

↓講座のリンクです。リンク先で60分以上のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:2,600円 セール時参考価格2,000円程度

講座の内容
  • 試験に合格するための内容とその周辺知識(CI/CD、SRE等)
  • 試験範囲の網羅的かつ体系的な解説
  • 模擬問題3回分(180問)

(英語音声日本語字幕)Udemy Google Cloud Professional DevOps Engineer Certification

こちらのコースは20%(約3時間)が解説、80%(約10時間)がハンズオンに充てられるコースです。ハンズオン部分は馴染みの管理コンソールやコマンドが中心なので字幕を追っているだけでも十分理解可能です。

ハンズオンを中心にDevOpsを学びたい方にお勧めの動画教材です。

Udemy GCP Google Cloud Professional DevOps Engineer Certification動画教材内容詳細説明
講座の内容
  • 親切な解説と70以上のハンズオンで網羅的に学べる
  • ハンズオン中心で実践的な学習が可能
  • Devops と SRE のベスト プラクティスを学べる

↓講座のリンクです。リンク先で15分以上のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:2,600円 セール時参考価格2,000円程度

UdemyWEB問題集(日本語)

出題形式に慣れておくためにも繰り返し模擬問題を解いておくことがおすすめです。WEB問題集で安定して80%以上の正答率を出せるようになれば本番試験の受験を考えてもよいかと思います。

Udemyで日本語のWEB問題集が発売されており、おすすめです。購入後も試験のアップデートに合わせて問題が追加されていくことがあります。

本WEB問題集の特徴
  • 最新の内容に対応している
  • 本番試験でも類似問題が出題される
  • 解答と丁寧な解説が付属している
  • 安い(定価でも2,600円)

164問で定価2,600円です。セール時には1,600円程度になることがあります。

UdemyWEB問題集(英語)

より多くの問題集を解きたい方は英語の問題集を翻訳して使用することをおすすめします。

翻訳方法は右クリック→日本語で翻訳でできます。(Chromeでの方法となります。)

英語教材の翻訳方法説明

本問題集は問題の品質も高く、解説が丁寧です。本問題集は、サンプル問題が掲載されているのでここで抜粋して紹介いたします。

サンプル問題の原文(英語)と翻訳

SAMPLE QUESTION:

You recently deployed your application on Google Kubernetes Engine (GKE) and now need to release a new version of the application. You need the ability to instantly roll back to the previous version of the application in case there are issues with the new version.

Which deployment model should you use?

  • A. Perform a rolling deployment, and test your new application after the deployment is complete.
  • B. Perform A/B testing, and test your application periodically after the deployment is complete.
  • C. Perform a canary deployment, and test your new application periodically after the new version is deployed.
  • D. Perform a blue/green deployment, and test your new application after the deployment is complete.

What’s your guess? Scroll below for the answer..

  

 

Explanation


Incorrect Answers:

A. Perform a rolling deployment, and test your new application after the deployment is complete.

Involves gradually updating pods with the new version of the application, replacing the old version incrementally. This method minimizes downtime, as the service remains available during the deployment. However, if issues arise with the new version, rolling back is not instant and can be complex. The process would involve reversing the rollout, which is time-consuming and may not be suitable for scenarios where immediate fallback is crucial.

B. Perform A/B testing, and test your application periodically after the deployment is complete.

Is a strategy where two or more versions of the application are deployed simultaneously, and traffic is split between them. This model is typically used for testing user response to new features or changes. It’s more about gathering data and insights rather than quick rollback capabilities. In case of any issues with the new version, an immediate switch back to the old version isn’t the primary focus of A/B testing, making it less ideal for situations requiring rapid response to deployment problems.

C. Perform a canary deployment, and test your new application periodically after the new version is deployed.

Sees the new version released to a small subset of users first. If this initial release proves successful, the new version is then rolled out to the entire user base. The advantage of this approach is that it reduces the risk of a faulty update affecting all users at once, as any problems can be identified and fixed during the initial, smaller release. However, like A/B testing, canary deployments don’t emphasize instant rollback. If the new version encounters issues, rolling back to the old version across the entire user base would not be as immediate as needed.

Correct answer:

D. Perform a blue/green deployment, and test your new application after the deployment is complete.

Operates with two identical environments, one running the current (blue) version and the other the new (green) version of the application. After deploying the green version, traffic is switched over from blue to green. If the new version encounters any problems, traffic can be instantly reverted back to the blue environment. This approach greatly minimizes downtime and risk, as the old version remains operational and can be quickly reinstated if necessary. The primary downside is the need for double the resources, as both environments run concurrently. Despite this, the level of control and safety it offers, especially for instant rollbacks, often justifies the additional resource requirement.

Links:

Application deployment and testing strategies

Links to Documentation

↓自動翻訳

最近アプリケーションを Google Kubernetes Engine (GKE) にデプロイしたので、アプリケーションの新しいバージョンをリリースする必要があります。新しいバージョンに問題が発生した場合に備えて、アプリケーションの前のバージョンに即座にロールバックできる機能が必要です。

どの導入モデルを使用する必要がありますか?

  • A. ローリング デプロイメントを実行し、デプロイメントの完了後に新しいアプリケーションをテストします。
  • B. A/B テストを実行し、展開の完了後にアプリケーションを定期的にテストします。
  • C. カナリア デプロイメントを実行し、新しいバージョンのデプロイ後に新しいアプリケーションを定期的にテストします。
  • D. ブルー/グリーン デプロイメントを実行し、デプロイメントの完了後に新しいアプリケーションをテストします。

あなたの推測は何ですか?答えについては下にスクロールしてください。

 

 

 

説明


不正解:

A. ローリング デプロイメントを実行し、デプロイメントの完了後に新しいアプリケーションをテストします。

アプリケーションの新しいバージョンでポッドを段階的に更新し、古いバージョンを段階的に置き換えます。この方法では、展開中にサービスが利用可能な状態が維持されるため、ダウンタイムが最小限に抑えられます。ただし、新しいバージョンで問題が発生した場合、ロールバックはすぐには行われず、複雑になる可能性があります。このプロセスにはロールアウトを元に戻すことが含まれますが、これには時間がかかり、即時フォールバックが重要なシナリオには適さない可能性があります。

B. A/B テストを実行し、展開の完了後にアプリケーションを定期的にテストします。

アプリケーションの 2 つ以上のバージョンを同時にデプロイし、それらの間でトラフィックを分割する戦略です。このモデルは通常、新機能や変更に対するユーザーの反応をテストするために使用されます。迅速なロールバック機能よりも、データと洞察を収集することが重要です。新しいバージョンに問題が発生した場合、古いバージョンに即座に切り替えることは A/B テストの主な焦点ではないため、展開の問題に迅速に対応する必要がある状況にはあまり適していません。

C. カナリア デプロイメントを実行し、新しいバージョンのデプロイ後に新しいアプリケーションを定期的にテストします。

最初に少数のユーザーにリリースされた新しいバージョンが表示されます。この最初のリリースが成功すると、新しいバージョンがユーザー ベース全体に展開されます。このアプローチの利点は、最初の小規模なリリース中に問題を特定して修正できるため、欠陥のあるアップデートが一度にすべてのユーザーに影響を与えるリスクが軽減されることです。ただし、A/B テストと同様、カナリア デプロイメントでは即時ロールバックは重視されません。新しいバージョンで問題が発生した場合、ユーザー ベース全体で古いバージョンにロールバックすることは、必要なほどすぐには行われません。

正解:

D. ブルー/グリーン デプロイメントを実行し、デプロイメントの完了後に新しいアプリケーションをテストします。

2 つの同一の環境で動作します。1 つはアプリケーションの現在の (青) バージョンを実行し、もう 1 つは新しい (緑) バージョンを実行します。緑色のバージョンを展開すると、トラフィックは青色から緑色に切り替わります。新しいバージョンで問題が発生した場合は、トラフィックを即座に青い環境に戻すことができます。このアプローチでは、古いバージョンが動作し続け、必要に応じてすぐに復元できるため、ダウンタイムとリスクが大幅に最小限に抑えられます。主な欠点は、両方の環境が同時に実行されるため、2 倍のリソースが必要になることです。それにもかかわらず、特に即時ロールバックの場合、それが提供する制御と安全性のレベルは、多くの場合、追加のリソース要件を正当化します。

リンク:

アプリケーションの導入とテストの戦略

ドキュメントへのリンク

ご覧の通り、問題と解説ともに高品質です。自動翻訳でも十分に内容の理解は可能です。

本WEB問題集の特徴
  • 最新の内容に対応している
  • 自動翻訳でも十分理解可能。
  • 解答と丁寧な解説が付属している
  • 安い(定価でも2,600円)

264問で定価2,600円です。セール時には1,600円程度になることがあります。

まとめ

試験について

  • Professional Cloud DevOps EngineerはGoogle Cloud(GCP)の上級資格の一つであり、CI/CDに関する知識を問われる試験である。Google Cloud未経験者が直接この試験を受けるのは難しいため、まずは下位資格の取得を推奨される。
  • 試験範囲は以下の5つのセクションに分かれており、CI/CDパイプラインの構築やサイト信頼性エンジニアリングの手法の適用、サービスのモニタリング戦略の実施などが含まれる。Kubernetes関連の知識も問われることが多い。
  • 難易度は高いが、問題文や選択肢の文章量が比較的少なく、基本情報技術者試験レベルのIT基礎知識があれば学習が可能と思われる。受験資格に3年以上の実務経験が推奨されるが、必須ではない。
  • 試験は選択問題形式で、問題数は50~60問、合格ラインは非公開である。試験の有効期限は2年間で、受験料は$200である。

勉強方法と教材

勉強方法としては、Udemyの教材や無料で利用できるGoogle Cloud公式模擬問題が推奨される。Udemyの教材は30日以内であれば返金可能であり、購入後もコンテンツがアップデートされる。また、不明点は講師に質問することができる他、スマホでも視聴可能である。

教材特徴価格
Google Cloud 公式模擬試験20問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
無料
GCP教科書シリーズ



Google Cloudサービス全体を学べる教科書です。試験対策のみならず、実務でも役立ちます。Ⅱ[コンテナ開発編]は全体的にCI/CDについて解説されています。3章は特にCloud BuildのCI/CDが詳しく解説されており、試験対策におすすめです。
Google Cloudの入門書として最適
AWSとの対応表、違いを学べる
実務でも手元に置いておくと役立つ
各3,000~5,000円程度
Udemy動画教材(日本語音声)
試験に出題されるポイントとDevOps、SREの学習が可能。模擬問題3回分以上(184問)も付属しています。
試験に出題されるポイントと周辺知識を効率的に学習可能
(ざっくりと銘打っているが、)詳しい解説で理解しやすい
180問以上の模擬試験が付属
ハンズオンは付属していない
定価:2,600円
Udemy動画教材(英語音声+日本語字幕)
ハンズオン中心動画教材。英語音声ですが、日本語字幕が利用可能です。
親切な解説とハンズオンで網羅的に学べる
ハンズオン中心で実践的な学習が可能
英語音声である(日本語字幕利用可能。技術用語は英語でも聞き取れる)
定価:2,600円
UdemyWEB問題集(日本語)
模擬問題(164問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円
(もっと多くの問題演習をしたい方)
UdemyWEB問題集(英語)
英語の模擬問題(185問)自動翻訳でも十分理解可能かつ高品質
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属してい
WEB問題集のサンプル問題と解説あり
定価:2,600円

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

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AWSサーバレス開発とは?学習におすすめの参考書・動画教材 https://sal-blog.com/aws-serverless-develop-study/ Sun, 24 Mar 2024 03:04:15 +0000 https://sal-blog.com/?p=5219

本記事では、AWSサーバレス開発に関する基本的な知識とおすすめの参考書や動画教材もご紹介します。AWSサーバレスに興味を持っている方々にとって有益な情報となれば幸いです。 なお、当ホームページもAWSのサーバレスサービス […]]]>

当ブログにはPRを含みます。

本記事では、AWSサーバレス開発に関する基本的な知識とおすすめの参考書や動画教材もご紹介します。AWSサーバレスに興味を持っている方々にとって有益な情報となれば幸いです。

なお、当ホームページもAWSのサーバレスサービスを用いて配信しています。月々のランニングコストは100円以内(ドメインは費用除く)に抑えられている上にPageSpeed Insightsでも高パフォーマンスを実現できています。

↓AWSサーバレスで作成した当サイトのパフォーマンススコア

AWSサーバレスで構築した当サイトのパフォーマンス

サーバレス開発とは何か?

サーバレス開発は、従来のサーバーに依存するアプリケーション開発の常識を打ち破った開発手法です。従来のシステム開発では、アプリケーションの実行には物理的なサーバーが必要であり、その管理やスケーリングが開発者の大きな負担となっていました。

従来の開発で設計やコーディング以外で考慮すべき事項の例

しかし、サーバレス開発では、開発者がサーバーの管理やインフラストラクチャの設定にあまり関与せずにアプリケーションを開発・デプロイできます。

サーバレスではコードを用意するだけで動作させることが可能

サーバレス開発では、クラウドプロバイダーが提供するサーバーレスプラットフォームを利用してアプリケーションを実行します。これにより、開発者はアプリケーションのコードの開発に集中することができ、インフラストラクチャの管理やスケーリングなどの面倒な作業から解放されます。

また、サーバレスアーキテクチャは、リクエストごとに必要なリソースを自動的に割り当てるため、効率的なコストで運用が可能となります。

サーバレス開発は、特にクラウドネイティブなアプリケーションの開発やマイクロサービスアーキテクチャの実装に適しています。AWSや他のクラウドプロバイダーが提供する多様なサービスを活用することで、スケーラビリティや信頼性の高いアプリケーションを容易に構築することができます。

AWSサーバレスの概要

AWSでサーバレス開発を行う場合、API Gateway, Lambda, DynamoDB, CloudFront, S3 等を組み合わせることが基本となります。

サーバレスのシステム構成図の例

以下に各要素の解説を記載します。

  • AWS Lambda: リクエストに応じて処理を行うコンピュータと理解してください。イベント駆動型のコード実行サービスであり、開発者はコードをアップロードしてLambdaにトリガーを設定することで、リクエストに応じてコードが実行されます。リクエストに応じてスケーリングされます。トリガーには様々なAWSサービスを利用できます。サーバレス開発ではAPI Gatewayを使用することが多いです。
  • Amazon API Gateway: URIによって各Lambda関数を呼び出す受け付けと理解してください。APIの作成、公開、管理を行うフルマネージドサービスであり、サーバーレスアプリケーションのエンドポイントを作成し、外部からアクセスできるようにします。API GatewyのエンドポイントにアクセスしたことをきっかけにLambdaの関数を実行して応答を返却します。
  • AWS DynamoDB: データベースと理解してください。フルマネージドでスケーラブルなNoSQLデータベースサービスであり、サーバーレスアプリケーションのデータストレージに使用されます。
  • Amazon S3(Simple Storage Service): ストレージとWEBサーバの役割があると理解してください。静的なウェブサイトやアプリケーションのホスティング、大容量のファイルのストレージ、データのバックアップなど、オブジェクトストレージを提供するサービスです。ファイルの置き場所やフロントエンドを配布するWEBサーバとして利用されます。
  • Amazon CloudFront: キャッシュサーバと理解してください。コンテンツデリバリネットワーク(CDN)サービスであり、高速でセキュアなコンテンツの配信を可能にします。主に静的なコンテンツのキャッシュを行います。ユーザに近いキャッシュを利用できるので高速になります。また、キャッシュヒットした場合、バックエンドの負荷を軽減することもできます。

これらのサービスを組み合わせることで、開発者はスケーラビリティ、可用性、セキュリティを考慮したアプリケーションを構築し、運用することができます。AWSサーバレスは従来のインフラストラクチャ管理の負担を軽減し、アプリケーションの迅速な開発と展開を可能にします。

AWSサーバレスのメリットとデメリット

AWSサーバレスの採用には、多くのメリットがありますが、同時に考慮すべきデメリットも存在します。

筆者が参画しているシステム開発プロジェクトではサーバレスの採用が圧倒的に多いです。デメリットよりメリットが大きいと感じています。

新規開発システムにおいてはデメリットは問題ない場合が多いです。現行システムをサーバレスに移行する際は、デメリットの影響を受ける可能性があるのでしっかり確認しておきましょう。

メリット

  • スケーラビリティと柔軟性: AWSサーバレスは、トラフィックやリクエストの増減に応じて自動的にスケーリングされるため、アプリケーションのスケーラビリティが向上します。また、異なるサービスを組み合わせることで、柔軟なアーキテクチャを構築することができます。
  • コスト効率: 従量課金制のため、リソースの使用量に応じて支払いが発生します。サーバーレスアーキテクチャでは、リクエスト数や実行時間に応じて料金が発生するため、リソースの無駄遣いを最小限に抑えることができます。
  • 運用の簡略化: サーバーレスアーキテクチャでは、インフラの管理や保守がAWSによって実施されるため、開発者はアプリケーションの開発と改善に専念することができます。
  • 高可用性と耐障害性: AWSのサーバーレスサービスは、マルチAZ展開や自動フェイルオーバーなどの機能を提供し、高可用性と耐障害性を確保しています。

デメリット

  • コールドスタートの発生: AWS Lambdaなどのサーバーレスサービスは、最初のリクエストに対する応答時間が通常の実行よりも長くなることがあります。これは、リソースの起動に時間がかかるためです。
    リクエストの間隔が一定以上あく場合もコールドスタートが発生します。これの対策として実行数の予約ができますが、別途料金がかかります。
  • 言語の制限: AWS Lambdaでは用意されている言語以外での開発ができません。Java、Nodejs、Python、Rubyなどの主要言語はサポートされていますが、事前に言語は確認しておきましょう。
  • 制限事項: サーバーレスアーキテクチャには、リソースの制限や制約が存在します。たとえば、AWS Lambdaの場合、実行時間の上限やメモリの制限などがあります。
    サーバレスでは受付から応答まで30秒以上かかるAPIは実装できません。

おすすめの参考書・動画教材の紹介

これからAWSサーバレス開発に関する知識を深めたい方におすすめの参考書や動画教材を紹介します。

以下の教材はネットで調べた断片的な知識とは異なり、体系的に学習できます。

教材特徴価格評価詳細
AWS Lambda実践ガイド 第2版
書籍
Lambda実践ガイド
サーバレス開発に欠かせないLambdaに加えてS3やSNS、SESなどの周辺サービスも解説
読み物としてもハンズオンとしても使える
Cloud9、SAMを使った実践的な開発、デプロイ手法を学べる
書籍ゆえに情報が古い箇所がある
3,960円
詳細はこちら

AWS Lambda Serverless Framework 速習ハンズオンサムネイル
動画教材
AWS Lambda
Serverless Framework
速習ハンズオン
書籍に比べ、情報のアップデートが速い
サーバレス開発で人気のServerless Frameworkを学べる
各サービスの解説に加えてハンズオンを実施できる
ハンズオンを通して簡単なシステム開発(TODO管理システム)ができる
ハンズオンで環境が異なる場合、トラブルシュートが必要(講師に質問可能です。)
3,000円
セール時↓
2,000円

詳細はこちら

AWS REST APIサーバーレスアーキテクチャ入門サムネイル
動画教材
REST API・サーバーレス
アーキテクチャ入門
書籍に比べ、情報のアップデートが速い
サーバレスのREST APIについて基本から学べる
各サービスの解説に加えてハンズオンを実施できる
ハンズオンを通して簡単なシステム開発(ユーザ情報操作システム)ができる
ハンズオン中のAWSコンソールが古い場合がある。(不明点がある場合、講師に質問できます。)
6,200円
↓セール時
4,000円

詳細はこちら

各製品の比較

【書籍】AWS Lambda実践ガイド

書籍で学びたい方向けにおすすめの教材です。初めから丁寧に解説してくれるので初心者~中級者まで幅広い方におすすめです。

本書ではCI/CDツールであるSAM(サーバーレスアプリケーションモデル)を使った実践的な学習が可能となっています。

SAMとはアプリケーションをデプロイする仕組みととらえてください。

従来のサーバーに依存するアプリケーション開発と比較した場合のサーバレス開発の勘どころについても分かりやすく解説してくれます。

書籍ゆえにWEB教材と比較して情報の鮮度が古めである点は注意してください。

↓出版社より

出版社よりAWS Lambda実践ガイドの紹介
本書の特徴
  • サーバレス開発に欠かせないLambdaに加えてS3やSNS、SESなどの周辺サービスも解説してくれる
  • 読み物としてもハンズオンとしても使える
  • Cloud9、SAMを使った実践的な開発、デプロイ手法を学べる
  • 書籍ゆえに情報が古い箇所がある

【動画教材】AWS Lambda / Serverless Framework 速習ハンズオン

AWSなどのクラウドの学習にはUdemyがおすすめです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

紹介する教材は開発の現場でたびたび利用されるServerless Frameworkを使ったサーバレス開発を学べます。

Serverless Frameworkとは

Serverless Frameworkは、クラウド上でアプリケーションを構築するためのツールです。

AWS、Azure、GCPなどの多数のクラウドサービスで使用することができます。複数のクラウドで利用できるため、人気のツールです。

開発現場ではSAMとServerless Frameworkがよく利用されています。

以下のようなサーバレスシステムを作成するハンズオンも付属しており、実践的な学習が可能です。作成したシステムは自分でカスタマイズも可能なのでいろいろ試してみると楽しいです。

AWS Lambda / Serverless Framework 速習ハンズオンのハンズオンで作成するシステムの構成図
本動画教材の特徴
  • 書籍に比べ、情報のアップデートが速い
  • サーバレス開発で人気のServerless Frameworkを学べる
  • 各サービスの解説に加えてハンズオンを実施できる
  • ハンズオンを通して簡単なシステム開発(TODO管理システム)ができる
  • ハンズオンで環境が異なる場合、トラブルシュートが必要(講師に質問可能です。)

↓講座のリンクです。リンク先で10分程度の無料プレビューが視聴可能です。

【動画教材】AWSで学ぶ!REST API・サーバーレスアーキテクチャ入門

こちらの講座もUdemyの動画教材です。

こちらの講座はREST APIに軸足を置いた講座です。REST APIとはどういうものかを作りながら学べる講座です。かなり丁寧に説明してくれるので初心者の方にもおすすめの講座です。

REST APIとは

サーバレスで開発する場合はほぼREST API一択となります。

REST API(Representational State Transfer API)は以下のRESTの4原則に則って作成されたAPIのことです。状態を保持しないサーバレスにマッチしたAPIです。

  • 統一インターフェース
  • アドレス可能性
  • 接続性
  • ステートレス性

ハンズオンでは以下のシステム構成でユーザ情報操作システムのREST APIを作成します。

AWSで学ぶ!REST API・サーバーレスアーキテクチャ入門のハンズオンで作成するシステムの構成図
本動画教材の特徴
  • 書籍に比べ、情報のアップデートが速い
  • サーバレスのREST APIについて基本から学べる
  • 各サービスの解説に加えてハンズオンを実施できる
  • ハンズオンを通して簡単なシステム開発(ユーザ情報操作システム)ができる
  • ハンズオン中のAWSコンソールが古い場合がある。(不明点がある場合、講師に質問できます。)

↓講座のリンクです。リンク先で20分程度の無料プレビューが視聴可能です。

まとめ

  • サーバレス開発とは、従来のサーバーに依存するアプリケーション開発の常識を打ち破った開発手法であり、クラウドプロバイダーが提供するサーバーレスプラットフォームを利用してアプリケーションを実行する開発方法である。
  • AWSサーバレス関連サービスの例:
    • AWS Lambda: リクエストに応じて処理を行うコンピュータであり、開発者はコードをアップロードしてLambdaにトリガーを設定し、リクエストに応じてコードが実行される。
    • Amazon API Gateway: URIによって各Lambda関数を呼び出す受け付けであり、APIの作成、公開、管理を行うフルマネージドサービスである。
    • AWS DynamoDB: フルマネージドでスケーラブルなNoSQLデータベースサービスであり、サーバーレスアプリケーションのデータストレージに使用される。
    • Amazon S3(Simple Storage Service): 静的なウェブサイトやアプリケーションのホスティング、大容量のファイルのストレージなどを提供するオブジェクトストレージサービスである。
    • Amazon CloudFront: 高速でセキュアなコンテンツの配信を可能にするコンテンツデリバリネットワーク(CDN)サービスであり、静的なコンテンツのキャッシュを行う。
  • AWSサーバレスのメリット:
    • スケーラビリティと柔軟性が向上し、コスト効率が高まる。
    • 運用の簡略化や高可用性と耐障害性が確保される。
  • AWSサーバレスのデメリット:
    • コールドスタートの発生や言語の制限、制限事項が存在する。
教材特徴価格評価教材リンク
AWS Lambda実践ガイド 第2版
書籍
Lambda実践ガイド
サーバレス開発に欠かせないLambdaに加えてS3やSNS、SESなどの周辺サービスも解説
読み物としてもハンズオンとしても使える
Cloud9、SAMを使った実践的な開発、デプロイ手法を学べる
書籍ゆえに情報が古い箇所がある
3,960円


AWS Lambda Serverless Framework 速習ハンズオンサムネイル
動画教材
AWS Lambda
Serverless Framework
速習ハンズオン
書籍に比べ、情報のアップデートが速い
サーバレス開発で人気のServerless Frameworkを学べる
各サービスの解説に加えてハンズオンを実施できる
ハンズオンを通して簡単なシステム開発(TODO管理システム)ができる
ハンズオンで環境が異なる場合、トラブルシュートが必要(講師に質問可能です。)
3,000円
セール時↓
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AWS REST APIサーバーレスアーキテクチャ入門サムネイル
動画教材
REST API・サーバーレス
アーキテクチャ入門
書籍に比べ、情報のアップデートが速い
サーバレスのREST APIについて基本から学べる
各サービスの解説に加えてハンズオンを実施できる
ハンズオンを通して簡単なシステム開発(ユーザ情報操作システム)ができる
ハンズオン中のAWSコンソールが古い場合がある。(不明点がある場合、講師に質問できます。)
6,200円
↓セール時
4,000円



各製品の比較
  • おすすめの参考書・動画教材:
    • 【書籍】AWS Lambda実践ガイド: Lambdaや周辺サービスの解説とハンズオンが可能であり、サーバレス開発の学習に適している。
    • 【動画教材】AWS Lambda / Serverless Framework 速習ハンズオン: Serverless Frameworkを使ったサーバレス開発の実践的な学習ができる。
    • 【動画教材】AWSで学ぶ!REST API・サーバーレスアーキテクチャ入門: REST APIの作成からハンズオンまで学べる講座であり、初心者にもおすすめである。

以上です。

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【悲報】Serverless FrameworkがV4から有料化されるらしい https://sal-blog.com/serverless-framework-v4-charged/ Sat, 16 Mar 2024 06:32:38 +0000 https://sal-blog.com/?p=5205

AWSや他クラウドでサーバレスのシステム開発をする際にたびたび利用されるServerless FrameworkですがV4から有料化されるようです。 なお、全員が課金の対象ではないようです。 公式サイトから要点を確認しま […]]]>

AWSや他クラウドでサーバレスのシステム開発をする際にたびたび利用されるServerless FrameworkですがV4から有料化されるようです。

なお、全員が課金の対象ではないようです。

公式サイトから要点を確認しました。さっくり影響を確認したい方に役立てていただければと思います。

参考にした公式サイト

Serverless Framework公式HP

Serverless Framework公式HP料金について

課金に対する要点

課金される対象はだれか?

年間収益が200万ドルを超える組織(会社)に料金体系が導入される。個人開発者やスタートアップなどの小規模組織は支払いが免除される。

いつから課金されるのか?

Serverless Framework V4から課金される。

V3を引き続き使用する場合課金されないが、V3は2024年まででセキュリティおよびバグ修正が打ち切られる。

V4では何が新しくなるのか?

Serverless FrameworkのHPによると以下の要素が追加、強化されるようです。

  • 拡張機能がリリースされ、より多くのクラウド、サービスに対応できるようになる。※拡張機能はV4から新しく追加される概念です。
  • 監視に使えるダッシュボードが使えるようになる。

V4とV3との互換性は?

互換性はあるようです。

課金体系はどうなるのか?

組織が利用するインスタンス拡張機能の数に応じて、料金が段階的に適用されます。

インスタンスとは、特定の AWS アカウント、ステージ、リージョン内にデプロイされたサーバーレス フレームワーク サービスを指します。言い換えれば、一意の AWS アカウント ID、およびデプロイされたserverless.yml内の「service」、「stage」、および「region」パラメータのセットです。

1インスタンスは1クレジットと引き換えになるようです。なお、デプロイされてから5日以内のインスタンスはクレジットとしてカウントされないようです。

クレジットの料金は以下のようになっており、必要量を組み合わせて購入できるようです。
例:65クレジット必要であれば15クレジットと50クレジットを購入するので235ドルといった具合※割引を効かせていない場合。

  • 2クレジット:無料
  • 15クレジット:60ドル
  • 50クレジット:175ドル
  • 300クレジット:750ドル

スモールビジネス割引や、年額支払い割引があるようです。

Serverless Framework V4クレジットの料金

拡張機能とはV4から新しく追加される概念です。筆者は詳細については読み取れませんでした。数が料金に直結するようです。

また、新設されるServerless Dashboard機能も課金対象となっています。

  • トレース50,000あたり:1クレジット必要
  • メトリクス400万あたり:1クレジット必要
ダッシュボード機能の消費クレジット一覧

ダッシュボードとは何か?

V4から追加される機能のようです。

デプロイの管理、ロールバック、パフォーマンスのモニタリングが可能なようです。ダッシュボードの利用には上述クレジットを購入して利用する必要があるようです。

  • トレース50,000あたり:1クレジット必要
  • メトリクス400万あたり:1クレジット必要

有料化された収益は何に使われるのか?

拡張機能に関する収益は拡張機能の開発者に還元されるようです。

拡張機能から生成される収益の80%が拡張機能の作成者に還元されます。これはInfrastructure-as-Codeの領域では初めての取り組みであり、YouTubeやTwitterなどの他のプラットフォームからインスピレーションを得ています。

V3は使い続けることはできるのか?

V3についてのアップデートは2024年で終了してしまいます。

例えばAWSで使用している場合、言語アップデートも終了してしまうため、Lambda関数の作成ができなくなってしまいます。Serverless Frameworkを継続して利用する場合、どこかのタイミングでV4にアップデートすることは必須と考えた方がよさそうです。

まとめ

  • Serverless Framework V4から有料化される。
  • 課金対象は年間収益が200万ドル以上の組織であり、個人開発者やスタートアップは免除される。
  • V4では拡張機能の導入、監視用ダッシュボードの提供などが行われる。
  • V4とV3は互換性がある。
  • 料金体系は、インスタンスと拡張機能の数に応じて段階的に適用される。
  • 拡張機能による収益の80%は開発者に還元される。
  • 新たに導入されるダッシュボード機能も課金対象となる。
  • V3は言語バージョンアップ対応が終了するのでどこかのタイミングでV4に上げる必要がある。

以上です。

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【AWS】former2をCloud9で動作させる手順 https://sal-blog.com/former2-cloud9/ Thu, 14 Mar 2024 14:57:01 +0000 https://sal-blog.com/?p=981

former2をCloud9で動作させる方法を紹介します。 former2とは現在のAWS環境のリソースをIaC(yaml, teraform)に書き出す便利ツールです。former2公式ページはこちら。 Cloud9環 […]]]>

former2をCloud9で動作させる方法を紹介します。

former2とは現在のAWS環境のリソースをIaC(yaml, teraform)に書き出す便利ツールです。former2公式ページはこちら。

Cloud9環境起動

Cloud9の画面からCreate environmentを選択して起動します。ここでは詳細は割愛します。
無料利用枠のt2.microで十分でしょう。

Cloud9を起動する

ルートディレクトリでformer2をgithubからクローン

Cloud9のコンソールから以下コマンドを実行してformer2をクローンします。

git clone https://github.com/iann0036/former2.git

IDEを開いた最初のディレクトリ/home/ec2-user/environmentで実行してください。

former2ディレクトリがクローンされます。

buildコマンド実行

cdでformer2ディレクトリに移動して、クローンしてきたDockerfileに記載があるbuildコマンドを実行します。

cd former2
docker build -t former2_local:1.0 .

実行すると以下のようにbuildが成功します。

runコマンド実行

続いてDockerfileに記載があるrunコマンドを実行します。

docker run --name former2 -p $host_port:80 -d former2_local:1.0
Dockerfileに記載されているdocker runコマンド

実行すると以下のように出力されます。

docker runコマンド実行後の出力

index.htmlをPreview実行

Cloud9のコンソール上からindex.htmlを選択してPreviewを押下します。

index.htmlをプレビューする

するとFORMER2環境が立ち上がります。

Cloud9上でFORMER2が実行できる

以降はWEB版と同じように使えます。

まとめ

  • 「former2」をCloud9上で動作させる方法を紹介した。
  • 「former2」とは、AWS環境のリソースをIaC(Infrastructure as Code)形式で書き出すツールである。
  • 手順は以下の通り:
    1. Cloud9環境を起動する(無料利用枠のt2.microで可)。
    2. Cloud9のコンソールから、「git clone」コマンドを使って「former2」をGitHubからクローンする。
    3. クローンしたディレクトリに移動し、「docker build」コマンドを実行してDockerイメージをビルドする。
    4. ビルドしたイメージを元に、「docker run」コマンドを使ってコンテナを起動する。
    5. Cloud9のコンソールから「index.html」を選択し、「Preview」を押下して実行すると、「FORMER2」環境が立ち上がり、以降はWeb版と同様に利用できる。

これにより、Cloud9上で「former2」を実行し、AWS環境のリソースをIaCに出力することができる。

以上です。

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【Google Cloud PCD】Professional Cloud Developer勉強方法と教材を紹介 https://sal-blog.com/gcp-pcd/ Tue, 12 Mar 2024 14:20:25 +0000 https://sal-blog.com/?p=5121

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud(GCP)」に上級資格として「Professional Cloud Developer(PCD)」があります。合格するためのおすすめ勉強方法を紹介いたします […]]]>

当ブログにはPRを含みます。

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud(GCP)」に上級資格として「Professional Cloud Developer(PCD)」があります。合格するためのおすすめ勉強方法を紹介いたします。

Professional Cloud Developer(PCD)は上級資格のため、Google Cloud未経験者がいきなり取得を目指すと挫折する可能性があります。

未経験者の方はまず下位資格のAssociate Cloud Engineer(ACE)やCloud Digital Leader(CDL)の取得から目指してみることをおすすめします。

中級資格:Associate Cloud Engineer(ACE)

入門資格:Cloud Digital Leader(CDL)

Professional Cloud Developer(PCD)の概要

Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud」の認定試験です。Google CloudはAWSやAzureと並んで使用されるクラウドです。

Google Cloudには複数の認定資格がありますが、Professional Cloud Developer(PCD)は一番上級に位置するレベルの資格です。

Google Cloud資格体系とProfessional Cloud Developer(PCD)の位置づけ

Google Cloud資格体系とPCDの位置付け

Google Cloud資格にはFoundational(初級)レベル、Associate(中級)レベル、Professional(上級)レベルがあります。

Professional Cloud Developer(PCD)はProfessional(上級)に当たる試験です。試験範囲はスケーラブルで可用性の高いアプリケーションの構築、テスト、デプロイ、管理を行う能力が問われます。

直接的なプログラミング能力は問われませんが、何らかの言語でのプログラミング経験がある方が試験問題を理解するのに役立ちます。

Kubernetes関連(Google Kubernetes Engine(GKE))について多く出題されるのでKubernetesについては学習しておくことが望ましいです。

KubernetesはもともとGoogleが開発していたコンテナ管理のOSSです。Google CloudではGKEとして提供されています。

Professional Cloud Developer は、Google が推奨するツールとベスト プラクティスを使用して、スケーラブルで可用性の高いアプリケーションを構築します。また、クラウドネイティブ アプリケーション、デベロッパー ツール、マネージド サービス、次世代データベースを利用した経験もあります。さらに、少なくとも 1 つの汎用プログラミング言語に精通し、コードを計測して指標、ログ、トレースを作成します。

https://cloud.google.com/learn/certification/guides/cloud-developer?hl=ja

Professional Cloud Developer(PCD)出題範囲

試験範囲は以下となっています。※詳細な試験範囲は公式試験ガイドをご覧ください。

PCD試験範囲
  • スケーラビリティ、可用性、信頼性に優れたクラウド ネイティブなアプリケーションの設計(試験内容の 27% 以下)
  • アプリケーションの構築とテスト(試験内容の 20% 以下)
  • アプリケーションのデプロイ(試験内容の 18% 以下)
  • Google Cloud サービスの統合(試験内容の 20% 以下)
  • デプロイされたアプリケーションの管理(試験内容の 15% 以下)

Kubernetes関連の出題が多いので学習しておきましょう。

難易度

Google Cloudの難関レベルの試験です。

しかしAWSのSAP(ソリューションアーキテクトプロフェッショナル)と比較すると問題文と選択肢の文章量が少なく、解きやすいように感じました。

上級資格だからと言ってそこまで身構える必要はないように思います。基本情報技術者試験レベルのIT基礎知識があればスムーズに学習できると考えられます。

結論:上級資格だが、身構える必要はなし。(AWSのソリューションアーキテクトプロフェッショナルほどの難易度ではない

難易度の目安

Google社が難易度の目安を提示してくれています。(以下の経験がないと受験資格がないというわけではありません。)
初級:前提無し
中級:6ヶ月以上の実務経験
上級:3年以上の実務経験

以下、Professional Cloud Developer(PCD)のサンプル問題です。正解を確認する場合▼を押下してください。

Google Kubernetes Engine(GKE)で実行するマイクロサービス ベースのアプリケーションを開発しているとします。一部のサービスは、さまざまな Google Cloud API にアクセスする必要があります。Google 推奨のベスト プラクティスに沿ってクラスタでこれらのサービスの認証を設定するには、どうすればよいですか(2 つ選択してください)。

A. GKE ノードに関連付けられたサービス アカウントを使用する。

B. gcloud コマンドライン ツールを経由して、クラスタで Workload Identity を有効にする。

C. Secret Manager から Google サービス アカウント キーにアクセスする。

D. Google サービス アカウント キーを Secret Manager に格納する。

E. gcloud で roles/iam.workloadIdentityUser を使用して、Google サービス アカウントと Kubernetes サービス アカウントをバインドする。

正解:B、E

A は不正解です。機能する場合もありますが、すべてのサービスが同じサービス アカウントを使用するため、権限の区別や詳細なロギングを実現できません。
B と E はともに、GKE と Google サービス アカウントを接続するため、GKE は Google サービス アカウントでサービスを認証できます。
C は不正解です。この方法は可能であるものの、Workload Identity では推奨されません。サービス アカウントのキーのローテーションが必須であるためです。
D は不正解です。この方法は可能であるものの、Workload Identity では推奨されません。サービス アカウントのキーのローテーションが必須であるためです。

https://cloud.google.com/kubernetes-engine/docs/how-to/workload-identity?hl=ja

https://cloud.google.com/kubernetes-engine/docs/how-to/workload-identity?hl=ja#enable_on_existing_cluster

Professional Cloud Developer(PCD)試験概要

資格名Professional Cloud Developer
試験時間120分
出題形式選択問題
問題数50~60問
合格ライン非公開(7.5割程度?)
結果通知に点数記載なし
試験日随時
試験場所遠隔監視オンライン試験
または
テストセンター
受験料$200
合格発表翌日までにメール
有効期限2年
再認定試験は、認定資格が有効期限切れになる 60 日前から受験可能
受験要件なし
(推奨要件に業界経験が 3 年以上とあるが必須ではない)

Professional Cloud Developer(PCD)取得のメリット

Professional Cloud Developer(PCD)はアメリカの稼げるIT資格ランキングにランクインしている資格です。取得することで様々なメリットがあります。

将来性があるGoogle Cloudについて学べる

総務省の統計では2021年時点によると、クラウドを利用している日本企業は全体の70%以上です。GCPはそのクラウドの一角なので非常に将来性があります。

Google Cloudは日本国内だけでなく、世界中で利用されているクラウドプラットフォームなので、幅広い範囲で活用できます。

総務省の統計(日本のクラウド利用企業の推移)

転職や就職に有利

企業の70%以上が使用しているクラウド技術ですが、圧倒的に技術者が不足しています。

Google Cloudの資格を持っておくとクラウド人材である証明ができるので、転職や就職に非常に有利になります。特にProfessional Cloud Developer(PCD)は上級資格なので専門性をアピールできます。

収入UPにつながる

米国ではProfessional Cloud Developer(PCD)保有者の平均年収は2,300万円超です。日本では2,300万円は難しくとも、年収アップを目指せます。

また、Google Cloudを含むクラウドエンジニアはフリーランスになりやすい職種でもあるため、自己研鑽次第でさらなる収入アップを目指すことができます。(フリーランスは税制面でもかなり有利!)

Professional Cloud Developer(PCD)勉強方法と教材

Udemy教材や無料で使えるGoogle Cloud公式模擬問題がおすすめです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
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価格は執筆当時です。変更される可能性があります。

教材特徴価格
Google Cloud公式模擬試験40問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
無料
GCP教科書シリーズ



Google Cloudサービス全体を学べる教科書です。試験対策のみならず、実務でも役立ちます。Ⅱのコンテナ開発編はPCD試験頻出のKubernetesが中心に書かれています。
Google Cloudの入門書として最適
AWSとの対応表、違いを学べる
実務でも手元に置いておくと役立つ
各3,000~5,000円程度
Udemy動画教材
初心者にもわかりやすく解説してくれる動画教材です。英語音声ですが、日本語字幕が利用可能です。(日本語字幕の表示方法は別途解説します。)
親切な解説(21時間超)で網羅的に学べる
世界で一番評価が高いPCD教材
図表中心の説明なので理解しやすい
各セクションに実践問題が付属しており知識の定着に役立つ
定価:2,600円
UdemyWEB問題集(日本語)
模擬問題(180問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円
(もっと多くの問題演習をしたい方)
UdemyWEB問題集(英語)
模擬問題(264問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
問題数が豊富
定価:2,600円

Google Cloud公式模擬試験

無料の練習用模擬試験を利用できます。全40問で何度も受験することができます。初めに力試しに解いて、その後全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。

問題数は少ないですが公式が出しているだけあって、難易度や出題形式は本番試験ほぼそのままです。まずは解いてみて出題形式と難易度の把握に利用するのが良いと思います。

筆者は間違えた問題は公式ドキュメントを確認したり、後述のUdemy動画を見返して不明点を徹底的につぶしました。

この模擬試験を受験するにはGoogleアカウントが必要です。Googleアカウントでログイン後、氏名や所属会社についてのアンケートに回答すると受験可能となります。

無勉強かつ未経験ではほぼ正解することはできないかと思うので、後に紹介するGCP教科書やUdemy教材で勉強してから模擬試験を受験するのもよいと思います。

GCP教科書シリーズ

Google Cloudの扱いについて体系的に網羅されている教科書があり、実務は勿論のこと、Professional Cloud Developer(PCD)学習においてもおすすめです。

特にためになったのは、試験に多く出題されるGKE、Kubernetesが中心に書かれいるⅡです。なお、日本ではProfessional Cloud Developer(PCD)に特化した試験対策本は未発売です。

Udemy動画教材

UdemyにProfessional Cloud Developer(PCD)の試験範囲をわかりやすく網羅的、体系的に説明してくれる動画教材があります。世界で一番評価が高い動画教材です。

本講座はUdemyの標準では日本語字幕が提供されていませんが、ブラウザの拡張機能を使うことで日本語字幕を表示させることができます。

Udemy日本語字幕非対応講座の字幕翻訳方法

Video CC translatorというChoromeの拡張機能を使用すると使用するとUdemyやYoutubeの字幕を自動翻訳してくれます。Video CC translatorのリンク先で「Chromeに追加」を押下して拡張機能をインストールします。

Chrome拡張機能Video CC translatorをインストールする

インストール後、Video CC translatorを選択し、Udemyが有効になっていることを確認してください。

Video CC translatorでUdemyを有効化する
Udemyが有効化されていることを確認する

あとは対象の動画教材ページにアクセスします。動画教材再生前に右クリックして、「日本語に翻訳」を選択します。するとブラウザで表示されているWEBページ全体が日本語翻訳されます。

Chromeで「日本語に翻訳」を選択

この状態で動画教材を英語字幕状態で開くと字幕が日本語に翻訳されます。英語字幕を表示した状態にないと字幕が翻訳されない点に注意してください。

↓字幕が日本語に翻訳されています。

動画教材にアクセスすると字幕が日本語に翻訳される

Video CC translatorはお客様のデータを収集または使用しないことを表明しているため、セキュリティ観点でも問題がありません。

字幕のみでも管理コンソールや図表があり、英語が苦手でも理解しやすい構成となっています。

講座の内容
  • 図表を多用した視覚的な説明
  • 試験範囲の網羅的かつ体系的な解説
  • 各セクションに練習問題付属

↓講座のリンクです。リンク先で60分以上のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:2,600円 セール時参考価格2,000円程度

UdemyWEB問題集(日本語)

出題形式に慣れておくためにも繰り返し模擬問題を解いておくことがおすすめです。WEB問題集で安定して80%以上の正答率を出せるようになれば本番試験の受験を考えてもよいかと思います。

Udemyで日本語のWEB問題集が発売されており、おすすめです。

本WEB問題集の特徴
  • 最新の内容に対応している
  • 本番試験でも類似問題が出題される
  • 解答と丁寧な解説が付属している
  • 安い(定価でも2,600円)

180問で定価2,600円です。セール時には1,600円程度になることがあります。

UdemyWEB問題集(英語)

より多くの問題集を解きたい方は英語の問題集を翻訳して使用することをおすすめします。

翻訳方法は右クリック→日本語で翻訳でできます。(Chromeでの方法となります。)

英語教材の翻訳方法説明

本問題集は問題の品質も高く、解説が丁寧です。本問題集は、サンプル問題が掲載されているのでここで抜粋して紹介いたします。

サンプル問題の原文(英語)と翻訳

You recently developed a new service on Cloud Run. The new service authenticates using a custom service, and then writes transactional information to a Cloud Spanner database. You need to verify that your application can support up to 5,000 read transactions and 1,000 write transactions per second while identifying any bottlenecks that may occur. Your test infrastructure must also be able to autoscale.

What should you do?

A. Build a test harness to generate requests and deploy it to Cloud Run. Analyze the VPC Flow Logs using Cloud Logging.

B. Create a Google Kubernetes Engine cluster running the Locust or JMeter images to dynamically generate load tests. Analyze the results using Cloud Trace.

C. Create a Cloud Task to generate a test load. Use Cloud Scheduler to run 60,000 Cloud Task transactions per minute for 10 minutes. Analyze the results using Cloud Monitoring.

D. Create a Compute Engine instance that uses a LAMP stack image from the Marketplace, and use Apache Bench to generate load tests against the service. Analyze the results using Cloud Trace.

What’s your guess? Scroll below for the answer..

.

.

.

Explanation

Incorrect Answers:

A. Build a test harness to generate requests and deploy it to Cloud Run. Analyze the VPC Flow Logs using Cloud Logging.

Deploying a test harness to Cloud Run would not be an ideal approach for load testing, and VPC Flow Logs are more suited to network monitoring rather than application performance analysis.

C. Create a Cloud Task to generate a test load. Use Cloud Scheduler to run 60,000 Cloud Task transactions per minute for 10 minutes. Analyze the results using Cloud Monitoring.

Using Cloud Task and Cloud Scheduler might not be flexible enough to simulate the required number of read and write transactions per second, especially if the load needs to be varied dynamically to test different scenarios.

D. Create a Compute Engine instance that uses a LAMP stack image from the Marketplace, and use Apache Bench to generate load tests against the service. Analyze the results using Cloud Trace.

A single Compute Engine instance using Apache Bench might not be able to generate enough load to reach the required number of transactions per second. Additionally, the LAMP stack image from the Marketplace is unrelated to the requirements of testing a Cloud Run service.

Correct Answer:

B. Create a Google Kubernetes Engine cluster running the Locust or JMeter images to dynamically generate load tests. Analyze the results using Cloud Trace.

To verify that your application can support up to 5,000 read and 1,000 write transactions per second, and to identify any bottlenecks that may occur, you can use a load testing tool such as Locust or JMeter to generate load tests on your Cloud Run service. These tools allow you to simulate a high number of concurrent requests and help you determine the maximum number of requests your service can handle.

You can run the load testing tool on a Google Kubernetes Engine (GKE) cluster, which will provide the autoscaling feature. This way, you can manage the high number of requests, and use Cloud Trace to analyze the results. This analysis will give you insights into performance and help you identify any bottlenecks.

Links:

Links to Documentation

↓自動翻訳

最近、Cloud Run で新しいサービスを開発しました。新しいサービスはカスタム サービスを使用して認証し、トランザクション情報を Cloud Spanner データベースに書き込みます。発生する可能性のあるボトルネックを特定しながら、アプリケーションが 1 秒あたり最大 5,000 の読み取りトランザクションと 1,000 の書き込みトランザクションをサポートできることを確認する必要があります。テスト インフラストラクチャも自動スケールできる必要があります。

あなたは何をするべきか?

A. テスト ハーネスを構築してリクエストを生成し、Cloud Run にデプロイします。Cloud Logging を使用して VPC フロー ログを分析します。

B. Locust または JMeter イメージを実行する Google Kubernetes Engine クラスタを作成し、負荷テストを動的に生成します。Cloud Trace を使用して結果を分析します。

C. クラウド タスクを作成してテスト負荷を生成します。Cloud Scheduler を使用して、1 分あたり 60,000 のクラウド タスク トランザクションを 10 分間実行します。Cloud Monitoring を使用して結果を分析します。

D. Marketplace の LAMP スタック イメージを使用する Compute Engine インスタンスを作成し、Apache Bench を使用してサービスに対する負荷テストを生成します。Cloud Trace を使用して結果を分析します。

あなたの推測は何ですか?答えについては下にスクロールしてください。

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説明

不正解:

A. テスト ハーネスを構築してリクエストを生成し、Cloud Run にデプロイします。Cloud Logging を使用して VPC フロー ログを分析します。

テスト ハーネスを Cloud Run にデプロイすることは、負荷テストには理想的なアプローチではありません。VPC フロー ログは、アプリケーションのパフォーマンス分析よりもネットワークのモニタリングに適しています。

C. クラウド タスクを作成してテスト負荷を生成します。Cloud Scheduler を使用して、1 分あたり 60,000 のクラウド タスク トランザクションを 10 分間実行します。Cloud Monitoring を使用して結果を分析します。

Cloud Task と Cloud Scheduler を使用すると、特にさまざまなシナリオをテストするために負荷を動的に変更する必要がある場合、1 秒あたりに必要な読み取りおよび書き込みトランザクション数をシミュレートするのに十分な柔軟性が得られない可能性があります。

D. Marketplace の LAMP スタック イメージを使用する Compute Engine インスタンスを作成し、Apache Bench を使用してサービスに対する負荷テストを生成します。Cloud Trace を使用して結果を分析します。

Apache Bench を使用する単一の Compute Engine インスタンスでは、必要な 1 秒あたりのトランザクション数に達するのに十分な負荷を生成できない可能性があります。さらに、Marketplace の LAMP スタック イメージは、Cloud Run サービスのテスト要件とは無関係です。

正解:

B. Locust または JMeter イメージを実行する Google Kubernetes Engine クラスタを作成し、負荷テストを動的に生成します。Cloud Trace を使用して結果を分析します。

アプリケーションが 1 秒あたり最大 5,000 の読み取りトランザクションと 1,000 の書き込みトランザクションをサポートできることを確認し、発生する可能性のあるボトルネックを特定するには、Locust や JMeter などの負荷テスト ツールを使用して、Cloud Run サービスで負荷テストを生成します。これらのツールを使用すると、多数の同時リクエストをシミュレートでき、サービスが処理できるリクエストの最大数を決定するのに役立ちます。

Google Kubernetes Engine (GKE) クラスター上で負荷テスト ツールを実行すると、自動スケーリング機能が提供されます。こうすることで、大量のリクエストを管理し、Cloud Trace を使用して結果を分析できます。この分析により、パフォーマンスに関する洞察が得られ、ボトルネックを特定するのに役立ちます。

リンク:

ドキュメントへのリンク

ご覧の通り、問題と解説ともに高品質です。自動翻訳でも十分に内容の理解は可能です。

本WEB問題集の特徴
  • 最新の内容に対応している
  • 自動翻訳でも十分理解可能。
  • 解答と丁寧な解説が付属している
  • 安い(定価でも2,600円)

264問で定価2,600円です。セール時には1,600円程度になることがあります。

まとめ

試験について

  • Professional Cloud Developer(PCD)はGoogle Cloud(GCP)の認定資格試験の一つでアプリケーションの構築、テスト、デプロイ、管理を行う能力が問われる。また、Kubernetes関連(Google Kubernetes Engine(GKE))について多く出題される。
  • 上級資格であるが、とても難しいというわけではない。

勉強方法と教材

Google Cloud公式模擬問題やUdemy教材を組み合わせると効果的です。

教材特徴価格
Google Cloud公式模擬試験40問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
無料
GCP教科書シリーズ



Google Cloudサービス全体を学べる教科書です。試験対策のみならず、実務でも役立ちます。Ⅱのコンテナ開発編はPCD試験頻出のKubernetesが中心に書かれています。
Google Cloudの入門書として最適
AWSとの対応表、違いを学べる
実務でも手元に置いておくと役立つ
各3,000~5,000円程度
Udemy動画教材
初心者にもわかりやすく解説してくれる動画教材です。英語音声ですが、日本語字幕が利用可能です。(日本語字幕の実行方法は別途解説します。)
親切な解説(21時間超)で網羅的に学べる
世界で一番評価が高いPCD教材
図表中心の説明なので理解しやすい
各セクションに実践問題が付属しており知識の定着に役立つ
定価:2,600円
UdemyWEB問題集(日本語)
模擬問題(180問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円
(もっと多くの問題演習をしたい方)
UdemyWEB問題集(英語)
模擬問題(264問)
本試験でも類似問題が多数出題される
最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
問題数が豊富
定価:2,600円

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

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【DP-900】Azure Data Fundamentals試験対策とおすすめ教材を紹介 https://sal-blog.com/azure-data-fundamentals/ Sun, 03 Mar 2024 12:24:07 +0000 https://sal-blog.com/?p=5072

Microsoft社が提供するクラウドサービス「Azure」に関する資格試験でDP-900があります。筆者も受験合格したため、おすすめ試験対策と教材の紹介をします。 筆者のスコア:764点 DP-900の概要 Azure […]]]>

当ブログにはPRを含みます。

Microsoft社が提供するクラウドサービス「Azure」に関する資格試験でDP-900があります。筆者も受験合格したため、おすすめ試験対策と教材の紹介をします。

筆者のスコア:764点

DP-900の概要

Azureの資格試験には多数のものがあります。DP-900の位置づけや難易度や出題形式を紹介します。

Azure資格体系とDP-900の位置づけ

Azure資格体系とDP-900の位置付け

Azure資格にはファンダメンタルズ(基礎)、アソシエイツ(中級)、エキスパート(上級)の難易度があります。DP-900はファンダメンタルズ(基礎)に当たる試験です。

DP-900はデータエンジニア向けの資格です。一般的なデータに関する知識やAzureでのデータ関連サービスの知識について出題されます。

DP-900出題範囲

試験範囲は以下となっています。※最新情報はMicrosoft社のDP-900試験ガイドよりご確認ください。

DP-900試験範囲
  • データの主要概念を説明する (25 – 30%)
  • Azure 上のリレーショナル データの考慮事項を特定する (20 – 25%)
  • Azure 上の非リレーショナル データの操作の考慮事項について説明する (15 – 20%)
  • Azure 上での分析ワークロードについて説明する (25 – 30%)

Azure で提供されているAIサービスに加えてAIや機械学習に関する一般的な知識も問われます。

難易度

難易度は基礎レベルです。同じ基礎レベルのAZ-900に比べるとやや簡単に感じました。

出題範囲がデータ関連知識に限定されるので勉強もしやすかったように感じました。

難易度の目安

Microsoft社が難易度の目安を提示してくれています。(以下の経験がないと受験資格がないというわけではありません。)
初級:前提無し
中級:6ヶ月以上のAzure経験
上級:2年以上のAzure経験

以下のように一般的なデータに関する問も3割程度は出題されます。

以下、MS-Learnより公式練習問題より抜粋しました。正解を確認する場合▼を押下してください。

複雑なデータベース管理システムを必要とせずに 2 列形式でデータを格納できるのは、どのタイプのデータ構造ですか?
A. ドキュメント データベース
B. グラフ データベース
C. キーと値のストア
D. リレーショナル データベース

正解:C

キー/値ストアは、単一キーに基づく単純な検索によって単一の値を取得するために使用されます。 リレーショナル データベースは、作成、読み取り、更新、削除 (CRUD) 操作に最適なオプションであり、最小限の記憶領域を使用しますが、このソリューションでは、ブラウザーにデータベース管理システム (DBMS) は必要ありません。 ドキュメント データベースは JSON などの非構造化データに使用され、CRUD 操作ではなく取得用に最適化されています。 グラフ データベースは、ノードとエッジを持つ組織図などの階層データを格納するために使用されます。

データベースの詳細を確認する – トレーニング | Microsoft Learn

データ ストア モデルについて – Azure アプリケーション アーキテクチャ ガイド | Microsoft Learn

DP-900試験概要

資格名Data Fundamentals
試験名DP-900
試験時間45分
出題形式選択問題
問題数40~50問前後
合格ライン700点/1000点
試験日随時
試験場所全国のピアソンテストセンター
または
試験監督付きオンライン受験
受験料12,500円
※為替等により変動の可能性あり
公式HPを確認してください
合格発表受験後即時画面表示
有効期限無し(永久に有効)
受験要件無し
特記事項受験中にMS Learnにアクセス可になりました

基礎(Fundamentals)レベルの試験に有効期限はなく、永久に有効です。

DP-900勉強方法と教材

無料で使えるMS-LearnとUdemy教材がおすすめです。

Udemyの教材がおすすめな理由
  • 30日以内であれば返金可能(気軽に始められる
  • 教材購入後もコンテンツがアップデートされる(頻繁にアップデートされるクラウド学習に最適
  • 不明点を講師に質問可能
  • スマホでも視聴可能(隙間時間の活用
  • 月に数回(2~3回)実施するセールでは数万円のコースも2,000円程度に割引される(安価!

価格は執筆当時です。変更される可能性があります。

教材特徴価格
MS-Learn出題サービスの説明とハンズオン(ラボ・演習)
1周は実施することをおすすめします。
体系的に学べる
簡単なハンズオンが可能

日本語がわかりにくく頭に入ってこないことがある
無料
MS公式練習問題50問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
無料
Udemy動画教材+WEB問題集セット
(英語音声日本語字幕)
動画教材+模擬問題(110問以上
セール時の購入がおすすめです。
動画教材は日本語字幕、模擬問題は自動翻訳を利用可能です
親切な解説で体系的に学べる
図表やハンズオン中心なので理解しやすい
WEB問題集も相当レベルが高い
試験内容に合わせてコースが頻繁にアップデートされている
定価:19,800円
セール時参考価格:1,600円
※必ずセールで買いましょう!
UdemyWEB問題集(日本語)
模擬問題(209問)
2024年版最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円
セール時参考価格:1,600円

MS-Learn

Microsoft Learn(MS Learn)はMicrosoft社が提供する学習コンテンツです。すべて無料で使えます。

サービスの解説とハンズオンを行うことができます。ハンズオンの中にはラボがあって、無料のラボ環境を利用できるものがあります。

サービスの解説はWEBベースで観覧します。日本語がおかしいところが多いので、なかなか頭に入ってこないのが難点ですが無料なので1周は実施することをおすすめします。

ハンズオンは実際にサービスを触って実践演習できます。試験合格だけが目的の場合、ハンズオンは不要ですが、より実践的な学習をしたい方にはおすすめです。

↓MS-LearnのDP-900向けカリキュラムです。

MS-LearnのDP-900カリキュラム

MS公式練習問題

無料の練習用評価を利用できます。全50問で何度も受験することができます。初めに力試しに解いて、その後全問正解できるまで繰り返しました。

間違えた問題はMS-Learnで学びなおしたり、公式ドキュメントを確認したり、後述のUdemy動画を見返して不明点を徹底的につぶしました。

Udemy動画教材

Udemyではセール時に購入するのが一般的です。本教材はセール時に1,600円程度で購入可能です!

UdemyにDP-900の試験範囲を隅々まで解説してくれる動画教材があります。動画教材の長さは9時間超となっています。

英語音声、日本語字幕ですが、図表を多用してくれるので非常にわかりやすかったです。さすがに定価だと手が出せないですが、セール時の1,600円で購入出来れば良い教材だと思います。

DP-900動画教材のサンプル説明

付属している110問の模擬問題も高品質です!セールの金額であればこの模擬問題だけでも価値があると思います。

また、本講座は試験内容更新に追従してアップデートされています。

講座の特徴
  • 図表を多用した視覚的な説明(字幕でもわかりやすい)
  • 試験範囲の網羅的かつ詳細な解説
  • ハンズオンを通した実践的な学習が可能
  • 模擬問題付属(110問)

付属している模擬問題も自動翻訳を使えば日本語で利用可能です。

翻訳方法は右クリック→日本語に翻訳でできます。(Chromeでの方法となります。)

英語教材の翻訳方法説明

以下、英語のサンプル問題を自動翻訳したものです。(十分意味が理解できると思いますが、場合によっては翻訳前の英語も見ておくと理解しやすい場合もあります。)

自動翻訳された文章の例

Which Azure data service allows you to store document, graph, and column-family databases?

  1. Azure Cosmos DB
  2. Azure SQL Database
  3. Azure Table storage
  4. HBase in HDInsight

↓自動翻訳

ドキュメント、グラフ、列ファミリー データベースを保存できる Azure データ サービスはどれですか?

  1. Azure Cosmos DB
  2. Azure SQLデータベース
  3. Azureテーブルストレージ
  4. HDInsight の HBase

↓講座のリンクです。リンク先で30分程度のプレビューを無料視聴可能なのでぜひ確認してみてください。(定価:19,800円 セール時参考価格1,600円程度

UdemyWEB問題集(日本語)

出題形式に慣れておくためにも繰り返し模擬問題を解いておくことがおすすめです。WEB問題集で安定して80%以上の正答率を出せるようになれば本番試験の受験を考えてもよいかと思います。

Udemyで日本語のWEB問題集が発売されており、おすすめです。

本WEB問題集の特徴
  • 2024年版最新の内容に対応している
  • 解答と丁寧な解説が付属している
  • 安い(定価でも2,600円)

209問で定価2,600円です。セール時には1,600円程度になることがあります。

まとめ

試験について

  • DP-900はMicrosoft Azureのクラウド認定資格試験の一つで一般的なデータに関する知識やAzureでのデータ関連サービスが出題範囲である。
  • 入門資格であり、難易度は易しい。

勉強方法と教材

MS-LearnとUdemy教材を組み合わせると効果的です。

教材特徴価格
MS-Learn出題サービスの説明とハンズオン(ラボ・演習)
1周は実施することをおすすめします。
体系的に学べる
簡単なハンズオンが可能

日本語がわかりにくく頭に入ってこないことがある
無料
MS公式練習問題50問の公式無料練習問題
全問正解できるまで繰り返すことをおすすめします。
本番試験のレベル感を知ることができる
無料
Udemy動画教材+WEB問題集セット
(英語音声日本語字幕)
動画教材+模擬問題(110問以上
セール時の購入がおすすめです。
動画教材は日本語字幕、模擬問題は自動翻訳を利用可能です
親切な解説で体系的に学べる
図表やハンズオン中心なので理解しやすい
WEB問題集も相当レベルが高い
試験内容に合わせてコースが頻繁にアップデートされている
定価:19,800円
セール時参考価格:1,600円
※必ずセールで買いましょう!
UdemyWEB問題集(日本語)
模擬問題(209問)
2024年版最新の内容に対応している
解答と丁寧な解説が付属している
定価:2,600円
セール時参考価格:1,600円

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

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